朝食後に最初に行ったのがアンコールトム。
アンコールワットは平原に濠で囲まれてバーンとある状態だったが、トムは城壁に囲まれて入り組んだイメージだった。

アンコールトムのバイヨン寺院。
右は額の中の絵のようにに見えるポイントらしい。
とりあえず撮影。なかなか綺麗だ。
どうやらアンコール観光は「遺跡観光」だけでなく「遺跡登り」も重要項目らしい。
わけのわからないまま、登らされた父母。
前述したように、母は動くことがキライなのによくやったとは思う。
途中、あまりの急石段に「これ、登らないとどうなるの?」と問うと「景色がみれません」とのガイドの答え。 母は即効で
「じゃ、見なくていいです」
と後半の遺跡登りは辞退。
登らないと進めないところもあるが、登ることが目的の場所もある。 足の弱い人、体力に自信のない人は無理せずに自分にあわせた観光をする事をおすすめする。 父は体力的にはOKだったが、とにかく暑がっていた。 汗を拭いたハンカチが絞れるほどに。
狭い不規則な石段は滑り落ちそうな斜面で、登りもさることながら下りるのがさらに怖い。
絶景ポイントにつながる所には手すりがついているところもある。 とはいえ、その手すりに掴まりながらヨレヨレと低速度で下りて行く先行者の姿は後攻者の恐怖を煽るものでしかない。
私は基本的には高いところは好きなので、最終的には手すりに連なる人々の横を手すり無しで下りていた。
日本人含む観光客から「お〜姉ちゃん、よく行けるな」らしき声が聞こえ、ちょっと得意になったりして。←アホ
とはいえ、私はしょせん整備された大阪城で筋肉痛になってる人間だ。 手すりを使っていないだけで、片手をついたビビリ姿勢からは逃れられない。
手すりどころか私の横を早足で駈け下りているガイドのサイさんはさすが地元っ子だ。 彼にとってアンコール遺跡の石段は階段とさして変わりないようだった。
石造りの寺院といえばやはりレリーフ。
午後に見学したアンコールワットのレリーフはいわゆる宗教画なので、ピンとこない部分もある。
が、ここバイヨンのレリーフは、当時のクメール王国の戦の様子が彫られていて興味深い。
例えば森の動物、水中の魚や狩りの様子が描かれていたり、戦士が出身地によって特徴深く描かれていたりで面白い。 当時の様子を伺える貴重な資料だろう。

右が漢(中国)出身の傭兵部隊、左がクメール軍。
特に漢人が我々も知る中国人の姿なのに感心。 やっぱり誰が見てもコレは中国人なんだなぁと。
しかし漢部隊はこのイデタチで暑くないのか? すごい湿気と暑さですぜ。

こちらが炊き出しの様子。
下のほうでうずくまってる人は火を焚いているらしい。

ところでバイヨンには微笑む菩薩(?)像がたくさん彫られているのだが
とくにこれ
京唄子にしか見えないんですが・・・
アンコールトムのすぐそばにあるバプーオン。
何が印象的だったかって、この「バプーオン」というのが聞き取れなくて聞き取れなくて・・・ガイドのサイさんに3回は聞き返した。 しかもそれでも聞き取れず、結局案内板の英語をみてぼんやりわかったしだいだ。
サイさんの正確なクメール発音と私が英語つづりからおこしたカタカナがどのくらい一致しているかわからない。 英語だって実際は「apple」が「アップル」じゃないしね。

バプーオンの参道。
左の写真の奥に見えるのが寺院だが、現在修復中。
参道は円柱に支えられ、地上2m弱くらいの位置にある。
四角柱よりも技術のいる円柱がみごと。
バプーオンから徒歩少しのところにあるのが象のテラス。
外壁にず〜っと象やガルーダが彫られている。
ガルーダはインドネシアのイメージだったがカンボジアにもちゃんといた。

左は象のテラスでの定番撮影。ちょうど人間のサイズとピッタリなのだ。
右は左写真のすぐ横にあったガルーダのレリーフ。