肌は何故乾燥して痒くなる?
肌は表皮と真皮があり、それぞれ次の役割をしています。さらに表皮は皮脂膜、角質層があります。この表皮の2つの層が肌をダニ、アレルゲンから守ってくれているのです。
次の様な影響から、水分と皮脂のバランスを崩して、肌トラブルが増えています。
- 偏った食生活によるビタミン不足
- 水道水中の塩素の飲用入浴
- 肌に刺激が強すぎるシャンプー、リンス、ボディーソープ、化学物質の使用
- 睡眠不足
- ストレス
乾燥肌とは?
乾燥肌とは加齢、合成界面活性剤により、皮脂膜と角質層が荒れてしまい、保湿効果を失った為に、皮膚の水分量が低下している状態です。
敏感肌とは?
乾燥肌になった結果、皮膚を保護している、皮脂膜と角質層が衰え、その下の層にある神経細胞にちょっとした刺激が直接伝わってしまう状態です。
健康な皮膚
皮脂膜と角質層が健康な状態にあり、外界からの刺激物質をガードしています。マスト細胞、神経末端も正常な位置にあり、水分の蒸発も表皮が防いでいる理想的な状態です。
乾燥肌、敏感肌
何かの要因で角質層があれてしまい、表皮の隙間から様々な刺激物質(ダニやほこり、細菌など)が進入し、その結果
マスト細胞は痒みを感じる「ヒスタミン」を放出し始めます。
この為に、かゆみを感じたり、敏感肌になったし、さらに、保湿出来なくなり、乾燥肌になるのです。
強い乾燥肌やアトピー性皮膚炎の状態
乾燥肌や敏感肌になった結果、かゆい->掻くと言うサイクルを繰り返した結果、表皮はさらにあれてしまい、ますます刺激物質が侵入し、水分が蒸発します。
その結果、マスト細胞や末端神経は、皮膚の上部まで上がってきてヒスタミンを放出し、乾燥と痒みがさらにひどくなます。
この状態になると、症状は悪化を辿る悪循環に陥ります。
マスト細胞とは?
マスト細胞は体内に入ってきた異物を排除するための信号を脳に送る役割があります。
それが腸なら下痢を起こし、食べたものならば吐き出し、皮膚ならばヒスタミンを放出して「かゆい」という信号を脳に送り、「かいて」異物を皮膚から排除するのです。
通常は「かく」→「異物を排除する」→「表皮が回復」となるのですが、かいた後も表皮が回復できない状態にあると、
かいてもかいても異物が侵入してくるので、今度はかくという行為がさらに異物を侵入させるという悪循環を起こしてしまうのです。
セラミドの重要性
このように、乾燥肌とは肌の皮脂の分泌が衰えていることに加えて、表皮がダメージを受けています。
とくに角質層には「セラミド」という成分が中心の細胞間脂質によって、肌バリアが形成されていますが、
乾燥肌はセラミドが不足している状態です。ですから肌乾燥や乾燥によるかゆみには、表皮の上にある皮脂膜に加えて、
バリア機能を補うことが大切なのです。
スキンケアの重要性
肌のバリア機能が整えば、水分の蒸発を防いで、かゆみの原因となるダニ、ハウスダスト、化学物質、異物など外界の
刺激やアレルゲンの肌への侵入を防ぐことができるのです。この肌バリアを整えるためには、角質層の主要な成分である
セラミドを補うと有効であることがわかってきました。
とくにアトピーの人は、バリア機能が著しく壊れており、よりたくさんの刺激物質が侵入してくるため、そこでまた
肌を掻き壊してしまい、さらに肌のバリア機能壊れて、もっと大量の刺激物質が入ってくるという悪循環を起こしている
状態ですので、適切なスキンケアはとても大切です。
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