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yukoさんの ベトナム日記 2001年10月
首都:ハノイ  主要言語:ベトナム語  通貨単位:ドン

友人のyukoさんがベトナム旅行した時の日記をハマナスに提供してくれました。


10月28日 (1日目)
 朝5時起床。まだ真っ暗である。4時間の睡眠時間。眠い。どうしてくれよう。
ついついぼんやりして遅くなる。パスポートと財布チェックして出発。
6時半に余裕で友人Sちゃんの家に着き、7時に彼女の父に三条駅まで送っていただく。
7時23分の新幹線まであと8分。立ち食いソバは諦める。
彼女が駅内のコンビニに行く間にトイレにちょっと。
エスカレーターの途中で発車ベルが。
「これじゃないよね。」というも、お互い、時計を持っていない。(←問題あり)
東京行きの文字は見えたが時間は確認出来ず。
時間違って乗っても問題なかったのだが、慌ててしまった。
とりあえずギリギリ乗り込む。
携帯の時計で確認すると、この新幹線でした・・・。
「こ、こ、これに乗り遅れていたら、旅行自体行けなくなったんだよ!!」と、アワアワしている彼女を見ていたら、自分の怖さはどこかに行ってしまった。
「膝もお腹の中もガクガクだああ〜!!」そうか、そんなに。
「立ち食いソバやめて良かったね、私はコンビニ行かなくて良かったね。」と私。そんな認識で良いのか?私。
実際には(黒ひげ)危機一髪でした。

 新幹線の中で、Sちゃんの義姉のあきちゃんから電話が。
「大変だ!!今、徳光さんがのTVで言っていたって!!」
電話から戻って来た彼女から、驚愕の事実を私は知る事になる。
「ベトナム、台風上陸中だって!!」
なんですとう〜〜!?
 明日はメコン河クルーズの予定なのに。河が溢れていたら何とする。
いや、明日おさまっているとも限らない。
クルーズどころではないかもしれない。
「ちなみにメコン河クルーズは、私の中ではクメン編※   と変換されているの。よろしく。」とだけ言っておいた。
「苦鳴編?」
そうならない事を祈る。
   ※装甲騎兵ボトムズ2編目。ジャングルが舞台。

 空港で搭乗手続き後、時計を探す。
一番安い腕時計にした。BabyGもどきである。1500円なり。
アラームもライトもついているので、私には使えるのだろうか。不安だ。
 円からドルに換金は3万円。
ベトナムは物価が安いということは分かっていたので、そのくらいにしておく。
ホテルのフロントでも換金出来るだろうし。

 空腹にさいなまれ昼食。
日本食にした方が良さそうな予感がひしひしとする為、日本食。
お蕎麦の汁を全部飲んだ為、後に喉が渇くことになる。

 飛行機はアシアナ航空(韓国)ジャンボサイズでした。
直行便は空きがなかったので、韓国で乗り継ぎをするのだ。
このおかげで安くなっている。
 あまりきいた事がない航空会社だったので不安だったが、どうしてなかなか快適だった。
スチュワーデスさん達は美人そろいだ。
睡眠不足と満腹で眠気のおかげで、高所の恐怖に勝つことが出来た。
打ち上げ時(←そんな気分)には、さすがに怖かった程度で、どうという事も無い。
機体の揺れがとにかく少ない。立派だ、アシアナ航空。
 眠くて日記も書けない。うたた寝1時間。
良い匂いがして目覚める。
何と、昼食が配られているではないですか!!
〜〜〜今、14時なのですが・・・・・・。
うなぎちらし、日本食のお惣菜とフルーツ、ジュース。
お腹いっぱいだったが、結構美味しかったのと、残せない習慣な為、完食する。
 苦しい。また眠る。着陸の衝撃まで、気絶したかのように眠った。

 2時間ちょっと乗ったあと、20分遅れの到着。14時15分。
乗り継ぎ便は19時半のはずが19時50分と表示されている。遅れたから。
 しかし、乗り継ぎの搭乗ゲートを確認した時に、またまた新たなる驚愕の事実が!!(ガチンコ学園ナレーション風に)

