♪ ロシア国歌 ♪
Гимн РФ (2000-)

訳 ウラジーミル

ロシア 聖なる我等が国
ロシア 愛する我等が国
固き意志 偉大な栄光や
永久に汝が富ならん

   称えよ自由なる我等が祖国
   いざ集え 兄弟よ
   先人が知恵 我等がもとに
   讃えよ 汝が誇りを


南海より極地の果てへ
広がりぬ 我等が国
唯一の国 無二の存在
神が愛でし 我が祖国

   称えよ自由なる我等が祖国
   いざ集え 兄弟よ
   先人が知恵 我等がもとに
   讃えよ 汝が誇りを


夢と人生に広大なる大地
時は示す 我が道を
祖国が下に 誓い立てる
今もそしてこれからも

   称えよ自由なる我等が祖国
   いざ集え 兄弟よ
   先人が知恵 我等がもとに
   讃えよ 汝が誇りを

1. Россия - священная наша держава,
  Россия - любимая наша страна.
  Могучая воля, великая слава -
  Твоё достоянье на все времена!

   Славься, Отечество наше свободное,
   Братских народов союз вековой,
   Предками данная мудрость народная!
   Славься, страна! Мы гордимся тобой!


2. От южных морей до полярного края
  Раскинулись наши леса и поля.
  Одна ты на свете! Одна ты такая -
  Хранимая Богом родная земля!

   Славься, Отечество наше свободное,
   Братских народов союз вековой,
   Предками данная мудрость народная!
   Славься, страна! Мы гордимся тобой!


3. Широкий простор для мечты и для жизни
  Грядущие нам открывают года.
  Нам силу даёт наша верность Отчизне.
  Так было, так есть и так будет всегда!

   Славься, Отечество наше свободное,
   Братских народов союз вековой,
   Предками данная мудрость народная!
   Славься, страна! Мы гордимся тобой!

1.ラシーヤ スヴェシシェーンナヤ ナーシャ ジェルジャーヴァ,
 ラシーヤ リュビーマヤ ナーシャ ストラナー!
 マグーチャヤ ヴォーリャ ヴェリーカヤ スラーヴァ
 トヴァヨー ダスタヤーニイェ ナ フシェー ヴレェーミェナ!

   スラービシャ アチェーチェストヴァ ナーシェ スヴァボードナエ、
   ブラーツキフ ナローダフ サユース ヴェカヴォーィ!
   プレェートカミ ダーンナヤ ムードラスチ ナロードナヤ !
   スラービシャ ストラナー!ムィ ガルディームシャ タボーィ!


2.アト ユージヌィフ マリェーィ ダ パリャールナガ クラーヤ
 ラスキーヌリシ ナーシ リサー イ パリャー
 アドナー トゥイ ナ スヴェーチェ!アドナー トゥイ タカーヤ
 フラニーマヤ ボーガム ラドナーヤ ゼムリャー!

   スラービシャ アチェーチェストヴァ ナーシェ スヴァボードナエ、
   ブラーツキフ ナローダフ サユース ヴェカヴォーィ!
   プレェートカミ ダーンナヤ ムードラスチ ナロードナヤ !
   スラービシャ ストラナー!ムィ ガルディームシャ タボーィ!


3.シローキィ プラストール ドリャ ミェーチトゥイ イ ドリャ ジーズニ
 グリャドゥーシィエ ナム アトクリヴァーユト ガダー!
 ナム シール ダヨート ナーシャ ヴェールナスチ アッチーズニェ
 ターク ブィーラ ターク イェースチ イ ターク ブジェート フシグダー!

   スラービシャ アチェーチェストヴァ ナーシェ スヴァボードナエ、
   ブラーツキフ ナローダフ サユース ヴェカヴォーィ!
   プレェートカミ ダーンナヤ ムードラスチ ナロードナヤ !
   スラービシャ ストラナー!ムィ ガルディームシャ タボーィ!

新世紀を間近に控えた2000年。プーチン大統領は、それまでの愛国歌からソ連国歌のメロディーに変えました。

 ソ連からの独立後のロシアには未来への希望が満ち溢れていました。共産主義の呪縛からの解放、独立、そして自由。しかしエリツィン政権のもとでは共産主義からは逃げられましたが、安定した生活は得られませんでした。

 そして独立を境にしロシアからは光が失われつつありました。ロシアの大国としての誇りが失われ、犯罪は多発し、誇りである軍隊はほぼ崩壊に近くなりました。アメリカには頭が上がらなくなり、西欧との生活環境の落差は広がる一方。

 これらに追い討ちをかけたのが98年の経済危機。帝政ロシア、ソ連を通じ自らの経済を見つめてきた、またロシア人の誇りのルーブルが紙くず同然となりました。

 ロシアの人々は現実に打ちのめされました。しかし。ロシアの人々はこんなことではへこたれません。

 ・・ですが、やっぱり自分達の生活には限界が近づいてくるわけです。エリツィンは何もせず酒ばかりのんでいる。国民の生活の不満は政治に向けられました。そんな中。1999年の大晦日。ロシアと全世界に衝撃が走りました。

 エリツィンが突如辞任したのです。後任は元ペテルブルグ市長プーチン。名も知らぬ若き男に大国ロシアは委ねられたのです。

 国民はあまり期待をしませんでした。「エリツィンよかましなだけだろう」と。しかし、そんな国民のさめた目を横目に、「強いロシア」を掲げた大統領は次々と改革を断行。経済はだんだんと回復。生活も苦しいながらも徐々に改善。なんと言っても「強いロシア」が現実に感じられるようになったのです。 もう昔の我々ではない。昔の栄光を取り戻そうじゃないか!ロシアの人々は沸き立ちます。

 そこで彼はロシアの国歌を、あまり人気が無く正式な国歌ではなかった愛国歌からこの新国歌に変更します。昔の栄光のシンボルたるソ連国歌が復活したのです。ソ連国歌は、WWII勝利、大国の栄光、宇宙開発の成功、そしてオリンピックの優勝を象徴する歌です。それに「ロシアの栄光の復活」を取り入れるのです。

ロシアの大国としての栄光を取り戻そうではないか!・・・そんなロシア人の希望と息遣いがこめられている歌なのではないでしょうか?

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