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ワゴンサービスの取り組み

ワゴンサービスを実際に始めてみたいと思う方のために計画準備から営業開始(開業)までをシュミレーションしてみました。

1.まずパチンコ店を探す。ワゴンサービスに触れる



あなたのお住まいの近くのパチンコ店を廻って、最適なお店を選びます。選び方としては台数が最低でも200台以上、ピーク時間の稼動率が70%以上(人が多い時間帯に空台が3割以下)というところでしょう。お住まいの近くに最適なお店がなければ車で行ける範囲で探しましょう。なんせ国内で16,000件もあるんですから、お住まいの近くにも意外と多くのお店があるものです。webでもデータチェック。また行動する前に知識の習得をしておきましょう。行き先でワゴンサービスをしているお店があれば、あなたがお客さんとしてパチンコをしながらコーヒーを買ってみてください。スタッフの動作を見ればおおまかにでもサービス姿勢が見えてくるはずです。チェックするのは「表情」「話し方」「応対」「商品」「価格」「作って持ってくるまでの時間」「味」です。またワゴンカウンター(形状・設置場所・使用機器・環境※営業許可をとるための環境)を観察するのも忘れずに!
ワンポイントアドバイス
例えば私が喫茶店を経営していて薄利か赤字だとしたら喫茶店を諦めてワゴンサービスをやるでしょう。WSは初心者とはいえ喫茶にかけてはプロですからスムーズに開業できるはずです。喫茶店(個人店)なら1日コーヒーを売ってもせいぜい100杯程度。でもワゴンサービスなら300〜600杯は可能でしょう。自家培煎している自慢のコーヒーなら数量が増えることで手間も省け原価も下がります。そうなればオリジナルコーヒーとしてパチンコ店の端玉景品(100円や200円未満の景品として)に取り入れてもらっても面白いでしょうね。

2.営業をかけてみる
好ましいお店があったらまず店長さんに面会を申し込みましょう。お店のメリット(サービス&売上)にもなるんですから自信をもって訪問してください。そのお店が既にワゴンサービスを導入していても構いません。なぜなら委託先との契約は1年単位が多いので今は断られても契約満了時期には検討してくれるはずだからです。もしかしたら更新月が来月かも知れませんよ。また現在ワゴンサービスの業者さんが知名度ある会社でも諦めてはダメ。かえって「えっ、こんなサービスなら自分のほうが上じゃない」と思うことが多いからです。実はこのWS事業が完全に確立できている専門会社は少ないのが事実。派遣や請負業と混在していたりして発展途上のケースも多くあります。パチンコ店さんとしてはワゴンサービスの業者が法人だろうが個人だろうが関係ないんです。事実、私が個人で営業を始めたお店にはそれまで全国でワゴンサービスを展開している会社がやっていましたがお店は簡単(しかも契約途中!で)に私に切り替えてくれました。その時「あなたのサービスがよければ、別に・・・社である理由はない」と言われたんですよ。それとパチンコ店の最近の常識としてはグループ店すべてに同じ業者だけを入れないらしいんです。それによって各業者のサービスを競合させる効果があるんですね。だからこそ個人の参入の機会があるんです。いくつかのワゴンサービスの業者さんは無理に店舗数を拡大しすぎて個々の営業力が低下の傾向、それをお店から指摘されて入退店の繰り返しが起きていると聞いています。実に戦々恐々の状態なんです。私だったら無理はしませんし営業店舗の数をステータスにするようなこともしません。(笑
余談ですが私の親戚が私の真似をして最近WSを始めましたんです。本人、仕事歴といえばビデオレンタルのバイトしかない、まだ20才の女性なんですけどね。大丈夫、できるはずです(笑
ちょっと横道に逸れましたので戻します。
もし営業先のパチンコ店が自営でワゴンサービスをしている場合は難しいと考えたほうがいいでしょうが売れていない様子なら委託にきりかえてくれる可能性もあります。営業するには事前に簡単な名刺をつくっておきましょう。最近はパソコンで簡単に作れます。営業を重ねていく上で見込み先が5〜6店あれば成約の確立も上がります。また何度も足を運びながら自分が描くワゴンサービスを簡単な提案書にまとめて提出することが大切です。実際にあなたがお客さんの視点でワゴンサービスを観察することで色んな発見ができます。あとはそれを自分なりにアレンジすればいいのです。提案書に記載すべきポイントはサンプルとしてここにあります。
ワンポイントアドバイス
成約に大きく左右するのがパチンコ店に支払う販売手数料(マージンやロイヤリティ)です。その中には家賃や光熱費分の費用を含みます。業界で多く採用されているのは売上げに対して予め決めた掛け率をお店に支払う(売上げによって変動する)方法です。
例えば売上が月1,500,000円(消費税別)あったとした場合、販売手数料率が20%なら300,000円
30%なら450,000円 40%なら600,000円をお店に支払うことになります。
では何%が妥当でしょうか?

