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早春の千葉の自生地

2003年3月15日


冬の成東

寒さに耐えるコモウセンゴケ

自生地の場所を正確に記録(GPS)

冬芽のモウセンゴケ

長柄の自生地を探検する瀬野氏

沢山のコモウセンゴケにご満悦の瀬野氏

長柄のコモウセンゴケ

冬とは思えない生育状態

花茎を上げている株もあった

モウセンゴケも展開中

平成15年3月15日(土) 福岡の瀬野さんが、自生地調査のために千葉の自生地を見たいというので、同行し案内役を買って出た。 3月のまだ肌寒いこの季節に自生地を巡るのは、はっきり行って記憶に無いが、この季節のほうが、コモウセンゴケは赤くなり、雑草は枯れていて探しやすいとのこと。妙に納得してしまった。
成東で待ち合わせをして、早速自生状況の調査。さすがにここ成東は1月に野焼きを行うので、自生地は黒く変色し、オーストラリアの荒野のようだ。ゆえにコモウセンゴケもモウセンゴケも全く見つけることは出来ない。完全に焼けてしまっているようだ。
野焼きを行わない場所では枯れこんだコモウセンゴケを発見。完全に枯れているものも多く、中には成長点だけ生き延びているものもある。
この日は気温9度、風も冷たく雨も降ってきた。絶好の自生地探検日和である。あまりに寒いので車に乗り込み、次なる目的地へ。千葉の茂原の自生地だ。20年以上前は茂原には至ることにモウセンゴケ、コモウセンゴケ、イシモチソウ、ナガバノイシモチソウなどが繁茂していたものだが、今は見る影も無く開発宅地化が進み、年を追うごとに湿地が田んぼになり、田んぼが宅地になり、宅地がコンビニやホームセンターとなり、どんどん開発されてしまっているのが茂原の現状である。
尼が台公園内にある人工移植された自生地を見てみるが、モウセンゴケの冬芽は確認できたが、コモウセンゴケは見つけることが出来なかった。また夏に確認することにしよう。
そして本日最後の自生地、そう、最近発見された長柄である。いつもみんなでお弁当を食べている場所の休耕田自生地を見てみる。あるある!草に埋もれるようにコモウセンゴケが元気に生育していたのである。成東のものは枯れていたり寒さで縮こまっていたが、ここのものはみな、真冬とは思えないほど元気に成育している。そして花茎まで上げている株も沢山あった。ここは両側を小高い岡に囲まれているため、冷たい空気が遮断され、程よいフレームが出来ているのであろう。上記写真を見ていただいても、まさか3月の状態とは思えないほどよく生育しているのがお判りいただけるであろう。
瀬野氏は自生地3箇所をGPSで正確に測定し、満足して帰りの途についた。彼が日本全国のコモウセンゴケの自生地を調査した記録は正式論文としてJCPS情報誌7月号に掲載予定である。ご期待ください。

トップ栽培場JCPS案内浜田山集会分譲画像文献自生地南総リンク

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