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ホロホロ鳥の話


ホロホロ鳥はアフリカ西部・ギニア原産のキジ目の鳥で、遠くエジプト文明時代には、フェキニアの海商達によってナイル上流まで運ばれ、エジプト王朝歴代のファラオ(王様)の強精・栄養食として用いられたと、絵文字の歴史は伝えています。この美味しさは、次第にエジプト貴族たちの知る所となり、上流階級のお祭りの特別食になったとも言われています。
時代は移ってローマ時代には、相思相愛の仲となった征服王・シーザーと、絶世の美女・クレオパトラ。この二人の仲を取り持ったのが、エジプト王朝に伝わる"ホロホロ鳥料理"だったとの伝説もあります。
このようにホロホロ鳥は大変美味なために、"食べるために生きる"と言う国民性のフランスでは、多数のホロホロ鳥を輸入し、フランスで多数飼育されるようになり、フランス料理に多く使われています。
日本には1867年フランスから導入され、当初は愛玩用として飼育されていましたが、食肉用として本格的に飼育され始めたのは意外と遅く、歴史的にもさほど長くありません。

ホロホロ鳥は和歌山県の中津村(現:日高川町)の隠れた名物として、一部の美食家や家禽の研究者に知られていますが、ホロホロ鳥は地鶏(ブロイラーとは違う肉用鶏)と比べると、若干飼養期間が長い事と、大変性質が臆病な上に鳴き声が大きいために、人里から離れた周辺に人家の無いような所が飼養適地とされており、中津村では1982年より(2005年5月1日に美山村&川辺町と)町村合併して、日高川町と改称して現在に至るまで、地域振興産業として"ホロホロ鳥"の飼育を奨励しています。

ホロホロ鳥の肉質は、水分がブロイラー肉と比べると少なく、脂質・無機質がブロイラーよりも多く、また鳥肉でありながら"牛肉高級ロース"に匹敵する濃厚なコクを持つ、大変美味なる肉です。
日高川町で飼養されているホロホロ鳥は、そのほとんどが町内の産品販売所や旅館に出荷され、日高川町でしか手に入らない"究極の地場産品"と言えるでしょう。
生産量は近年ほぼ一定であり、需要と供給のバランスが取れていますが、少しずつではありますが、消費が拡大傾向になっています。
大変美味な肉なので、一度食べたら"病み付き"になる事は必至です。マジでこの肉は美味いですよ。

協力:旧中津村商工会・旧JA中津村・和歌山県農林水産総合技術センター畜産試験場:養鶏研究所・My Friend ウルトラの母

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