例えば1ヶ月の売上げを100%として
原材料費25%
人件費30%(従業員があなたならあなたの賃金分)
雑費5%
販売手数料20%
=利益20%(あなたの利益)

と試算してみました。なお原材料費25%は高めの設定です。
それでも夫婦二人でやった場合でも750,000円(賃金+利益)は確保できるのです(税金を除いた場合)。さらに売上げが上がる努力、原価を抑える努力、販売手数料を抑える交渉をすれば1店舗で100万円以上も不可能ではありません。また2店、3店と増えていけば・・2倍3倍。でも従業員さんを採用することで実際はそうなりませんけどね。でもほら欲がどんどん膨らみませんか?決して大げさな数字ではありませんよ。
結論として、お店に提示する販売手数料率は20%(MAX30%)で交渉することをお勧めします。中には販売手数料0の店舗さんもあるようです。その理由はお客さんに価値あるサービスを提供してくれるわけだから、それだけで十分ということらしいんです。このようなお店にもし巡り合ったら幸せですよね。
ここであることに気づきませんか?
答えはこのビジネスでは「広告宣伝費」が要らないことです。喫茶店やレストランならチラシを折り込んだり、タウン誌に掲載したり、クーポンを作ったり看板をつくったりしてお客さんを呼び込むために大きな出費がかかりますが、ワゴンサービスの場合は、既に目の前にお客さんが座っているんですからお客さんを呼び込む必要がないんです。つまり本来あるべき「広告宣伝費」が浮くということになりますよね。宣伝しなくてもパチンコ店さんがチラシやPRでお客さんを呼び込んでくれている。実にありがたい事です。(感謝

参考/売上げによって変動する販売手数料ではなく固定額(例えば300,000円/月)を支払う方法もあります。しかし売上予測額を読み間違えると売上げが落ちた月は赤字に転落する場合がありますので注意が必要です。どうしても固定額にしなければならないときは売上予測額(1日の販売予測から算出)の20%程度に押さえた上で日割り計算にしたほうがいいでしょう。なぜなら月によって日数が違うのは当然ですがある月にお店に特別な休日があった場合、営業が出来なかった分の販売手数料が免れるからです。
例えば固定の販売手数料を月300,000円。月の平均営業日数を28日と設定していながら、ある月にお店の一部改装のために2日間余分に店休となった場合は300,000円-((300,000円÷28日)×2日)
=279,000と変動する設定にしておきます。

ワンポイントアドバイス
どうしても営業先がとれない。とお悩みの方は仕入れ予定の業者さんに紹介をもらう方法があります。なんせ相手は顔が広いので持ち前のネットワークで探してくれることがあります。事実、私の営業先の一つは仕入れ業者さんの紹介なんです。
また、中にはWS会社さんがFCの加盟を推進している場合がありますが私はお勧めしません。みすみす自分で獲得したお金を奉納するようなものです。第一、私が経験したコンビニならともかくFCに値するようなノウハウやブランドなどはないのですから。

3.お店が契約に応じてくれました
まず、仕入れ業者さんをピックアップして電話で問い合わせします。仕入れ業者さんは大手をはじめ数多く存在します。選ぶポイントはワゴンサービスの営業をはじめるにあたって材料や機材の調達が可能かどうかという点と仕入れ価格です。多くのコーヒーメーカーやベンダー会社が既に卸を行っているので数社の材料別の見積もりを比較して安価でありながら必要な機材や備品をどれだけ無償貸与してもらえるかという点で選択しましょう。仕入れ業者さんからの無償貸与品が多ければ何と!初期費用10万円程度で済みます。まさに驚きの低資本ビジネスです。

