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◆2002年春学期2(2月4日〜2月10日)◆
2月4日(月)

朝8時に起床。
まずはうちのカミさんをアダルトスクールのESLのクラスに送っていき、その後
いったん帰宅し準備をして10時からの「Calculus III」のクラスへ。
今日はQuizがあるというので準備万全で来たのだが、明日に変更といきなり言われ、
なんだか拍子抜けな感じだ。ともあれいつも通りの授業を受けた後、いったん帰宅
して昼食をとりしばしの間お昼寝。カミさんをアダルトスクールに迎えに行き、
その後2時からの「Operating System」のクラスへ。

このクラスの教授はベトナム人でベトナム語訛りの英語が非常に聴きずらい。
一生懸命聞き取ろうとするのだが、ほとんど何を言っているのかよく解らない。
まあレクチャーノートに書いてあることを順番に言っているだけなので、たいして
問題ではないのだが、他のアメリカ人の生徒たちにはちゃんと聞こえているみたいである。
ふーむ、この辺の差はやはり英語を母国語をしているかしていないかの差だな〜と
納得せざるを得ないのでした。

授業の後、2ヶ月間切っていない髪を切ってもらうために近くのSuperCutsへ。
わずか15分程で散髪してもらいました。お値段は$12。これでしばらくの間は、
毎朝寝癖を直す手間が省けるぞ(笑)。

夜はひたすら「GUI Programming」の予習勉強。が!しかし休憩の間にテレビをつけると
映画「Meet the parents」をやっていて、ついつい見入ってしまった。
で、最後まで鑑賞。いかんいかん!これからは休憩中にテレビを見る癖をなくさんと・・


2月5日(火)

朝8時に起床。
毎週火曜と木曜は3クラスある日なので、重たいテキストが3冊も入っているバックは
重くて仕方がない。肩がおかしくなってしまうぞ!なんて思いながら、最初の「Calculus III」のクラスへ。
セミナーの後、昨日延期になったQuizをやる。これに関しては問題なし、バッチリでしょう。

そして「Critical Reasoning」の授業を受けて、
「Discrete Structures with Computer Science Applications II」(長いな〜)のクラスへ。
う〜ん今日の授業はちょっと難しいぞ。内容的にはC++などで書かれたプログラムの
アルゴリズムの処理速度をNを使って表せ。というものだが、Nested for loopがいっぱい
あるので(すんません、プログラム用語です)、ややこしくてなかなか理解するのが難しい。
まっいいか、そのうち解ってくるだろう、とあいかわらず気楽な自分でした(笑)。

となりに座っていたTiagoが全く解らんと言っているのを聞いたりすると、
なぜか安心してしまうのでした。授業の最後にはQuizがあり、これに関しては
まあ問題ないでしょう。となりのTiagoはこれも全く解らんと嘆いてました(笑)。

授業の後、そのTiagoに「GUI Programming」の宿題でちょっと解らないとこがあるので、
教えてもらうために実習室へ。彼はVisual Basicに関してかなり知識豊富なので非常に
助かった。「これからも解らないことがあったらお世話になるのでヨロシク。」なんて
言ったら、「いつでもOK」とうれしいお言葉。いやーこういう心強い味方がいると安心だな〜。


2月6日(水)

昨夜は「Critical Reasoning」の宿題をひたすらやって、なんとか終えることが出来た。
締め切りは来週の火曜日だが早めに終えとくと気持ちが楽になっていい。
今日水曜日は2時からの「Operating system」の授業だけで、それ以外何もない。
ということで午前中はこの前映画に誘惑されて出来なかった「GUI Programming」の予習をやる。

ひたすらテキストを読むこと50ページ。何となく理解できたような〜できないような〜、
実際に授業を受けたり、実習してみるまではなかなかテキストの内容を理解するのが
難しい。しかし予習した段階では解らなくても、脳の潜在意識にはちゃんと読んだ
内容が残っていて、授業を受けたときの理解度が増すのである。だから僕は理解
できなくても必ず予習はしておくのである。
理解できないことをひたすら読んでいてもそれなりに効果があると思うのである。

さて、2時に学校に行けばいいのだが「GUI Programming」の実習の宿題が
まだ終わっていないためそれをする為に12時に学校到着。
実習室で宿題と格闘していると、友達のTiagoが隣りに来た。
僕が悩んでいるのを見て彼は横からいろいろとアドバイスをくれた。
そのお陰で宿題は無事完了。「さっそくお世話になったね」といいながら
僕が写真を一枚と申し出ると、彼は照れくさそうに応じてくれた。