 14番ゲートの上には、 21時半より出発、と電光掲示板が表示している。
・・・・7時間後・・・・・?
 しばし呆然となる。
 その後、何度か、更なる変更があるかもと思って確認するも無し・・・。
ひょっとして、これは台風の影響なのかもしれない。台風め。
 途方にくれつつ、新しく出来たばかりのインチョン空港を見て回る。
無駄に綺麗で広い。各待合場所の椅子もふかふか。
成田空港でも思った事だが、人が少ない。さすがにこんな時だからか。
そのせいか、どの免税店でも店員さんの寄ってくる速さが非常に速い。
何も買うつもりないので困る。
欲しいものはあるにはあるが、何しろ韓国に観光にきたわけではない。
「岩海苔欲しい〜〜。」などと言っている場合ではない。
帰りの荷物の重さのことも考えなくてはならない。

 ミニゲームのテトリスをしたり日記を書いたり、変な飲み物を飲んだりして、何とか7時間経過。長かった・・・。
やっと搭乗。
 アシアナ航空のスチュワーデスさんは、やはり美人ばかり。そういう条件なのかしら・・・。
機内の表示を見ると、5時間ほど乗るらしい。やれやれ・・・。
 明日のメコン河クルーズはホテルのフロント8時集合なはず。
眠りにつけるのは何時なんだろう・・・。
機内の中でたくさん眠っておく事にした。
そう熟睡できるものでもなかったけれど。

 起きると夕食。
全く空腹感が無い。でも食べる。
足が自分史上かつてないほどにむくんでいる。ヘルプ!!

 到着すると、1時過ぎておりました。
日本時間では3時です・・・・・・・・・。てやんでぃ。
思わずヤサグレました。

10月29日 (2日目)その1
 昨夜、空港に深夜1時すぎに着くと、現地ガイドのウォンさん(男性 20代後半?30代前半?)が迎えにきていた。
顔立ちからして日系かしら?と思ったが、どうなんだろう。結局尋ねなかった。なかなか男前の眼鏡君だった。長江健次にちょっとだけ似ている。

 深夜のせいか、それほど暑くない。路面が濡れているので、さっきまで雨が降っていたのだろう。時々、バイクの二人乗りカップルがすれ違って行く。みんなノーヘルだった。
 店は全て閉まっており閑散としていた。当たり前か。
車の中で、ウォンさんがホテル内のことやら、明日の事やら打ち合わせしてくる。
何故かヒソヒソ声。何故だ?つられて我々もヒソヒソ声。

 ホテルはサイゴンプリンスに着いて、ロビーで更に打ち合わせ。
ベトナムコーヒー(粉末100グラム)とインスタントフォー袋入りをいただく。
旅行会社のサービスで貰える事になっているのだ。
「明日迎えに来ます。8時半。」とウォンさん。朝会いましょう。

 我々の部屋は604号室。やっと寝転ぶ。
 そして部屋のチェック。
慣れない異国なので、ホテルだけは奮発して市内に繰り出しやすい位置の高級な方のホテルにしていた。
ガイドブックには「高級クラス」とあったホテルではあるが、ビジネスホテル風である。まあまあか。
 サ−ビスのウェルカムドリンクはどこだろう。冷蔵庫の上に何かある。ティーパック(リプトンやらジャスミンティーやら)とインスタントコーヒーがそうなのだろうか。むむ・・・。
フルーツバスケットもない。
 そうそう、75分間マッサージもあったはずだ。
それらは一体どうなっているのだろう。説明もなかった。おのれ。
 しかし、問い合わせる力もなく、とりあえずお風呂に入って眠らなくてはならない。

 クローゼットを開ける。
日本で貰った「ホテルの備品一覧」には、浴衣もあると書いてあったのに無いではないか。白いバスローブはあるが、洗いざらしでゴワゴワ。
部屋着を持ってきたSちゃんと違って、荷物の軽量化を測った私は何も用意が無い。
4晩このバスロープ着て眠るしかない。(何だか腹が立ったので、後にコレを着て写真撮ってやった。)

 シャワー室はまあまあ綺麗。バスタブは普通サイズ。洗面台も綺麗。
よく見ると蛇口の上に何か書いてあるプレートがある。
『当ホテルの水道水は飲めます』
 え、本当・・・?ベトナムの水道水は飲んだらいかんというのは常識なのでは。
部屋に備え付けのポットに水道水を入れてお湯を沸かす。
このポット、中でニクロム線みたいなものが剥き出しになっていてお湯に直接触れるのだが・・・。
口渇を覚えており、生水も飲む。
 今考えると、かなりなアドベンチャーなはずだが冷静な判断力はなかった。(まあ、無事だったので良かった良かった。)

 お風呂が住んで荷物整理が済んで眠る頃には深夜3時半。(日本なら5時半だ。昨日の今ごろはもう起きていた・・・。)とにかく寝る。6時半起床予定。あと3時間半!!

