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The Nature Salon
 

 
 
 

第13回ネイチャーサロン

ミクロコスモス - 小さな生物たちの世界 -


 

行事内容: 

 「えこらぼ」の行う環境活動ミニ見本市のアトラクションとして,
エコまなぶ号を利用して,移動式見本市風に,
さまざまな小さな生物を見せて紹介する


開催日時:
2007年8月18日(土) 10:00~15:00


場所:
交通公園(高知市比島)

参加者:
交通公園のスタッフや,交通公園に遊びにきた親子連れなど,
計約40人が見学に訪れました.


会場風景



宣伝パンフレット


ミクロコスモス - 小さな生物たちの世界 -

小さな世界をのぞいてみませんか?
まず虫メガネで.
つぎに実体顕微鏡で.
それでも見えないものは顕微鏡で.
1滴の水の中にふくまれる
たくさんの生命!

とき: 8月18日(土)
 10時から15時まで展示しています.
 講演などもあります:
       10:00〜10:45 開会挨拶・展示解説
      13:00〜13:30 「クマムシの話」by 高知大学大学院生
      13:30〜14:30 水の採取と土の採取および観察

ところ: 交通公園(高知市比島)

展示を予定している生物:
   プラナリア   切っても切っても生きている
   ヒドラ     てんたくる〜
   クマムシ    乾燥にも冷凍にもたえるスーパー生物
   ラッパムシ   おどろかせると丸くなる
   ボルボックス  緑のボールがくるくる回る
   カニムシ    小さい体に大きなはさみ
                       など.

                   主催: こうちフィールドミュージアム協会





当日配布した資料(説明用)

ミクロコスモス -小さな生き物たちの世界-


      I.顕微鏡と実体顕微鏡
1.拡大して見てみよう
   虫メガネ(×1.5〜10),実体顕微鏡(×10〜40,ファーブルは×20),
   顕微鏡(×40〜1,000),電子顕微鏡(×1,000〜)
2.水をとってきて観察しよう
   スポイドなどで水をとって持ち帰る.
   水中の草なども一緒に入れる.
   何日かたつと生物も変化する.
   稲株を水に入れて観察する方法もある.
3.飼ってみよう


      II.いろいろな「小さな生物」
プラナリア
 扁形動物(ひらべったい体をした動物).
 サナダムシ(寄生虫)と同じなかま.
 池や川にいる.泥の少ない側溝などで採集できる.

ヒドラ
 イソギンチャクと同じなかま.池の中で小さな生物をとらえて生きている.

ミジンコ,ケンミジンコ
 エビやカニと同じなかま.池や川にいる.
 ミジンコはクロレラなど,ケンミジンコは
   ミドリムシや線虫などを食べる.

ブラインシュリンプ
 ホウネンエビのなかま.乾燥した卵を塩水に
   入れると1日でふ化して幼生(ようせい)をかんさつできる.

クマムシ
 水の中にいる.コケにも付いている.

ゾウリムシ,ミドリゾウリムシ
 原生生物(単細胞生物).池や川にいる.
 バクテリアを食べる.
 ミドリゾウリムシは体の中にクロレラを飼っていて,栄養をもらっている.

ユープロテス
 原生生物.池や川にいる.
 背中と腹がある.小さな原生生物を食べる.

スピロストマム,ラッパムシ
 原生生物.池や川にいる.体は大きくて,のびちぢみする.
 スピロストマムはバクテリアを,ラッパムシは小さな原生生物を食べる.

太陽虫
 原生生物.アメーバのなかま.
 池や川にいる.
 小さな原生生物を食べる.

有孔虫(ゆうこうちゅう)
 原生生物.海にいる.太陽虫によく似た生物で,かたいカラをもっている.
 死んだらカラが浜に打ちあげられて「星砂」となる.
 化石の「フズリナ」も有孔虫のなかま.

ボルボックス,ミドリムシ,クロレラ
 池にいる.緑色をしていて,光を利用して栄養をつくる.
 ボルボックスとミドリムシは.べん毛を使っておよぐ.クロレラは動かない.

酵母菌,乳酸菌
 酵母菌は菌類(カビのなかま).パンやビールを作るとき使われる.
 乳酸菌はバクテリア.ヨーグルトを作るとき使われる.

線虫(せんちゅう)
 池や川,土の中などにいて,バクテリアを食べている.
 植物や動物に寄生(きせい)するものもある.

カニムシ
 クモやサソリに近い生物.土の中などにいる.
 小さな昆虫を食べる.

コウモリに付いているハエ
 コウモリバエはキクガシラコウモリに,クモバエ
  はキクガシラコウモリやユビナガコウモリについている.

マダニ              
 草の上にいて,通りかかった動物にしがみつく.
 そして血を吸う.何日もつづけて血を吸って,体が風船のようにふくれる.


補足:

 太陽虫,乳酸菌など,実際には展示できなかったものもあります.太陽虫は虫が死んでしまったため,乳酸菌ほかの細菌,菌,緑藻などは顕微鏡をうまく調整できなかったためです.

 予定してなかったものとして,ツリガネムシを展示しました.直前に下水処理のことが話題になり,下水処理場で大きな役割をはたしているツリガネムシを見せたいものだと考えたからです.

 予定していた講演や水土の採取は,参加者がいっせいに多数集まることがなかったため,結局は実行できませんでした.クマムシの準備をして頂いた石田さんに是非お願いして,クマムシの講演を聞かせて頂くよう,別の機会をもちたいと思います.



感想など 

 

 会場風景その2

  これは当日の写真です.
 手前(写真では左側)に環境関係のいろいろな団体の紹介パネルが展示されています.
 写真中央のトラックが「エコまなぶ号」.
 遠景(写真では右側)がミクロコスモスの展示.「エコまなぶ号」搭載の折畳み机や実体顕微鏡(ファーブル)を並べて,微小生物を展示しました.
 見物客が少なかったのは残念.しかし,こういう生物を初めて見たという人が多く,反応は良好でした(と思いました). 

 交通公園のスタッフが非常に協力的で助かりました.えこらぼの兼松さんには,かゆい所に手が届くような補助をして頂いて,これまた非常に助かりました.
 どういう展示がウケていたでしょうね.カニムシなどは意外にわかりやすかったかもしれません.




ミニ環境見本市における
こうちフィールドミュージアム協会の紹介(パネル)


 特定非営利活動団体
こうちフィールドミュージアム協会

 「高知に自然史博物館を!」が,こうちフィールドミュージアム協会の合言葉です.動物や植物や化石をあつかう,県立レベルの博物館が,高知にはありません.

 私たちは大規模な展示施設よりも,さまざまな活動を重視した博物館を提唱しています.たとえば次のような活動です.
- 講演会やサイエンス・カフェ
- 野外活動(観察会など)
- 移動博物館(出張授業,展示の出前)
- 「持ち寄り」展示会(見るだけでなく,参加する博物館)

 展示品がホコリをかぶり閑古鳥が鳴く従来型の「博物館」ではなく,おとながムキになってハマってしまうような,楽しい場所.それを通じて人が往来し,情報が発信され,高知の文化が発展するような「仕組み」.これが私たちの考える博物館=フィールドミュージアムです.

 ご賛同いただける方は,合言葉をご唱和ください.せーの,

高知に自然史博物館を!

 ありがとうございました(拍手).


 





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