彼はブラジル系アメリカ人で先セメのCECS 325のクラスで知り合った。父親が
以前軍人だった関係で子供の時に2年程、沖縄の嘉手納基地に住んでいたことが
あるという。うちのカミさんが沖縄出身なのでいろいろと沖縄のことを聞いて
みたのだが、彼は基地からほとんど出た事がなかったみたいで日本のことを
あんまり知りませんでした。唯一知っていたのがアニメの「ドラゴンボール」
でした(笑)。
2時からの授業に行く前に「また今度も何かあったら頼むよ」とちゃんと忘れずに言って別れました(笑)。

「Operating system」の授業は相変わらず1時間の講義だけで終了。
本来は講義の後に1時間半ほどの実習があるのだが、未だに実習をまったく
やっていない。まあそのうちにあるだろうと思うけど、教授はかなりのんびり
ムードである。来週の月曜日にQuizがあることを伝えられて今日の授業終了。
う〜ん、なんとなく今セメはあまりバタバタしなくて済みそうだぞ。


2月7日(木)

昨晩テレビを見ていたら、ニュースでガーデナの高校での銃発砲事件のことを
報道していた。
ガーデナとはうちのアパートから15分程車で行ったあたりの地域である。

ここ最近頻繁に教育機関での銃乱射事件のニュースを耳にしているが、身近で起きる
となんだか少し不安になる。
普段ここで生活をしていてあまり危険なことを感じないからなおさらである。

前々から気になっているのだが、アメリカの銃規制はどうなっているのか?ということ
である。ちょっと前に聞いたことがあるのだが、アメリカの政府は全米ライフル協会
からの強い圧力を受けているためなかなか銃を規制できないみたいである。
しかし世論の反応はというと国民の80%は銃規制に賛成しているようである。
全米ライフル協会からの強い圧力のために、アメリカの政府が80%の国民の願いを
叶えられないのを見ていると、なんだかもどかしい気になる。

僕は専門家じゃないので良くわからないが、僕の意見としては銃は身を守るために
確かに必要かもしれない。しかしもし銃が規制されれば、少なくとも今より銃犯罪が
減るのは確実だろう。たしかに今まで銃で身を守ろうとしていた人が守れなくなるかも
しれないが、その反面大多数の人が銃の犠牲にならなくて済むのである。
銃で身を守ろうとしていた人は文句を言うかもしれないが、
すべての人間が納得できる社会をつくることなど不可能である。

何でも確率の問題であり、少数派と多数派がいればやはり多数派の意見が
尊重されなければいけないと思う。政府は少数派である一部の銃愛好家の声よりも
多数派である国民の銃規制の声を聞くべきである。
そのことは今の日本の規制緩和の問題にも繋がるのではないだろうか?

例えば、僕の実家は建設会社を経営しているのだが、何か工事を行うときに
そこの地域に住んでいる人の意見をものすごく尊重しなければならないのだ。
一部の少数派の住人が反対するとそれで工事が中断したりする。
こういうことは財政的に見ても非常に効率が悪い。やはり多数の人間が望んでいること
なら多数派の意見を尊重すべきなのである。
僕が最近読んだある本の中にこんなことが書いてあった。

"ある人が川に橋を造ろうとした。ところが一部の人間がそれに反対した。
そしたらその人がこう言った。「わかりました、橋は造りません。その代わり川を泳いで渡ってくださいよ。」と"

まさにこの通りである。橋が出来なかったら大多数の人が困るのである。
日本の規制緩和は1日も早く進めてもらいたいものである。

さて、話を180度変えて今日の日記はというと普段通りに学校に行って、普段通りに
帰宅して特に何もない1日でした。(だから書くことに困っていたんですよ(笑))


2月8日(金)

今朝目を覚まして時計を見ると、7時40分を指していた。うん?ちょっとまてよ、
今日は8時から学校がある日ではないか!寝坊をしてしまった。

あわてて支度を済ませ学校に直行し、駐車場から小走りにクラスへと向かう。
ぎりぎり8時ちょうどにクラスに入るとまだ6人しか来ていないではないか!
みなさん結構のんびりなんですね〜。ともあれ間に合ってよかった。

「GUI Programming」の授業は2時間のセミナーの後、コンピューター実習室に
移動する。今日は前回出されたプロジェクトの宿題をチャックする日なのだが、
教授は「次回の授業でチェックする」と延期してしまった。
せっかくTiagoに手伝ってもらって終えたのに・・まあいいや。

実習時間には新たに2つのプロジェクトの宿題が出された。2時まで粘ってなんとか
1つを終了。気がつけばみんなもう帰ってしまっていて、実習室には僕1人しかいない。
もう1つはまた今度学校でやればいいや。ということで家に帰宅。

