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遠隔殺人

1月14日、琵琶湖で女性の水死体が発見された。
所持品から彼女は東京に住むOL、仲居 京子であることが判明し、滋賀県警と警視庁との合同捜査がとられることになった。
それから有力な容疑者として、捜査上に以前被害者と交際していた男性が浮かび上がった。しかし決定的な証拠が見つからず、捜査は進展しなかった。
数日後、アメリカに研修に行っていた真田 怜次が帰国し、すぐさま捜査に加わることになった。

真田「それで、捜査状況は。」
後輩「はい、被害者の死亡推定日時は1月10日、肺の中に残っていたプランクトンや成分の構成などから殺害場所は間違いなく琵琶湖だそうです。しかし、唯一の容疑者である男には10日、アリバイがあるんです。」
真田「アリバイ?」
後輩「ええ、これが容疑者の事件前後3日間の行動です。」

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1月7日まで 仕事で東京にいる。
1月8日 車で大阪の友人宅まで。日帰り。
1月9日 出張で青森へ。翌日の午前10時帰宅。
1月10日 正午、友人と北海道へ旅行。
1月11日 観光。
1月12日 深夜3時に帰宅。
1月13日 京都の友人宅へ。

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真田「…なるほど。確かに10日に琵琶湖へ行くのは不可能のようだな。」
後輩「はい、いずれも事件に無関係な第三者の証言も得られています。また共犯者の線もないでしょうね。」
真田「…しかしずいぶんと移動しているな。このあたりは平日だろう。」
後輩「有給をとっていたみたいですね。まったくこのご時世に、いい身分ですよ。」
真田「とらざるをえなかったというところかな…。」
後輩「えっ!?」
真田「行くぞ。確保だ。」
後輩「えっ、あっ、はい!」

さて、容疑者が使ったトリックとは。


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