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誕生日旅行 京都・九州8日間

★3日目 苔や竹★
 翌日、9時過ぎに起きる。当然朝食は放棄だ。
この日は13時から苔寺(西芳寺)を拝観。予約制、時間厳守のため、苔寺を中心に観光しなければならない。
 なんだかんだやっているとあっという間に11時近くになる。ホテル近所で鰊蕎麦を味わうと、もう11時半をすぎた。
当初は松尾大社を観てから苔寺に行くつもりだったが、急遽「上桂駅」まで行って歩いてちょうどなのでは、ということになった。
 苔寺は予約の他に「一人三千円以上」と「写経」が必須となる。この写経のために「小筆を用意するように」と返信はがきに書いてあった。
我々は各土地の100円ショップで小筆を購入していたのだが、yukoさんはウッカリ新潟に置き忘れてきた。こりゃいかんということで1500円以上の筆が当たり前の店で中国制150円というのを探し当て購入したのが前日。
 しか〜し! 写経場には硯と筆があるではないか〜〜〜!!!! 騙された!(笑)
 腹に消化しきれぬものを抱えながら、我々(及び観光客2,30名)は写経を開始した。紙に般若心経が薄く印刷してあるのでそれをなぞるという方式だ。
 書き始めて2分以内にカシャ〜ンという音。左隣のwhite6さんが文鎮を落とした。一応、写経中なので響く。
しばらくして、お坊さん複数による読経が始る。それにまぎれて背後の関西人の「3000円だって。高いわ」とかいう無駄口が聞こえてくる。おいおい、と思っている横でカシャ〜ン。今度は右隣のyukoさんが文鎮を落とした。
更に追い討ちをかけるように、経を読み終えた坊さんが寺の説明をし始める。最後の言葉が「お急ぎの方は写経は途中まででもけっこうですから」 なんだそりゃ!? っつーか、ぜんぜん集中できないんですけど
 だんだんどうでもよくなって、隣をみながら「字がきれい」だの「速い」だのしゃべりながら写経完了。自分の名前と心願を書く時、カシャ〜ン。 私も文鎮を落とした。
 言い訳しておこう。書く台と紙がほぼ同じ大きさなので文鎮が落ちやすい(笑)
fukai.jpg
 写経を終えてみると、私とyukoさんの右手は墨で汚れていた。ダメダメ。
 写真上は肝心の庭、である。 遠目には芝に見えなくもないが、全部苔だ。風の谷のナウシカをイメージしてしまう。私は苔好きなので、かなりよかった。
chikurin.jpg
 苔寺のすぐ近くに「地蔵院」がある。 苔も好きだが竹も好きな私の希望で、500円を出して拝観。
しか〜〜し!私が求めた竹林部分はほんの少ししかない。ちょっと騙された気分といえば気分。
パンフを読むと「一休禅師が幼少の頃修養された」という他に細川家ゆかりの寺であるらしい。
この日はいただかなかったが、600円くらい払えば庭を見ながらお茶をいただくこともできるようだ。tsukiyomi.jpg

 続けて、付近にある「月読神社」へ。私のHNは「ツヨミ」だが、ここは「ツヨミ神社」と読む。鳥居は立派だが、この時は人っ子一人いなくてさみしかった・・・
舞台があったので奉納舞みたいなものをやるのかもしれない。そんな気配はまったく感じられなかったが。

toji.jpg  月読神社から幼稚園を越してさらに行くと「松尾大社」がある。ここはお酒の神社ということで、あちこちのお酒のラベルや、酒造りの工程が展示してある。欲を言えば、もう少し改良した方が展示室として楽しめるような気がした。
 とりあえず、酒造りをしている若いマネキンと一枚撮っておいた。

 松尾大社拝観終了の頃、雨が降り始める。 松尾駅近所の喫茶店に入っておしゃべりしているうちに、大雨に!
 しょうがないので2時間くらいしゃべって雨足が弱まるのを待った。

 京都といえば「湯葉」や「湯豆腐」。 我々は湯葉と湯豆腐を一気に楽しもうということで店を決めていた。
 ちょっとアーケードをブラブラした後、祇園方面のその湯豆腐店へ向かった。
 ところが繁華街を越えたあたりで「こりゃ殺されても・・・」というくらい真っ暗に。
京都在住のkin-taroさんに祇園方面は危ないこともあるので注意と言われていたため、yukoさんはいつでも叫べるように「あ〜あ〜」と発声練習を始めた(笑)
 そして、私達の前に厳しい現実が―――― 本日休業
なんとぉぉぉぉぉ!!! わりと近くの他の店にも行ってみたがやはり閉まっている。
white6さんとyukoさんのガイドブックは観光中心であまり食に詳しくなかった。
「もう焼肉でいいよ」空腹の私はそんな弱音を吐きながら、今まで無視していた100円ショップで買ったガイドブックを開いた。なんと、2人のガイドブックには載っていない店が何件か。しかもMAPつき。
 私とyukoさんは地図サッパリわからずだが、white6さんによるとこの近くだと「花見小路」にあるらしい、ということになった。花見小路といえば、オレンジ色の電灯がちょっと淫靡っぽく思えて勝手に「金持ちオヤジ空間」「なんか怖い」と決めつけて近づかなかった場所ではないか。
 が、空腹には勝てぬ。ちょっとドキドキしながら足を踏み入れると・・・ 「なんかすごいいいね〜〜〜」
gohan.jpg  3人が3人ともうっとり。 さっきは思いこみで淫靡に見えていたほの暗いかんじが、とても良い雰囲気なのだ。店を選びながら歩くのですら楽しい気分。
 入った店はこじんまりした店で、和服の女将がむかえてくれた。
 ビールと京会席を注文した。9時近くだったせいか、客もいなく我が物顔でこあがりを占領。
 料理も大変おいしく、花見小路も楽しめたので「最初の店、休んでてくれてありがとう」という結果になった。

 ホテルに帰ってからまたおしゃべり。
この夜は3人の共通の趣味「装甲騎兵ボトムズ」について熱く語る。とくに、頼まれてもいない「どういう続編を作れば良いか」というネタで盛りあがり、またしても4時半近くまで・・・(笑)
わりと真面目に考えたくせに「このネタ、採用されたらお金貰えるかな」というしょーもない発想がでたところに年輪を感じた。


  
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