 何とか6時半起床。まだ全身むくんでいる。
バイキング朝食へ。
 今回のサイゴンプリンスホテルは朝食つきが基本なのだ。
『GRILL』という名のレストランは1階。和食レストランとどちらか選べるが、まだ日本食は恋しくない。
 お腹が空かなくて本調子が出ない。
副食のお代わりに1回しか行けない。甘いパン類は3個しか。あとお粥。
Sちゃんはモリモリ食べている。
彼女のお粥は鳥粥。トッピングに揚げにんにくチップ、あさつき。
その後、ベトナム麺のフォーも食べていた。トッピングは選べる。
一口貰ったら、アッサリしながらコクがあって美味しい。
私のスクランブルエッグは良いあんばい。明日は目玉焼きにトーストにしよう。

 余裕でロビーに待っていると、ウォンさん登場。
 バンには観光客は我々だけ。
本日予定のメコン河クルーズの為、メコンデルタ地域へ。車で1時間かかるそうです。
一番のラッシュ時を過ぎているそうだが、まだ混んでいるので、もっとかかるかもと。
〜〜〜しかし、それにしても・・・・・・・。
「なんじゃあ、こりゃあ〜!!」二人で声を揃えていました。
 バイク(自転車含む)が自動車の20倍は走っている。(もっとかもしれない。)
ギチギチの車間距離が何とも怖い。
信号もほとんど無い上にノーヘル軍団。
いつ接触して将棋倒しになったとしてもおかしくない。
そんな中に囲まれて心細くなった。
コレは族の集会かしら。
beto2.jpg
 ウォンさんによると、70cc以下は免許がいらないらしい。
政府は何度もヘルメットの義務化を図っているのだが、あまりにも守らないので取り締まりようが無いらしい。
罰金もあるが、こんな全国レベルの族の集会状態の、どこの誰を見せしめに取り締まれば良いというのか。
排気ガスと砂埃が酷く、タオルやマスクを当てている人が目立つ。
これらにアレルギーのある人は住めない環境である。

beto1.jpg  途中、カフェがこれでもか、と存在する。
二件おきにあるといっても良い。
家の軒先や青空店だったり、テント様だったり、小さいものから大きいものまで、とにかくカフェがたくさん。
 日本のお祭りの出店のような感じのものが多い。
農村部を通ると、いっそうその感じが強くなる。
出勤時間が早いので、こういうところでみんな食事するのだという。
なにしろ朝6時から開いているところもあるくらいなので、ベトナムの朝は早い。

 ウォンさんによれば、ベトナムの就職率は5割。
あとの5割は行商やら無職やら。
就職場所もあまり無いという事で、遠くの職場に通うには更なる早起きも必要なのである。
 市内では、カフェ以外の道端で、行商のオバさんのお鍋からの御飯を食べて居る人も多数。
 排気ガスが・・・・・。
 メコンデルタ地域には、国道が一本だけという事で、事故があると酷い渋滞になるとか。
高速道路のため、砂埃も酷い。
道端でビニールシートをかけたフランスパンの屋台が幾つも。
排気ガスと砂埃が・・・・・。
カフェが多いのには、まだ理由がある。
復職として、道沿いに家のある人は家でカフェを開いたり、子供用のゲームコーナーを設けたりするのである。それで納得。
ちなみに、看板から察するに、ベトナムのコーラはぺプシが圧勝な様子。

ツクヨミのコメント (管理人の意地(笑))

 新幹線に乗り遅れそうになるあたり、すごく親近感を感じました。地方者は国際線に乗る前から既に旅がスタートしている・・・ なにが黒ヒゲ危機一髪だ(笑)
 それにしても飛行機の遅れは台風のせいであろうか?航空会社のせいかもしれないという疑いは、美人スチュワーデスによってすべて掻き消されている(笑)
しかし「なかなか男前=長江健次似」という表記のため、ほんとに美人だったのか?とわずかな疑問。長江・・まあ悪くはないが男前か?
 あと、バスローブ(浴衣なし)事件。備品一覧が違っていたという事実に「寝る時に着るものがなくってホントに辛かったんです!」という一言を添えてクレームをあげることができるでしょう。そういうクレームでツアー会社は毎日苦しんでいます・・・(笑)
 最後に。生水、飲めるんですね・・・・

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