ウクレレ・リペア例2
ロイスメックのウクレレブリッジの再生リペア

3弦4弦の部分のブリッジが欠けています。
ブリッジも長年の使用で剥がれやすい状態でしたので、厚紙を台に刃を入れて少しづつブリッジを剥がしていきます。

綺麗に剥がれました。

ご依頼のお客様が欠片の一部を大事に袋に入れて頂いていたので新たにブリッジを作り直す手間が
省けました。黒檀の削り粉を強力接着剤でペーストのようにつきたし、じょじょに形にしていき、完璧な
状態になるまで、紙やすり等で整えます。黒檀の粉は、接着剤で凝固させるとかなりの強度になります。
もともとが堅い木だからでしょうか。

この後、ブリッジをもとのボデイの位置に接着し、クリアーラッカーを薄塗りして仕上げしました。
ロイスメックのウクレレは、Topがシダーでバック・サイドが杢いりのマホガニーでとてもいい音がしていまし
た。あと、このウクレレと一緒にマーチンのウクレレの側板割れの修理痕をさらにリペアしました。さすが
に集中力の要するリペアでしたので画像がありません。このマーチンは凄いよい音のでる当たりの1本で
した。修理のお礼にRoy SmeckのCD2枚組みも頂き、お客様も喜んでいただいたので、良いリペアができ
幸運でした。
更新日2006.7.8.