COLUMN第一弾に相応しいような文を載せたいと思い、
一番自分の中で考えさせられた「良い経験」を書きます。
第二弾、三弾と次のメンバーに回すので楽しみにして下さい!
「JAPONICANS IN NEW YORK」
05/9/30〜05/10/9
THE JAPONICANSのNEW YORK TOURは簡単な
一言から始まりました。T.SAXのSAKIが
1年前から音楽修行の為、NEW YORKに滞在している
のですが、そのSAKIの「こっちでライブしない?」
の一言によって全てが動きだしました。
2つ返事で行くことになり、ライブ日程、
滞在先も決まらぬまま、ツアー日程が決まりました。
(05/9/30〜05/10/9)
SAKIのN.Y.での音楽活動の甲斐あり、
VICTOR RICE、THE SLACKERSのDAVID(T.SAX)
、KINGDJANGO ALL STARSの
IRA(BASS/JAMMY LAND RECORDS)の協力が得られ、
2つのライブ(9/30、10/4)が決まりました。
9/30の夕刻にJFK空港に到着をし、SAKIと
落ち合い滞在するホテルへ。荷物を置き、
落ち着く間も無くライブハウス、
THE HOOK(BROOKLYN)に直行しました。
時差で頭が冴え無い中、
状況も把握しないままリハーサルが始まりました。
初日はTHE SLACKERSの企画。
出演はTHE JAPONICANS、THE SLACKERSの元TP.の
MUSH1率いるTHE SCORCHERS、
そしてTHE SLACKERSの3バンド。
うちが始まる頃にはオーディエンスが100人は
いたでしょうか?その中下手な英語MCでライブを始め、
曲をやる毎にオーディエンスの動きも出てきました。
カバー曲「I WILL ALWAYS LOVE YOU」を
やり出すと歓声をあげて踊る人もちらほら。
ライブを終え、ステージから降りると、
「握手してくれ!」「写真とらせて!」
「レコード買うよ!」「次のライブは?」と
話してくる人たちがいて、その反響に驚きました。
レコードも何枚か売れました。(IRAに「N.Y.では
レコードは$5.00が相場だ」と言われ渋々$5.00で売ることに。)
初日のライブは意外にも好調の出だしとなりました。
2番目出演のTHE SCORCHERSはというと黒人の
女性VO、CHORUSとMUSH1がトップで歌う
ロックステディバンドでした。
インストのスカの曲もやったりで、黒いノリが
出てる心地の良いバンドです
(現在、JAPONICANSのSAKIがT.SAXで所属してるバンドです。)
3番目出演のTHE SLACKERSの時にはオーディエンスも300人近くいたんではないでしょうか?
MCで煽るわ曲で煽るわで文句無しのステージングでした!!
ほんとは詳しくレポートしたいのですが、オーディエンスにまみれて踊ってました 笑。
スカはN.Y.シーンではもう古くて終わっていると聞いていたので
どんなものかと蓋をあけてみたらどうってことはなく、
スカを愛するオーディエンスは沢山いたので安心しました。
N.Y.シーンではHIPHOP、DANCE HALLなどが主流であとはJAZZがあるくらい。
その中でスカをどれだけ復興させるかが自分のシーンに対してのこれからの課題だと感じました。
次の日(10/1)、VICTOR RICEと会い酒を飲みつつ話をしてました。N.Y.に対する考え、音楽に対しての考え等々。
そんな中、冗談でVICTOR RICEに「レコーディングをしてくれないか?」
と話をしてみたらノリで「OK!」
最終日の10/8に1日使ってVICのレコーディングハウスでレコすることになりました。
10/3、THE SLACKERSのGu.のTJのDJイベントにVICTOR RICEに連れていってもらいました。
スカ、レゲエなイベントで色んな人と絡み、SLACKERSのKEY.のVIC RUGGIEROとも話すことができました。
彼は三味線を日本で買ったと言っていたので、
是非SLACKERSでそれを使ってくれ!と言っちゃいました。笑
使ったら面白いですよね!?
10/4、OTTO'S SHRUNKEN HEAD(MANHATTAN)で2STAGEのワンマンでした。
と言ってもBARなのでそこまで気を引き締める程でもないですが。
ライブスタート近くになると、「HEY!BROTHER!」と声をかけてくる人が。
誰だ?と思ったら9/30にライブに来た人達。
その他にも飲み屋で知り合いになった白人の奴らが8人くらいで遊びに来てくれたり。
1STAGE目が始まり徐々にオーディエンスも動きだし、
無事終了。踊っていたおじいちゃんが印象的でした 笑。
2STAGE目を早く始めろ!とコールがありそそくさと始めました 。
最後にはアンコールも頂き、
曲は出尽くしているのでカバー曲「MONKEY MAN」やってしまいました 笑。
やはり知ってる曲だからかモッシュする有り様。
コール&レスポンスで遊んだら大盛り上がり!
最高の一日となりました。
本来ならばライブはこの2つで終わりだったのですが、
そのバーで「今週またライブをしないか?」と言われ、もう1ギグ最後に決まりました!
そして迎えたのは10/7、地元のロックバンド、パンクバンドとの共演でなに不自由無く、無事にライブ終了。
またライブをしに来い!と沢山の人に言われ、
コネクションがその日も広がった一日となりました。
そして次の日10/8、VICTOR RICEのRECORDING HOUSEでレコーディングしました。
持ち曲ではなく、その場で演奏。2曲のシンプルなレゲエの骨組みを録音しました。
録音し終えてからはVICの手さばきでDUBへと変化。
日本人とは全く感性が違い、想像もできないような形でDUB MIXされていきました。
歌は2曲とも「Liberdade!!」(リベダージ!!)と合唱しています。
ポルトガル語でLIBERTY、FREEDOMの意味です。
この言葉はVICのPEACEという気持ちが込められています。
音楽でPEACEを伝えることはとても難しくもあり、簡単なことでもあり。
混血人種がいなく、無宗教の人が多い日本では
国内抗争、テロ、性犯罪、犯罪等はアメリカよりも当然少ないので、
日本人にはピンと来ない部分もあるかもしれませんが、
国の違いかVICの気持ちは強く感じることができました。
NEW YORKではライブをするのにバンドマンはほとんどの場所でお金がかかりません。
バンドマンはチップをオーディエンスからもらい、バーは酒代&チップをもらう。
その共存形態が日本のライブハウス形態とは全く異なり、
遥かにやる気の出る町であるのは確かです。
良い&面白いギグをすればチップがもらえる。
そんな中で見た目、内容の濃い音楽が作られるのは必然であり、
音楽世界の最先端の町と言われるのも頷けます。
NEW YORKという町で9日間滞在をし、思うことは
自分のアイデンテティを出し尽くすことが
一日をいかに過ごすかの術であり、
一日をいかに楽しむかの術であるのかな。と感じました。
「出過ぎた杭は打たれる」なら、出過ぎたい!打たれたい!
読んでいただきありがとうございました。
LOVE & PEACE
THE JAPONICANS 島津行裕
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