「Calculus III」の宿題などをしながら夜まで過ごす。
そういえば今日からソルトレイク冬季五輪の開幕なんですね。夜はNBCで開幕式の
模様を生中継していたのでそれを見て過ごす。開幕式の演出はなかなかのもので
見ごたえがありました。それにしてもアメリカの入場行進の時のあの歓声の大きさ
には、やはりアメリカの愛国心の強さを感じてしまいました。


2月9日(土)

朝9時に起床。
今日は土曜日ということで恒例のダンス教室の日である。先週は思わぬ胃の痛みの
ために行けなかったが、胃も直ったし今日は前回休んだ分を取り戻すぞ!と朝から気合ばっちりである。
外に出てみると今日はかなり風が強く、しかも熱風のようにあたたかい。
道路には枯葉が風で舞っている。う〜ん、とうとう春の訪れかな〜と思いながらダンス教室に到着。

今日はダンス教室の風景を写真に撮ってみました。

(左が外観で右が中のフロアーです。)

やっぱり一回休むと感覚を取り戻すのが大変で、前回習わなかった分も含めて、
今日はついていくのに必死でした。

ダンスレッスンの後はガーデナの「マルカイ」、トーレンスの「ミツワ」と日本食材の
買出しツアー。今日も例のごとくネギトロを3パックも買ってしまいました。
帰宅後はひたすらお勉強。来週は「Calculus III」、「Critical Reasoning」と2つも
Mid-Termがあるのである。

夜は近くのスポーツ用品店へ。前々から買いたいと思っていたローラーブレードをついに購入。

先週の日曜日にビーチを散歩した時に、みんながやっているのを見てあまりにも
楽しそうだったのでついに買う決心をしてしまったのである。まあ日本にいたら
こんなこともしないだろうし、こっちに居る間にやれることは出来るだけ何でもやりたいと思うのである。
お値段は僕とカミさんの2人分、税込みで129ドル。まあ一番安いやつを買ったからよしとしよう。

夜、アパートの周りでちょっと練習したのだが、これが思ってたよりも結構簡単である。
たまにこけそうにもなるが、まあこれくらい出来れば大丈夫でしょう。
ということで明日天気が良ければ早速ビーチにいってきます。


2月10日(日)

朝9時に起床。昨夜は風が強くうるさくてなかなか眠れなかった。
今日も朝から天気は良く快晴だが、結構風が強い。はたしてローラーブレードは出来るであろうか?

午前中は来週ある2つのMid-Termのために、ひたすらお勉強。
「Calculus III」、「Critical Reasoning」と順調に復習していく。
まあ大まかに頭に入ったから、あとは前日にもう一度見直せばいいや。

お昼を食べた後、近くのビーチに行きさっそくローラーブレードを始めてみる。
昨夜はけっこううまく出来たのだが、今日は風が強いせいかなかなか思うように
出来ない。追い風の中ではけっこう楽に滑れるが、向かい風になるとこれが大変である。
休憩を何度かはさみながら2時間ほど滑ったら、足がくたくたになってしまった。

終了後、乾いた喉を潤すため近くのスタバに行き、コーヒータイム。
となりに座っていたおじいさんと雑談をしながら時を過ごす。話はどんどんと
深まっていき、ついに日本の政治の話にまで発展してしまった。おじいさんが言うには
「日本の政治は早く構造改革すべきだ。」とか、「今の小泉総理は変わり者で、
いままでの総理に比べずっと期待が出来る。」など日本で言われていることと同じ事を
言っている。と同時に日本のことをよく知っていました。

「アメリカの景気のためにも日本の景気が早く回復してほしい。」とも言っていた。
一個人の発言とはいえ、アメリカでも日本に対してこれだけ関心がもたれてるんだな〜と実感した。
と同時に日本の国民だけでなく、世界中が日本の今後の政治に期待してるんだ。と勝手に思ってしまいました。

僕はおじいさんに「今の総理なら間違いなくやりますよ。」と答えときました。
まさか最近急激に支持率が下がったなどとは、口が裂けても言えないのでした(笑)。

ちょうどカメラがあったので(というかいつも持ち歩いてます)、写真を一枚。

おじいさんはGeorgeさんといって元軍人で、朝鮮戦争時に日本にも2週間ほど
行った事があるとか。気づいたら1時間近く話してました。

Georgeさんに別れを告げて、アパートに帰宅。帰宅したらちょうど「報道2001」を
やっていたので、早速日本の政治の議論に見入ってしまいました。


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