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その6 集合巣の落とし穴
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この費用に関して、ももんが♂の同僚から不安な情報が寄せられた。 その同僚は、去年買った集合巣の修繕積立金が安すぎるため、このままでは10年補修時に1戸あたり100万以上の持ち出しが出る恐れがあるので、管理組合総会で「修繕積立金」の5千円UPを提案したとの事。 ところが!あっさりと否決。ほとんどの家庭が住宅ローンで手一杯で修繕積立金のUPに反対。言い分としては、「買ったばかりなのに何故直ぐUPするのか?」と言うものだった。 たしかに、ごもっともな言い分。最初から足りなく無いように計画が建っているもんだと思うのが人情。 が、現実は違うのです! 詳しくは「集合巣の誤算 その1 修繕積立金」をお読みください。 6年前と今とでは違うのかと、前章でももんが夫婦が見学した大手不動産会社が売り出している集合巣でも聞いて来たのですが、やはり修繕積立金は、初めから足りるようには設定されていませんでした。 しかも計算される修繕費はあくまでも現在の「時価」です。物価変動は考慮されていません。 もっとびっくりな事は、集められた積立金の運用利率がこの低金利時代なのに、まだ4%で試算されている事です。 業者の言い分は「長期の積み立てなので、平均するとこれくらいでしょう」と楽観的です。 しかし、良く考えてください。「金利が上がる」=「物価が上昇する」です。ということは、試算どおり、将来、平均4%になるように金利が上昇してくれたとしても、修繕にかかる工事費も今の時価より高くなるのです。 結局これでは、積立て計画に添って値上げされても足りない事になります。 しかも、積立金の値上げは、所有者の同意が得られなければいけません。ももんが♂の同僚の様に、否決されてしまえばそれまでです。これは他人事では済まされません。実際に、あちこちの集合巣で同じ現象が起こっています。修繕積立金の値上げが出来ないのです。 これには、大手不動産会社も対策を考えているようで、事前に説明会を何度も行ったりして値上げが前提の計画になっていると購入者に注意を呼びかけているようです。 また、この頃付帯施設がついている集合巣が沢山あります。ももんが夫婦の見学した集合巣でも「託児所」や「フィットネス」等がありました。便利な反面、維持費がかかります。これも、修繕費の金額を押し上げている原因です。 付帯設備が付いているほど、入居後に高額の修繕費を支払わないといけない事に気が付いたももんが夫婦でした。 |
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