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ダチョウの話


ダチョウと言うと、動物園のダチョウを想像しがちですが、実は21世紀の畜産を担う重要なキーマンでもあるのです。現在、食肉の多様化が進み、鶏肉の世界においても"ブロイラー・銘柄鶏・アヒル・ホロホロチョウ"と様々な鶏肉が食卓を彩っていますが、21世紀はダチョウ肉の時代が来ると俺は読んでいます。

ダチョウのメリットは6つあり、
@:飼料効率がよく、粗食でもよく育つ。
A:肉は低コレステロール・低カロリー。
B:環境の対応性が幅広い。
C:繁殖力・産肉能力も高い。
D:糞尿の量が少なく、臭いも少ない。
E:滅多に鳴かないので、騒音の心配が無い と言う事です。そもそもダチョウの肉は当初は"ゲテモノ扱い"でしたがBSE問題が世界的に広がるにつれ、ダチョウ肉は欧州を中心に注目を集めだし、現在では米国・欧州で家畜化されている他、日本でも家畜としての"ダチョウ飼育"をしている所も、北は北海道から南は沖縄まで、日本の北から南まで行われています。

ダチョウの飼育法は後ほど述べますが、ダチョウから得られるものは何でしょうか?
このダチョウ、身体全部が捨てる所の無い、非常に優れた家畜であります。
まずダチョウの角膜は、人体の人工角膜利用の研究がされていますし、同時にダチョウの足の筋も"人工靭帯"への研究が進められています。首はシチューやスープの材料に。内臓は煮込み料理に。骨は良質のスープのだしに。脂肪は化粧品・石鹸に。羽は装飾品や、寝具・釣具等に使われ、皮はバックやベルト・ジャケット等の高級皮革製品になります。
卵は食用やアート・健康補助原料(カルシウム剤)になり、爪は鹿の爪同様に漢方薬にされ、足の裏は、熊の掌同様の最高の珍味になるのです。

このようなダチョウは牛豚に比べて、餌からの栄養摂取能力が高く、同じ量を食べても牛豚よりも多くの栄養素を摂取できるために、成長も早く、利用率が高いので、これからの畜産業を担う存在なのです。
また餌が山野草類や、畑から出る野菜屑。食品工場の製造副産物や、厨芥(残飯)etc.と"地域の未利用資源の利活用"と、広い土地さえあれば飼育できます。
これからダチョウ肉が、メジャーな物になって来る事を、俺は断言して止みません!

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