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1999.1月号 WHAT'S IN?


※本人達による全曲紹介

 

草野マサムネ−

三輪テツヤ−

田村明浩−

崎山龍男−

 

 

1.エトランゼ

1曲目にするか、全然入れないかっていう曲ですね。最初はメロディ・ラインだけあって、アレンジを決めずにレコーディングを始めたんです。だけどバンドじゃなくて、電子音みたいなものでバックを作れたらいいなってことになって、いろんな音を試してみた。ピコピコした音とか。それがどんどん変わっていって、最終的にメロトロン風のフルートとカシオトーンになった。 (

 

2.センチメンタル

この曲を目立たせるために@があった(笑)。みんなで合わせて3、4回で録れた。パーカッションがなるべくクールに聴こえるようにTDしました。 (

 

3.冷たい頬

演奏してる雰囲気の良さをそのまま録るのが俺の仕事だって、エンジニアのミヤ(宮島)ちゃんが言って。そういう意味でうまくいってる。 (

これを録った時はかなり気が楽になってきてて。田村にベース・ソロ取らせたり。 (

 

4.運命の人(Album Version)

録り直してる。やってることはシングルと変わらないんだけど、ライブではこういう感じになるっていうバージョン。実はキーを半音下げました。俺、意気地なしだから(笑)。 (

 

5.仲良し

いろんな音が入る可能性のある曲だけど、なるだけ入れないようにしたいなって。それで飽きなければいいなっていうのを考えて作った。 (

 

6.楓

正月休みに作った。1曲スロー・テンポの曲が入ってもいいかなと思って。 (

 

7.スーパーノヴァ

ちょっと異端な感じ。今まで使ったことのない”革命”っていう言葉を使ってみた。 (

 

8.ただ春を待つ

草野が最初、エレキかアコギで適当に弾いてたんだけど、なんかバンドに合ってるし。じゃあ草野もギター弾いて一緒にレコーディングしたほうがいいと思ったきっかけになっ曲。 (

 

9.謝々!

コーラスの女性グループの名前は”E−CUPS”。なんか存在が”E−CUPS”って人たち。 (

 

10.ウィリー

ボツになると思ってた俺のギターが採用されてます。延々同じギター・リフやっても形になりそうな曲なんで、ライブでは時間かせぎ(笑)。 (

 

11.スカーレット

シングルの淡い世界も好きなんですけど、今回のアルバムの他の曲に負けないようにミックスし直した。すごく気に入ってる曲です。 (

 

12.フェイクファー

ギター・ソロやってます。自信はないですけど。もっとヘンな音でやろうと思ってたけど、ヘンな音は難しいってわかりました。 (

 


※ライブレポート

文−木村由理江

 

スピッツ ”fake fur” 11月15日(日) 16日(月)  赤坂BLITZ

 

 5月から始まったツアーも大詰めを迎えた赤坂BLITZ2デイズの2日目。こんなに近い距離で彼らの演奏を聴けるのは本当に久しぶり。ぎっしり埋まったオール・スタンディングのフロアから、いつもとは違う熱気と興奮が立ちのぼっていた。

 アクシデントは後半、起こった。ベースを抱えてスピーカーのちょっとした隙間に移って弾いていた田村が、再びステージに飛び移ろうとしてそこでシールドをたぐり送っていたローディーにぶつかり、後ろから倒れたのだった。田村は笑顔を見せながらすぐに起き上がったが、ベースの音が途切れ、スタッフが駆け寄って別のベースを渡したのだった(後で聞いたのだが、ベースは割れてしまったという)。前日の夜に観た格闘技番組の余韻が残っていて、「ローディーが自分を受け止めてくれるかどうか、試しちゃったんだよね〜」とアンコールの時に彼は話していたが、フロアとの近くて熱い距離にいつもと違う高揚を感じていたのかもしれない。ドキッとしたが、ほっとした途端にそんな現場にいあわせられて得したような気分になった一瞬だった。

 ライブ終了後のロビーは、まるでお風呂上がりみたいに上気した顔の男女でいっぱいだった。ステージからの”愛のビーム”を浴びて、その誰もが幸せのオーラを放っていた。

 

 


※おすすめCD紹介のコーナー。スピッツの部分だけ抜粋

 

草野マサムネ

@ベッド/ジュリアナ・ハットフィールド

Aニュークリアー・サウンズ/アッシュ

B旅路ニ季節ガ燃エ落チル/eastern youth

Cアドア/スマッシング・パンプキンズ

Dwww.pitchshifter.com/ピッチシフター

 

@今年の気分に一番マッチしてた1枚。ジュリアナさんにはずっとがんばってほしい。A衝撃のデビュー・アルバムを凌ぐケッ作。キャッチーで美しいけどコびてないメロディ。B久々に泣ける邦楽ロック。思わず真夜中の街をジョギングしたくなる。佐伯祐三自画像ジャケにもヤられた。C多少スタイルが変わってきていても根っこは変わんないところがイカす。D”デジ・ロック”も死語だが、ほとんど”デジ・ロック”な彼らにハマった私もやはりメタル上がり。以上、5枚。

 

三輪テツヤ

@BERLIN TRAX/石野卓球

A犬神家の一族/オリジナル・サウンドトラック 大野雄二

 

今年はあまりアルバムを聴いてないことに気づく。

 

田村明浩

@ノー・シャドウ/メアリー・ルー・ロード

AThe Complete Paul Desmond/Paul Desmond

Bスリーアウトチェンジ/スーパーカー

Cザ・コンプリート・ブルース・ブラザーズ/ブルース・ブラザーズ

Dグレイテスト・ヒッツ/カーズ

 

@女性ボーカルが好きなので。日本でもこんな感じの人出てこないものだろうか。Aなんとなく家で聴くには良いから。Bかっこいいと感じたから。それにしても僕らが高校の時はかっこ悪かったなあ。C結成20周年だったし。もともとブルース・ブラザーズはすごい好きだった。D車の中で聴くにはカーズだろうということで、このアルバムをCDで買った。やっぱりカーズのギターはかっこ良かった。

 

崎山龍男

@ヴァン・ヘイレン。/ヴァン・ヘイレン

Aリターン・トゥ・ザ・ラスト・チャンス・サルーン/ブルー・トーンズ

Bエヴリィバディ・オン・ザ・バス/フランシス・ロッコ・プレスティア

Cザ・サムタイムズ・オルモスト・ネヴァー・ワズ/スティービー・サラス・カラーコード

DCOZY/山下達郎

 

@新しいボーカリストになって1枚目のアルバムだが、バンド・サウンドはさすがベテラン。とても味わい深いです。ライブ観たかった。A曲もさることながら、演奏の雰囲気が好き。たまに聴きたくなる。B元タワー・オブ・パワーのベーシストのソロ・アルバム。久々のデビット・ガリバルディ(ds)とのセッションですが、かなりいい感じ。C最初聴いてみた時は地味かなと思ったけど、何回か聴いていくほどに味が出てくる。D「ヘロン」はたまにカラオケで唄う。ライブが観たい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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