サイパンでダイビング
2003年11月
****** 旅行記だけど、まずダイビング話からスタート *****
2003年8月、ダイビングのライセンスを取得した。もちろん、一番簡単なC級。
あまり知られていないが実は私は海が好きである。しかし、浜辺やヒトゴミが好きなわけではなく、純粋に入るのが好きな私にとって居住地北海道の海はきつい。
よって、もう何年も(10年単位かも)日本の海には行っていなかった。
そんな私なのに、なぜかライセンスを北海道の海でとった。
インストラクターによると海中の温度は気温より1ヵ月遅れ――――つまり8月9月が一番暖かいのだという。 そう聞いていたにもかかわらず、色んな都合で7月に海洋実習という展開。
水温17℃ この数値がどんな意味を持っていたか当時はよくわかっていなかった。ただ、水温が冷たくて息ができなくなり、あやうく溺れかけたこと、そして関西出身のインストラクターが
「北海道でダイビングなんて、一種の修行みたいなもんだからねぇ」
と笑いながら言っていたことは覚えている。 私自身「なんでこんなことしてるんだべ・・・」と一瞬思ったものだ。
そんなこんなでライセンスを取り、それを言いふらしているとまんまと同僚のSちゃんがエサにつられるようにやってきた。
「私もライセンスあるんだよね」 「じゃあ、今度どっか行こう!」
Sちゃんは10数年前にライセンスを取り、その後わりとほったらかし状態のペーパーダイバーだった。まあ、この場合むしろちょうどいいといえよう。素人どうしで。
手始めに9月に神恵内(かもえない)というところで潜ることにした。
ここに2ダイブ分の内訳がメモってある。
器材レンタル代¥10,500 ガイド¥3,000 施設使用料¥1,000 ボート1回分¥2,000
これにレンタカー代やら食事やらを含めると、ざっと¥25,000といったところだ。
神恵内はなかなか楽しかった。久々にダイビングをしたSちゃんも楽しかったらしく、二人は盛り上がり
今度は海外だよな
という当然の結論に達した。 いかんせん「道内の海は美味いものしかいない」のだ。そんなもんはイケスでもいいだろ、キレイな魚がみたいよ、とだんだん強気になってもしかたあるまい。 いや、事実はかなり捻じ曲げられた上に誇張されているが・・・
海外でダイビングしたいけど実は金がない、と言い出したSちゃんの要求を満たすのはサイパンくらいなものだろう。 しかし、北海道からサイパンに行くのは意外とめんどくさいし、さほど安くもない。
アレを使うしかない。
アレ=国内線タダ券(福利厚生)。
そうと決まれば道内発は無視! 他地方発のツアー検索スタート!!
私とSちゃんは旅行代理店に勤めているにもかかわらず、一般人とまったく同じ手段=ネット検索を始めた。
タラタラと検索していた私はあるツアーに目を奪われた、というか目を疑った。
『サイパン4ダイブ付4日間 29,800円』
「なんじゃこりゃぁ!?」松田優作なみに叫びそうになった。4ダイブつきで道内の神恵内とほとんど同じ値段ってなによ、それ!?
カラクリめいたことを言えば 「関空21時発 サイパン6時発 実質滞在2日間」 というものなのだがそれがなんだという? 神恵内なんて名実ともに1日なのだ。
札幌からの接続を考えると、このふざけた発着時間もむしろありがたい。 前後泊なし! サンキュー、我々のための商品ビバ!←うかれすぎ
こうして、道民にとっては聞いたこともないような「STワールド」という代理店の商品でサイパンに行くことが決定した。