[原材料のリスト]一例
・コーヒー豆(ホット用)(アイス用)
・ペーパーフィルター
・ミルク
・シュガー
・ジュース類
・スープ類
・紅茶類

[備品のリスト]一例
・紙カップ(ホット用)(アイス用)


○プラスチック製は割高な上に環境ホルモンの問題があるのでお勧めしません。
・マドラースプーン
・デカンタ(※


・ミルクピッチャ
・ストロー

[機材のリスト]一例
・業務用コーヒーマシン(ブリューワーともいう)(※
(1回のセットで約10杯分抽出)


・アイス用クーラー(※


・冷蔵庫※
・製氷機(無ければ冷凍庫で代用)(※高額なので?


・ワゴンカウンター(※
・電気ポット(家庭用)
・保温ポット(業務用)(※


・在庫棚
・浄水器(レンタル)

※印が仕入れ業者から無償貸与していただける可能性があるものです。
○ワゴンカウンターは市販品(家庭用品)の代用でも十分です。
家庭用ワゴン例(代用)

4.お店と打ち合わせしてワゴンカウンターの設置場所やその他の取決め内容を決めます
ワゴンの設置場所は近くにコンセント(20〜30A)があり、ホールラウンドがしやすい場所、給排水場の近くを選びます。小型のワゴンカウンターでしたら営業後は収納することも容易です。
ワンポイントアドバイス
ワゴンカウンターを設置する前に確認しておいたほうがいいのが営業許可です。これは保健所に申請する飲食店営業許可または喫茶営業許可(カップ式の自販機もとらなければいけません)のことで、都道府県や地域によっても基準が異なりますので予めワゴンサービスの内容を記した簡単な書類を作って管轄の保健所に相談に行ったほうがいいでしょう。中には簡単な内容で許可がおりる地域もあればシンク(2層)や手洗い器、扉、給湯などの設備がなければ認可がでない地域があります。もしこれらの設備が必要と指摘を受けたらお店側に相談して設備施工のお願いをしましょう。施工については施設の持ち主であるお店に依頼し負担していただくことがベストです。将来、営業権が無くなっても施工負担した費用は帰ってきませんから。もし費用の負担を持ちかけられたら仕入れ業者さんに協賛できないか相談してみましょう。内容によっては応じてくれることがあります。このWS事業を胸を張ってやっていくため、お店に迷惑をかけず信頼を得るには営業許可の取得は絶対条件です。余談ですが、にわかにWSの無許可営業に対して保健所の調査摘発が増えてきているということです。店舗数に無許可の店舗までカウントするわけにはいけません。その他、更衣室(休憩所)や在庫置き場、給排水場の使用について取り決めておきましょう。

5.営業許可はクリアできました、次は営業内容を考えましょう
商品のメニューを考える。
一番原価率が低い(儲けが高い)商品がコーヒーですからこれはメインでなくてはなりません。あとはお客さんの好みを観察(自販機の空き缶でも分かります)したり、仕入れ業者さんに相談しながらジャンル別に設定すればいいでしょう。ここでアドバイスしたいのは最初から無理してたくさんの商品を置かないことです。中にはお客さんから・・はないの?と言われ商品に加えたが他のお客さんには人気が無く不良在庫になるケースもあります。特定のお客さんの要望に合わせてメニューを増やすのは危険です。慌てず営業後の状況を見ながらひとつづつ増やしていけばいいんです。また余裕があればドリンクだけではなくファーストフード(サンドイッチ・ハンバーガー・パン・おにぎり)の販売を検討するのもいいでしょう。
ワンポイントアドバイス
ここででてきたのが「不良在庫」という言葉です。つまり売れなくて残った在庫、または処分しなくてはならない在庫を言います。賞味期限が短い商品(サンドイッチ・おにぎりなど)や原材料(ミルクなど)は特に注意しておくべきです。

