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退職記念旅行
出雲&東京6日間
2004年12月


 私が勤務していた旅行代理店では、年間に100%〜90%オフの航空券を利用することができた。私が退職する時に残されていた権利は3往復分。 1往復は何かのために札幌=東京にしておこう、さてあと2往復・・・・と考えた時、
そりゃ〜タダじゃないと行かんようなとこだべ
と思うのは当然のことだろう。
島根県の皆様には大変失礼ながら、私はその場所を「出雲」と決めたのでございます。
 もちろん、いくらタダ券でも何の根拠もないわけではない。出雲といえば日本神話の舞台になっている面白そうなところだというのが大前提。
 しかし、退職記念旅行に出雲に行くと言うと、99%の人が「縁結び?」と言う。一般的に、出雲といえば出雲大社。出雲大社といえば縁結びだからだ。 
 縁結び(笑) ちゃんちゃらおかしい。 私にとっての出雲大社はどちらかといえばアレだ。高すぎて何回も倒壊したという伝説の神殿。やはりツクヨミ的には縁結びよりそっち方面であろう。
また、古墳・遺跡を見て満足する習性を持つ私を惹きつけるもう一つのアレが出雲にはあるのだ。
その名は 荒神谷遺跡こうじんだにいせき。 1980年代に発見されたこの遺跡により、古代出雲王国の存在が現実化したといも言われている。 


 札幌から出雲に行くには東京経由が一番良い。 一番早く到着するためには新千歳空港8:30発からの接続だ。そのためには札幌発7:06のJRに乗る必要がある。とすると我が家を6:40頃出るとよいだろう。
そんな計画で目覚めた朝、時計の針は6:40を指していた
ヤバイ、非常にヤバイ。
何を調べる時間もなく、10分で身支度をして家を出た。最悪、出雲到着時間が遅くなるだけなのだが一応急いだ。
 札幌駅到着7:10。ああ、無情。 常ならば15分間隔の快速エアポートは早朝ゆえに33分までないというではないか! 同じく嘆くサラリーマンのオヤジとともに、しかたないから7:33のJRを待った。 新千歳到着時間は8:11。 搭乗手続き終了は8:15。 微妙〜〜 得意の時刻表トリックなみのスケジュールだ。
 ネバーギブアップ。 わけのわからない決意を心中にもち、私は新千歳空港のエスカレーターを人を掻き分けながら上った(迷惑)。
私の航空券はタダゆえに自動チェックインできない。カウンターに並ぶしかない。しかも航空券のウラには「30分前には手続き」と書かれている。
カウンターに到着した時、まるでドラマのようなタイミングで目の前のお姉さんがアナウンスを始めた
「8:30発日本航空1002便の搭乗手続きは只今をもって終了いたしました」
なにぃ!?このタイミングか〜!
これはゴネるしかない!世の中ゴネ勝ちだ。長い会社員生活(しかもサービス業)の中、客にゴネ勝ちされたことが何度あるだろう。もうそれをやるしかない。
「その便に乗せてください!」
奇麗なお姉さんは一度は「申し訳ありませんが・・」と断ったが、ふっとため息をつき「今後はもう少しお早めにおいでください」と手続きをしてくれた。
ああ、いくらでも怒ってくれ。全然OKだ!サンキュ〜
私は礼を言いながら搭乗口へと走り去った。 この便にさえ乗れれば、あとは余裕だ。ありがとう、JALの美しいお姉さん!今度は早起きするよ〜!!

 予想通り羽田では余裕で乗り継ぎ、昼前に出雲に到着した。
ある意味予想外だったのは、出雲の気温が13度だったことだ。札幌は5度とかそういう気温。
春? っつーか暑いよ! 
それが出雲の第一印象である。

またしても到着までで一頁使ってしまいました。
続きは次回!

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