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10月29日(2日目)その3
 さて夕食。
ホテルの前の道路を横切ると、色々な店の賑わいが。
「Nam an」とやらに入る。
 中華風な建物で、入り口にはアオザイの女の子二人。
入り口に近い席が開いていて、そこは屋外席である。
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 メニューを見ているとすぐに、「痒い、痒い!!何!?」とSちゃん。
何か知らないが、虫に刺されたようだ。それも一箇所や二箇所ではない。
メニューを見る。また虫刺され。忙しい。でも虫の姿は見えない。
 合計10箇所は刺されていた事が後で判明。
それも、一気に何箇所も刺された割りに、食事中その後は刺されていない。
そこで疑問。何故私は刺されなかったのでしょうか??
「とうとう悪い虫も寄りつかなくなったさ。」と私が言うと、Sちゃん大爆笑。

 頼んだものは30分以上こない。随分待った。
空腹時に不機嫌になるSちゃんはMAX不機嫌となり、私は眠くなった。
時々店員が悪そうにサービスにキムチとピーナツを持ってやって来る。ぺプシはぬるくなった。
頼んだもの4品どっと来たので写真は撮り易かった・・・。
 生春巻き・魚介チャーハン・海老と青菜の炒め物・トマトと野菜の炒め物(及びぺプシ)
どれも美味しかったがお腹が苦しくなるので、もう少しで残しそうだった。
 サービス料含めて一人11ドル。
円で換算して1500円かかっていないくらい。
ベトナム凄い!!

beto8.jpg  さて、食事場所を探している時、あちこちでマッサージ店のチラシを貰いまくった。
チラシ配りのアオザイ美人から何度も説明と誘いを受ける。
どこも足ツボ+全身マッサージセットである。
どうやら相場は『75分間110000ドン USドル=7ドル』
つまり1000円しない。日本では考えられないくらい安い。
 観光客の心をくすぐる誘い言葉が書いてあるが、日本語がところどころ間違っている。
『ベチランマッサルジ師が旅疲わを癒します。』とか。
何ヶ国語かで書かれているが、きっと、そのうちの数ヶ国語かは同様の間違いがあるのだろうと思う。
 通りを挟んでホテルの真向かいの店に行ってみた。
21時過ぎていたので、帰りは少しでも近いほうが良い。

 案内された部屋に入ると、ゆったりしたソファが二列に並んで向かい合っている。
〜〜〜〜〜あらまあ、中年以上のおじさんばかり。
「ここ変な目的の店なんじゃあ・・・・・。」と、ピチピチのミニTとミニスカの若い女の子のマッサージ師さんを見るにつけ、不安が募る。
 韓国の時もそうだったが、何故にいつもマッサージ師の制服はセクシー系?
これもサービスに込みなのかしら。相手の性別問わないのか?
よく見ると、チラホラ女性のお客さんやカップルで来ている人たちも居る。
我々の真向かいの席は現地人らしいオジサン二人。
まともに目が合う回数が多い。直視されている。
隔そうともせずにニヤニヤ笑いのままである。
何がそんなに楽しいんだか聞いてみたい。

 Sちゃんの担当はポッチャリの愛想良し。
私の方はほっそりの無愛想さんだった。
Sちゃんたちは日本語で微笑ましく会話していたが、私の方は静かな事を良い事に眠らせていただいた。
足ツボはまあまあ。耐えられる痛みで気持ち良いと言える。
背中を揉んだり押したりが力強く気持ち良かった。
 Sちゃんは足以外の箇所は痛かったらしい。揉み返しが懸念される。
料金の他にサービス料を一割チップとしてマッサージ師さんに。
もうドルしか持ち合わせがなく、8ドル払う。
 ホテルに着くと11時半近い。お風呂後すぐ寝る。


10月30日 その1
 30日の朝も早い。
私はまたも食欲無し。
実は朝食の後にいつもお通じがあるので、逆だと良いのだと思う。
食事前にあるSちゃんが羨ましい。
コレは看護学校時代から変わらない。特技だ。
 二日連続、Sちゃんは全く同じメニューを食べていた。
私はそれでもコマメにお代わりに行っていたので、自分の食べた量が分からない。