メニュー例/
@コーヒー(ホット)(アイス)
A紅茶
Bウーロン茶
Cコーラ
Dココア
Eスープ

上記の製造方法/例
@コーヒーマシンで抽出、アイスコーヒーはアイスクーラーで冷却(約20分程で冷えます)
Aティーバックにお湯を注ぐ
Bペットボトルから注ぐ
C缶やびんから注ぐ(ジュースディスペンサを無償レンタルする方法もあり、その場合3〜5種類が作られます)
Dパウダー(粉末)をお湯で溶く
Eパウダーをお湯で溶く
実際にこれらの商品を作って(サンプルは仕入れ業者さんからもらえます)味を調えながら作り方とスピードに慣れておきましょう。簡単な商品もすべてレシピ(分量や順番)を必ず作っておくことです。的確な分量は利益に影響します。最も重要なのは作る速さ、届ける速さです。

屋号と申請
屋号(店名)や俗名称は自分が気に入った名前をつけましょう。ただし当て字や長い名称、商標として登録されている名称は避けるべきです。特に当て字は将来、法人化した時に不利です。なぜなら社名の読みが分からず広がらない、または読みが複数になったりするからです。名前が決まったら税務署に個人事業の開業申請をします。
※商標登録済はここから調べることができます。
開業申請に伴う必要書類/
1.開業届出書
2.所得税の棚卸資産の評価方法・減価償却の評価方法の届出書
3.個人事業開始申告書(都道府県税事務所)

営業方法を考える
営業時間はもっとも稼働率(客席数に対する客数の比率)が最も高い時間帯に集中させることがベストですから11:00〜20:00の営業時間として内1時間休憩を入れるくらいがいいでしょう。開店(10時)や閉店(23時)間際は売上げが落ちることを覚えておいてください。
※パチンコ店の営業時間は地域によって異なります。
実際に営業する上で注意することは次の内容です。
1.オーダーしたお客さんの席の番号を間違えない。
2.お客さんがオーダーした商品を間違えない。
3.コーヒーの場合は砂糖、ミルクを入れるかどうか確認する。
4.代金を間違えない。特に玉数を間違えないために玉皿など計量できるものを用意しておく。
5.出来れば5分以上待たせない。
6.注文したがっているお客さんを見逃さない。目配りが大切
解決方法/1.2.3は注文をとるとき小さなメモを携帯して書き込んだらいいでしょう。4.の玉皿(写真@)はお店に言えばもらえるはずです。5.は作るスピードに慣れることです。6.は回っているときに前後左右を常に確認する歩き方をすることです。お店の中は音が大きいのでお客さんは声をだして呼ぶより手招きして呼ぶ場合が多いのです。ですから目配りは重要です。お客さんから見てスタッフが気づいてくれないのは嫌なもので注文してくれなくなります。もし視力が悪いのであればめがねやコンタクトを忘れずに!
(写真@)

代金は現金かパチンコ玉かコインでいただくことになりますので、玉やコインの交換数を事前にお店に尋ねておきます。ここで言う交換数というのはお店が100円に換金するのに必要な玉数またはコイン枚数のことです。ちなみに買うときは玉1個4円、コインは1枚20円で全国共通です。

例えば玉は40個交換、コインは5枚交換と設定しているお店で
200円のコーヒーを販売したら
玉なら200円÷(100÷40個)=80個
コインなら200円÷(100÷5枚)=10枚
いただくことになります。いただいた玉・コインを交換所で換金すると200円で精算してくれるので現金と同じことになります。
端数がでる場合はお店と協議してきめておきます(普通は切り上げ)が特にコインの場合の端数(誤差)は大きいので注意が必要です。
何故なら
コインは6枚交換としているお店で
220円のコーヒーを販売したら
220円÷(100÷6枚)=13.2枚

をいただくことになります。これを切り上げると14枚ですが逆算すると233円分に相当しますのでお客さんとしては現金220円で購入したほうが得です。この扱いは利益に影響しますのでよく価格を調整しておくべきでしょう。
いずれにしても、玉・コインでの販売は換算する際に割り切れないことが多いので結果的に現金でいただくより多めにいただくことになってしまいます。このことを忘れないようにしておいてください。これは私の提案ですが多めにいただいた分を寄付として使ったらどうでしょう?。これならお店もお客さんも納得してもらえるはずです。
※参考までに別の方法もあります。

