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 今回の旅のメイン、2日目がやってきました。メインというか、この日に詰め込みすぎ。
いつもの通り、バス一本も逃しては成立しないスケジュールの開始だ。(その原因はタクシー代をケチるからでもある)

ouduka.jpg まずJRで博多から桂川(けいせん)へ。約50分程度の移動。
 桂川駅から道をまっすぐ行くと、徒歩10分で王塚おうつか)古墳に到着する。
どう見ても公園の山だが、前方後円墳である。(写真は後円の部分) 野ざらし期間が長かったせいか、「前方」の方はかなり失われてしまっている。

 王塚古墳のすぐそばには、山鹿にあった「熊本県立装飾古墳館」にそっくりな円形の建物、「王塚装飾古墳館」がある。
古墳の中は保存のために年に2回しか公開されないが、この古墳館でレプリカが見れるようになっているのだ。原寸大の王塚の石室はレプリカながら見ごたえあり。

tate.jpg  yuki.jpg  uma.jpg
   盾文様          靫(ゆき)文様     蕨手(わらびて)文・馬・人

sekishitsu.jpg

石室にはカラフルな三角文がびっちりと描き込まれている。
高松塚みたいな見た目理解できる絵とは違う「不思議感」が魅力。
豊富な色使い、稚拙にも見える絵、意味不明の文様・・・どうにも呪術臭い。

※写真に日付が入ってるのがマヌケだが、ご了承下さい。


hone.jpg  再びJRに乗り、新飯塚で下車。「飯塚市歴史資料館」を見学。
博多→桂川→新飯塚はJRの同じ線に並んでいる。この新飯塚駅前から竹原古墳のある若宮町行きのバスが出ているのだから、なんと都合のいいことか。
 歴史資料館には立岩遺跡から出た前漢鏡をはじめ、とにかく甕棺がずら〜〜り。その中にはご遺体入りのものも・・・
 左の写真、嘘じゃなく撮影禁止と知らずに写してしまったもの。小さい頃に教科書か歴史図鑑で見たモノに相違なく、初めて会った気がしませんでした。
 資料館には古代物の他にも「飯塚宿場時代」とか「石炭時代」とか、飯塚の歴史がわかりやすく展示されていて¥220のわりには楽しめた。

 ところで、よく考えたら九州も炭鉱だよな、と今更実感。炭鉱=夕張が染み付いていた。



 資料館近くで昼食にうどんを食べ、バスにて若宮町へ移動。一日数本の田舎路線だ。
 なんにもない「福丸」という中心街(?)からタクシーで10分ほど行くと、ついに「竹原古墳」だ。

takeiriguchi.jpg 竹原古墳は竹原諏訪神社の境内にある。神社といっても機能しているのか不明。
 簡素な事務所の右手にある石段上にお化けが出そうな拝殿らしきものがあるのだが・・・
その拝殿の左横に竹原古墳の石室が保存されている。(写真左はその入り口)

 まずは事務所で受け付け。¥210(カード不可って誰がカード使うんじゃ!)を払うと 「中にコンセントあるから説明聞いて下さい」と、かなり旧式のカセットデッキと入り口の鍵を手渡される。私が行った時は先客がいたので「前の人にもらって下さい」 となる。
 一応、鍵で管理しているというのに、客から客でいいのか!?

 古墳の説明看板を読んでいると、先客が出てきた。石段を降りてきて、首をかしげながら私にカセットデッキを渡す。 「・・・なんか、音でないんだよね」
 なぜ、それで黙って終わらせる!?と心でつっこみつつ、壊れているかもしれないのに、そのまま受け取って古墳に入る私と父。
 湿った壁にコンセントを差し込み「再生」ボタンを押せど「シャー」という音のみ。
「本当に壊れているのか?いや、この旧式ぶりからいって簡単には壊れないはずだ!」 その時、しばらく使っていなかったカセット感覚が脳に蘇った。一つの可能性が・・・

テープ、巻き戻ってません。
皆さん、公共の物を使用する時は後の人のことを考えましょう。

takehara.jpg
玄室の奥壁に描かれた壁画。

翳(さしば)=扇のようなもの、馬を牽く人物、船、下には波形文が見える。
中央上の赤い斑点があり火を吐いている動物は「龍」と説明されているが、
私は幻獣の「麒麟」の方が近いと思う。(麒麟ビールのやつね)
たぶん、入り口にある玄武と朱雀の絵に対応させて「青龍」といきたいのだろうが、
どうせ白虎もいないみたいだし、麒麟でいーんじゃないの?と言いたい。
人物が穿いているふっくらしたズボンは、当時の高句麗の服の特色だという。


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