 本日はクチ地方に行く。ベトナム戦争時、ベトコンのアジトだったところに行くのだ。
迎えに来たウォンさんと車で1時間40分間、いろいろお話しをしながら行く。

 ウォンさんは27歳という事が判明。
眼鏡はずすと若く見えていたのだが、やはり若かった。
「あそこはカラオケハウスです。カラオケよく行きますか?」に、
Sちゃんが「若い頃は言ったけど、今はあんまり。」というと、
「若かった頃って、そんな・・・。幾つですか?」
「●▲歳。」「●■歳。」と我々。
「え〜?若く見えますね。」と、そこまでは良いとして、「結婚はしていませんか?どうして?」
「う〜〜ん、どうしてだろうね〜〜〜〜。」とだけ言ってお茶を濁す、苦笑いの我々。
「日本人は歳が分かりにくいですね。」とかぶりを振っている。
それを言うならベトナム女性である。
小柄で華奢で清楚なので、若い女性はみんな10代に見える。
 適齢期の若造の興味のある話題は何処の国も共通らしく、結婚観などを尋ねられたりする。
ウォンさん、君もお年頃なんだね、と、妙に具体的な話に、心の中で肩をたたいてみた。

 農村部を通ると、20年くらい前の私の田舎とよく似た感じの風景が広がっているように見受けられた。
田舎の暮らしの話をウォンさんがした時、私の昔の話などをすると、すっかり「田舎の人」というレッテルを貼られてしまった。
 あちこちで放し飼いのニワトリを見かける。
「私の田舎でもチャボ(正確には野良だったウコッケイ)を飼っている。」と言うと、「ええ!?」と驚き、 「昔、川で洗濯している家が近所にあった。」というと、「ほう〜。」と感心する。
ますます、何かきっかけがあるたびに「田舎の人だから?」を連発して楽しい冗談にしてくる。
ウォンさん笑いすぎ。
良いさ、私をネタに楽しんで頂けたら本望です。

 クチに着くと、他の観光客と一緒にビデオを観せられる。思い切り日本語である。
〜〜〜明らかに日本人以外の人もいるのに良いのでしょうか。
ベトナムゲリラの生活や戦法などのドキュメントや解説だった。
「衣食が足りてこそ十分に闘える」と言うのが持論だったという。
市場に作物をおろし、お祭りもしていた。
 村ごと全部が戦士であり、戦隊だったそうで、銃を担ぎながら稲を植えていた。
地盤が非常に固い土地なので、地下に穴を掘って住居を構えるという暮らしに適していたそうで。
掘るための器具がザルと小さいスコップ・・・。

beto11.jpg  断面図があったが、まるで蟻の巣状態でありんす
現在はほとんどが埋められているそうだ。地下1階は3メートルで、たいてい地下3階まではあったらしい。
爆撃されても、大半は地下1mくらいしか影響なかったため、意味無かったらしい。
会議室やら学校やら、村に必要なものはたいていある。
煮炊きするための煙から居場所がわかると悪いので、その工夫なんかもばっちり。
凄い・・・・。
 ただ、全体の完成までには20年以上かかったりしている。
その間ずっと戦争なんだもの、スケールが違う・・・。

 トンネルは200キロも続いているところがあったという。
中は凄く狭くて米兵は通られないだろう。
ベトナム人の小柄な身体は有利だ。
出入り口もカモフラージュされている。
 爆撃しても意味無いわ、出入り口はわからないわで、そこで考えられた手段が、木々をなくして出入り口を明らかにする為の枯葉剤だという。
上空からドンドン撒いたという。
結果、全くの荒地になっている写真があった。
そして、人体への悪影響は、未だに何世代も続いている・・・。

beto10.jpg  ビデオ鑑賞が終わると、外で待っていたガイドさんの元に各グループ戻る。
今は観光用に残された地下トンネルや、再現された地上の会議室やら医務室やらへ見学に。
実際に見た出入り口は本物で、本当に小さくビックリ。
「誰か入りますか?」に、他の観光客はしり込みしていたが、Sちゃんは入ってみた。足から入る。日本人の女子には何とか大丈夫だ。
でも、一度入ると自分の体を持ち上げて出る事が出来ない。ピンチ!!
ウォンさんによって救い出される。
 粘土のような土がついて服が汚れていた。それを見て私はやめる。

 手作りの罠や爆弾を見る。とても素朴でシンプルに残酷・・・・・。
気分が悪くなってしまった・・・。
「OH MY GOD・・・」とあちこちで小さく呟きが聞こえていた。
「もういいって〜・・・。」と、私は日本語で・・・。

 
ツクヨミのコメント

 またまた美味しそう。30分待つのはいやだけど、美味しいなら許そうではないか。ぬるいペプシもご愛嬌です。
 足ツボもやってみたいですね。タイ式マッサージはほとんど痛みを感じない、むしろ物足りないものでありましたが、ベトナムはそこそこの圧があるようですね。
 そしてクチ。ベトナムだけでなく米兵もかなり打撃を受けてるらしい枯葉剤。嫌な話ですよね。
ということは置いておいて、地下入り口、私なら確実に「入ってみます」と手を挙げていることでしょう・・・
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