話は変わりますが私の営業先での比率は現金2:玉6:コイン2です。このデータで何が分かりますか?答えはパチンコ台でフィーバーがかかったお客さんが多く購入しているということです。ですからフィーバーがかからない日は売上げが落ちるということも言えます。コインでの購入が少ないのはスロットのお客さんの年齢層が若いため自販機での購入(特に炭酸系)が上回っているのが理由です。これを解消するために今夏から試験的にジュースディスペンサ(写真A)を導入して炭酸系の飲料を増やすようにしました。
(写真A)

その他備品の準備
商材や機材は仕入れ業者に委ねるとしても営業するにあたっては色々と備品が必要となります。しかしこれらのほとんどは100円ショップでも手に入ります。どのような品々が必要か、じっくりWSの営業現場を観察してみてください。
備品の例/
文具各種(はさみ・カッター・のり・筆記具・テープ・クリップ・電卓・・・)・バケツ・ゴミ箱・バスケットかご・ペンケース・ゴミ袋・フック・洗剤・他


ユニフォームを考える
ユニフォームはイメージを訴求する上で重要ですが、中には見かけだけこだわりすぎてサービス向きではないケースを見かけます。サービス向きというのは動きやすく、清潔で、色彩から一見してWSスタッフと分かるものを意味します。高級なユニフォームを用意してもすぐに痛めば終わりです。あれこれ迷わず最初はロングエプロン(写真B)で十分です。出来れば厚手の明るい色がお薦めです。
(写真B)

販売員さんの手配
最初からWSの販売員さんを雇う必要はありません。最初はあなたと奥さん、友達や兄弟の二人でやりましょう。販売員さんを雇う必要があるのはサイドビジネスとしてまたは2店以上の営業をはじめるときです。その際はまず知人を頼っていくのが最優先です。
ワンポイントアドバイス
人を雇い入れる場合、時給の相場は800円〜1,100円ですが最初から高めの固定時給にしないで本人の販売実績に応じて甘味(プラス)する(インセンティブ制)ほうがやる気を促進できる上に長く勤務してくれるはずです。また従業員さんを雇う場合は勤務時間を工夫しましょう。将来的に店舗を拡張していくと仮定した場合、一番好ましい勤務パターンは雇用保険や社会保険の対象とならないために1人の勤務時間を1週間20時間未満に抑えることです。その分多めの人数を確保しておいて短時間でまわし(シフト)ます。法的な内容は変わっていきますが多くの人を採用する前から雇用調整に慣れておくことがベストです。どうしても20時間を越えるのならば合法的に保険対象とした仕組みをつくるべきです。そうしないと先で法人化した時、整備が手遅れになるからです。店舗の拡張で組織が大きくなるにつれ売上げはあがるが利益は上がらない「パラドックス」はつきものです。お金だけに目がくらみそれを乗り越える覚悟がなければ拡張しないほうが得策といえます。
それからパチンコ店は「風営法」が適用されますので満18才以上でなければ入店できません。これはお客さん(遊ぶ)も従業員(仕事)も同じです。当然ですが従業員の採用に当たっては労働基準法についての知識も習得しておく必要があります。ちなみに業界ではこのあたりの取り組みが遅れていると聞きます。開業当初から真剣に取り組むことが勝ち組と言えるのです。

サービス姿勢を考える
コーヒーサービスだけでなくサービスに欠かせないのは笑顔とスピードです。礼儀作法やフォームにこだわらなくても、別にカッコをつけなくても笑顔&スピードだけ守れば必ずお客さんは増えます。また特定のお客さん(常連さん)だけを相手にせず、お店に来るお客さん全てをお客さんとして見ることです。ホールを歩いている、立っているだけのお客さんにも笑顔で会釈しましょう。コーヒーのお客さんに変わるはずです。
ワンポイントアドバイス
一番よく買ってくれるお客さんはフィーバーがかかり玉やコインが多く出ている人です。心にゆとりができ購入欲が沸いてくるのです。また購入することで勝つ、勝ったというジンクスをお持ちのお客さんもいるものです。また回る場所が偏っていると、お客さんから見て、「ここには売りにこないのか」と不満に変わります。必ず隅々まで一巡することが鉄則です。

