福岡2泊3日史跡巡り
2001年2月
九州にはアレがある。アレ=装飾古墳。
前回、意外に楽しかった山鹿の旅に味をしめ、再度、諸星大二郎「暗黒神話」にでてくる古墳を訪ねることにする。
チブサン古墳の次に定めた目標は 「竹原古墳」 である。
九州は北海道から行くとなると、ヘタしたら沖縄や海外より高額になる土地である。やはりパッケージツアーが一番お得だ。これは自社商品で行くか・・・と申し込もうとしているところ、定年退職したばかりの父が「俺も」と言い出す。
・・・・父と二人旅決定(母は仕事) でも、旅行費は自分の分は自分。
ま、いいか。SGLより安くなるしね。
今回の航空会社はJAL。千歳発9時に乗り、羽田で乗り継ぎ福岡へ向かう。
福岡空港は街の真中にある。なにしろ中心街まで地下鉄で5分程度。香港の空港はビルの中につっこんでいくようだと言われているが、福岡もそんなものだ。まるで遊覧飛行のように博多上空を旋回する・・・・・って、旋回しすぎじゃない?
実は雨のため、着陸できずにいた。
またか!雨女め!(自分)
飛行機は20分ほど遅れて着陸した。この日の午後はさらっと過ごすために観光バスに乗ろうと思っていたのだが、時間に余裕はとったし、博多駅まで空港から5分だからなんとか大丈夫かなー?と思っていたら甘かった。
乗降口にタラップが接続できない!
どうやらタラップの位置が悪かったらしく、接続できないらしい。すでに扉付近で並んでいる客に対して、なぜかパーサーが逆切れ。
「こんなこと!20数年間で初めてです!!」
そしてこれ見よがしに機内電話で叫ぶ。「誰の責任なんですか!」
もうね、これ裏マニュアルなんじゃないかと疑ってるよ、私は。『どうしようもない時には客が怒る前に乗務員が怒る』ってね。だって、乗客みんな怒る気も失せたもの。
その後、立っていた乗客は再度座席につかされ、機体は十数メートルを移動。タラップがやっと接続した。
というわけで、見事に観光バスには乗れなかったため、荷物を持ちつつ自分の足で今日の予定をこなすことにした。
観光バスに乗るつもりだったので、ほとんど何も調べてなかったのだが、めずらしくガイドブックを買っておいてよかった・・・雨も霧雨になってくれたし、よかったよかった(と思い込む)
地下鉄にて空港から「馬出九大病院前」へ。(この駅名、未だに読めてません) 最初に見学したのが「元寇資料館」。
当時の鎧兜なども展示されているのだが、ボロボロなところがある意味リアル。NHKで「北条時宗」をやっていた頃なので、そういった意味でも興味深かった。(ただし施設そのものはショボイ)
左は資料館の近くにあった「亀山上皇」の銅像。「亀山?知らん」というのが一般的な気がする。私も名前しか知らなかった。ずいぶん大きな銅像のわりに低知名度。
ガイドブックによると、元寇のおりに「敵国降伏」の祈祷をした人物らしい。近代になって、明治政府が「神風」とひっかけて祭り上げて作った銅像なんじゃないかな、と私は予想する。できたの明治時代だったし。
敷地内にはもう一つ、日蓮の大きな銅像もあった。そういえば日蓮も元寇の時代なんだ、と改めて実感。日蓮の銅像が大きいのは普通に納得できる範囲である。
見学を終了し、再び地下鉄駅に戻ろうとしたところ、乗るはずだった観光バスと出会う。頼めば途中乗車させてくれたかもしれないが、なんとなく悔しいので無視。
父はちゃんとした案内を聞きたかったらしく、ちょっと未練ありそうだった。
次は地下鉄で一駅先の「筥崎宮」を見学。
ガイドブックによると一の鳥居は黒田長政が献納したものとのこと。
私「黒田長政って誰だっけ?」
父「黒田節の人じゃないか?」
こんなレベルで見ていて楽しいのか、いや、そこそこ楽しい。でもやっぱり観光バスのガイドが欲しかったかな?(笑)
ところで、この筥崎宮には亀山上皇筆(他説あり)という「敵国降伏」の額が。福岡では有名なのか、亀山上皇?
後日、NHK「北条時宗」で亀山上皇が「敵国降伏」と書いているシーンがあり、一人喜んだ。
時間が4時を過ぎたので、ここで博多のホテルにチェックイン。
荷物を置いてから、「櫛田神社」や「ふるさと館」を軽く見て、早くも安い博多人形を母の土産に買っておいた。
夕飯はふぐ料理を食べた。
そのふぐ料理屋さんは明らかに観光客向けの店だったので、味はどれほどのものか不明。
ともかく、私は初めてまともにフグを食べた。鍋と刺身は美味しかったけど、から揚げは鶏の方が美味しいかなぁ、という感想。本当は刺身もソイの方がうまいかも、と思ったが横において食べ比べなければわからない。
フグ料理を食べるとかは一人旅だとできないので、父と一緒のおかげ。一人だったら最悪、コンビニ弁当になるからね。あ、福岡は屋台があるから屋台って手もあるけどね。