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 首都よりロシアに近い札幌に住んでいながら今回は前泊無しで海外に行ける・・・だが、土曜公休だった私は「日曜出発なら土曜から本州入りしてやろう」ということに。
本州には日頃からネットでお世話になっている方がたくさんいるからだ。
今回は関東地区に住むげるにーさん&YFさんご夫妻と雅さんにお会いすることにした。

 しなくてもいい前泊に金をかける気にはなれないケチな私は、年齢と性別のわりに大抵の安宿OKというオトクな体質である。
ネット価格5000円の「ビジネスヴィラ大森」というホテルを予約し、新千歳空港から北海道を脱出した。
 皆さんとの待ち合わせ時間までには余裕があったので、ひとまずホテルにチェックインすることにした。羽田からハエの止まるような速度の京急にて、さんざんアパートの洗濯物を見せ付けられながら「平和島」で下車。徒歩7分ほどでヴィラ大森だ。
 この徒歩7分で、私はすでに汗がタラタラと・・暑い!11月にこの暑さはなんだ!
 チェックイン時に支払いだったので1万円札を出し、暑さのあまりとっとと部屋に行こうとする私をあわてて止めるフロントの女子。「お客様!!!おつりが!」
暑さにやられて、倍額で泊るところであった・・・ほんとにケチなのか、私?
 ヴィラ大森は完全にアパート仕様。小キッチンのついたワンルーム。 歯ブラシやシャンプーといった一般的アメニティに加えパジャマ、ボディタオルまで備えているというのに、なぜかあちこち黒ずんでたりして・・・金かけるとこ変えろよ、とつっこみたくなる期待通りのホテルだった。 まあ、私はOKだ。

 ミニオフ会はどこへ行こうか? 色々考えたが、敢えてこのメンバーなら許されそうなリクエストといえばアレしかない。 過去、一緒に東京に行った数人に却下されたアレ。
寄生虫博物館
 入場料無料というイカした寄生虫博物館。 もっとグロイものを想像していたが、グロイのは寄生虫そのものより寄生されている生物の方であったかもしれない。ホルマリンの中で白〜くなった亀の首とか魚とか虫の幼虫とかが食欲減退。 一方、寄生虫なんてむしろ美しくすらあった。白さに透明感があって(笑)
 写真の寄生虫TシャツはYFさんにプレゼントされたもの。以前、私がYFさんに心を込めて贈った「熊カレー」よりもずっと高額で申し訳ない。今度はやはりトドカレーもつけよう、と思いつつ、約束通りサイパンで着用してきた証拠写真だ。
 何を思ったのかげるにーさんも自分用のTシャツを買っていた。たぶん、来年の夏に着用するのだろう。 雅さんも血迷ったのか1000円以上する寄生虫入りキーホルダーを買っていた。 っつーかボッタクリだろ、この値段!(まんまとひっかかっているがな!)

 寄生虫博物館を堪能した我々はYFさんに連れられて「東京都庭園美術館」へ。
 朝香の宮の邸宅を美術館にしたという道民には縁のない高尚さだ。 素晴らしい家具やら壷やらが展示されている。
アール=デコもアール=ヌーボーもボジョレ=ヌーボーもよくわからない芸術音痴の私であるが、そこはそれ、庶民には理解しにくい非実用的な日常使用家具に感心したり、妄想空想を楽しんだりと満喫だ。
「朝香の宮ってダレ?もしかしてこのオヤジ?」 妙〜に気さくな笑顔で写真に写った男性がかつてこの家の主人だったらしい。すごくいい人っぽい。というか苦労してないっぽい。 いや、この笑顔の影に・・・というくだならい妄想までしてしまった。


 とっぷりと日も暮れたところで居酒屋で夕食、そしてなだれるようにカラオケに行き、昔の特撮主題歌に大笑いしてミニオフ会は終了した。
 とても楽しかったです。YFさん、げるにーさん、雅さん、おつきあいありがとうございました。


 翌日、Sちゃんと私は札幌発と東京発、15分違いで到着する飛行機にそれぞれ搭乗して関空で待ち合わせた。
 関空からサイパンに向かう飛行機は21時なので、ユニバーサルスタジオジャパンに行って時間をつぶそうという魂胆だ。
ありがとう!雨女(自分)
 大阪は雨でした。
 自称晴れ女のSちゃんと雨女の私の勝負であるかのように、その日の大阪は降ったり止んだりが続いた。

 関空からユニバーサルスタジオジャパン(以下USJ)まで直通バスが出ている。1時間に一本のバスは20分後だというのに、なぜか我慢できず昼食を食べた二人は当然バスには乗れなかった。
「ま、研修みたいなもんさ」「色んな交通手段知ってた方が客に案内できる」と自分らを納得させながら南海電鉄とJRを乗り継いでUSJに着いた。
 17時のバスで帰らなければならないので、全部を見ることは不可能だ。 USJ自体に興味が薄かった私は、「恐竜好きだからジュラシックパークさえ見れればどーでもいい」という投げやりな姿勢だった。
 で、結果みてきたのが4つのアトラクション。
・バックドラフト・・・火薬問題が勃発したアトラクション。なかなかだがガス臭い。
・ターミネーター・・・ハッキリ言って映画ターミネーター3よりなんぼか面白い。
・バックトゥーザフューチャー・・・かなりイイ! でも酔った。酔い易い人注意!
そして、私が唯一見たいと思っていたジュラシックパークはある意味衝撃的だった。
USJだしさ、なんかこう・・・映画までとは言わないけど、ちょっとはリアルなものを予想していたわけ。
最初に見えたハリボテ形恐竜を見た瞬間「もう何恐竜か考える気すらしねぇ」と心中つぶやいた。 乾いた笑いを浮かべながら空を見ると、ちょっとリアルな飛行系恐竜・・・って本物の鳥か! といった具合だ。 勝手に期待しすぎただけだから文句は口に出さないことにした。
 しかし、実はジュラシックパークはそんなハリボテではなく、スピード・水面落下というのがメインだったらしく、乗り物の一番端に座っていた私はザッパリと水を浴び、意図せずジュラシックパークを堪能する結果になった。
 濡れた原因が雨だかジュラシックパークだかわからない姿で写真1枚・・・濡れ姿というより天気の悪さだけが目立つ、なんだかわからない1枚だが。


 17時のバスでUSJをおさらばし、関空に舞い戻った。
サイパンへのツアーチェックインを済ませ、夕食を取り「円をドルに換えないとね〜」と言いながら、私とSちゃんは気づくと出国ゲートをぬけていた。
 
あれ?換金し忘れちゃった。
 アホだ。仮にも二人とも旅行関係者だというのに客以上にアホだ。 そういえば私、家にあったドルすら持ってきてなかったじゃないか!
 まあ、あとの祭りだ。レートが悪いだけでホテルで換えりゃいい。 と、その時は思った。

 21時、我々を乗せた小さな国際線ジャルウェイズ(JO)はサイパンへ向けて離陸。
到着は夜中なので、当然眠っている搭乗客を起す目的でもあるのか、バウンドするようなみごとな着陸でサイパンに到着した。

サイパンは・・・雨だった・・・
 

 
 
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