イベントを考える
営業開始時やお店の入れ替え時に合わせてイベントを考えておくことも大切です。よくあるイベントはクリスマスなど祭事に合わせてお菓子などをプレゼントしたり商品を値引きしたりするケースです。ただしむやみに過剰なサービスはご法度です。お金をかけるのがイベントとは限りません。この場合、気をつけておきたいのは景品法・景品表示法と「風営法」です。またお店が加盟している地域の遊技場組合によっても様々なイベント規制がありますので事前にお店の了解をとっておきましょう。景品法や組合の規制についてはお店の方に、風営法の規制については所轄の警察の生活安全課に尋ねてみてもいいでしょう。WS業者のイベントは独自性があるように見られますがお店の取り組みとして扱われますので注意が必要です。
ワンポイントアドバイス
私が開業してまもなく、お店の方からイベントの要請がありました。結構儲かっていた時期でもあり、奮発しようとくじ引きでコーヒー券が当たる企画を持ち込んだ時のことです。お店の方から「景品法や風営法を知らないのか」と叱られ恥ずかしい思いをしたものです。もし強行していたら自分はもちろん、お店にも迷惑(指導)をかけることになっていました。

6.保健所の立ち入り検査に合わせてワゴンの設営、機械の設置、試運転を行いましょう
実際に営業する状態をつくり保健所の検査を受けて許可を受けます。管轄によって異なりますが翌日〜数日の間には営業が開始できるはずです。後日営業許可証が送られてきたらワゴンの背面壁に掲示しましょう。今日では間違いなく営業許可証の掲示はWSのステータスとなるでしょう。

さあ、営業スタートです
最初は無理をしないで徐々に効率、売上げを上げていきましょう。またお店の方とのコミュニケーションは大切にしましょう。あなたにはコーヒーを買っていただくお客さんと場所を提供していただくお客さんがいます。ワンポイントアドバイス
営業開始の時はお客さんに告知する意味でお店に営業案内のポスターを掲示してもらいましょう。
1日の仕事の流れ

落ち着いたら次の店舗の開拓をしましょう。
さあ、営業に慣れてきたら2店目の営業先を開拓しましょう。初めての営業時と違い今度はスムーズに出来るはずです。1店目と同じグループ店を紹介してもらうのもいいでしょうが、出来れば違う会社のお店に入り込むことがベストです。パチンコ業界はすべて順風満帆ではありません。倒産する企業も少なくないのです。ですから複数のパチンコ店会社さんと取引しておくほうが先々安心なのです。また営業の方法としては飛び込み訪問や紹介営業もいいのですが、ホームページをつくって広域にPRすることをお勧めします。無料のホームページもありますし(当ホームページもそうです)、知人曰く結構問い合わせがあるものらしいです。またアクセス数が多いIタウンページに広告を申し込むのもいいでしょう。さほど高い料金ではありません。

大まかに説明しましたが参考になりましたか?
このようにワゴンサービスビジネスは個人事業としては最も取り組みやすい事業のひとつなのです。例えばあなたが脱サラしてコンビニエンスストアをやるとしたら幾らの投資が必要でしょうか?おそらく退職金だけでは無理でしょう。また1年365日、1日24時間気が休まらない状態で年収幾ら稼げるものでしょうか?大げさに考えてオーナーの時給を1,000円として1,000円×24時間×365日=8,760,000円以上稼げるでしょうか?またライバル店の進出で廃業せざるを得なくなったときはどうしますか?
※コンビニの非難しているつもりはありません
そんな不安と無縁なのがこのワゴンサービスビジネスなのです。あなたの大切な退職金や預貯金を注ぎ込む必要も借り入れの必要もありません。退職金や預貯金は別の目的で将来にとっておきましょう。またFCビジネスではありませんから協賛金や保証金などもいりませんし、ビジネスをレクチャーする私へ指導料を払う必要もありません。
このワゴンサービス、中には多くの遊技場と契約して事業を成す法人もありますが、個人パワーが台頭する事業なのです。
さあ、ワゴンサービス(WS)で個人事業をはじめてみませんか。私はあなたに自信と実績をもってお勧めします。


これらの情報はあくまで私が今まで経験したことを元に開業を目指す人のために善意でつくったものです。よって当方は内容について一切の責任を負いませんし、メールでの問い合わせやご質問、クレーム等にも応じることができませんのでご了承願います。
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