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BABY CRYING ベビー クライング Urabum



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BABY CRYING 2007 1/18
このファズは、Honey、ハニーと言った方が、解りやすいですね。

正式には、Honeyは、メーカーの名前です。
Shin-eiさんやACE TONEさんの前身ですかね。
流れで言うと、後のBOSSさんやMAXONさんを作った方とも関連するんですかね。

確か、Uni-Vibeもあったと思います。
Honeyさんでは、VIBRA CHORUSという製品名でしたっけ。そのまんまですね。

小沢さん 2007 3/9
「バンパーさん、いいのがありましたよ。」
ある方から頂きました書籍の一部です。いつもお世話になります。そして、ありがとうございます。
小沢さん 1 小沢さん 2 小沢さん 3
下の私の説明と比べて下さい。私のは、凄く貧相でしょ。消してしまいたいです。

これは、とてもタメに成る書類です。広い宇宙が、ここにあります。
希少にするのは、もったいない内容ですので掲載させて頂きました。
参考にして下さい。

著者の小沢さん、ならびに出版社の方へ。

この掲載にあたり、許可を得ようとコンタクトを試みましたが、到達はできませんでした。
もし、この掲載をご覧頂きましたら、お手数ですが、ご連絡をお願い致します。
左のUrabumのボタンから、Urabumのページをご覧下さい。メールアドレスがあります。

許可を得ていませんので、一部の内容を伏せています。ご了承をお願いします。

ゴリさんからの触発です。 2007 1/18
またまた、ゴリさんが登場しました。

ゴリさんとは、何でしょうか。
私にとって、得体の知れない存在です。

SUPER FUZZ

ご存知、Univoxさんの製品ですね。
中身は、BABY CRYINGとほぼ同じです。輸出用か、OEMだったんでしょうかね。

最近、ゴリさんが製作されたモデルです。
詳細は、ゴリさんのサイトをご覧下さい。

以前、BBSで言いましたが、私も作った覚えがありますので、並べて掲載させて頂きます。

企画
BABY 1 BABY 2 BABY 3 BABY 4 BABY 5
私のは、HoneyさんのBABY CRYINGです。
ご存知、大塚さんの記事から製作したものです。

十数年ぶりです、これに電気を入れたのは。
ゴリさんのオカゲで、暗闇から、放たれました。

今回の企画は、1から作りません。
ゴリさん曰く、BABY CRYINGの図面が、どこにもないようなので、この企画を作りました。

回路検証のみの企画です。

回路内容は、ほぼ同じですので、製作につきましては、ゴリさんのSUPER FUZZを参考にして下さい。
ゴリさんのサイトに、各図面の掲載があります。

では、始めますね。

回路
Schematic それぞれの回路図です。
まずは、概要から紹介しますね。

Q1、2でゲインを上げて、アッパーの回路に入ります。
ダイオードで波形を切って、フィルタ回路、2種類のトーンを選択します。
VOLUMEの後に、もう一回、ゲインを上げて出力しています。

回路に関しては、以上で終了です。

「横着するなよ。」すみません。

Q1、2は、ゲインを稼ぐ回路ですね。

Q3の分割で、Q4、5で差動を作っています。
この段階で、信号は、もうヒイヒイと言わされています。やられちゃっています。
ですので、倍音が出放題です。「あらま、そんなに出しちゃって。」の状態です。

信号は、もう一筋縄では収まりません。二筋、三筋、イヤ、何十縄もの縄が現れて参ります。この縄は、倍音ですよ。
となると、その倍音が重なり合って、相まって、出てくるのがアッパー、オクターブ上のサウンドです。

交互の波形が入り、互いを交じり合わせて、波形を無理からに2倍にし、アッパーを出しています。
この信号には、増幅された倍音の波形も加わますので、それらが混じりあい、この豪快なサウンドを形成しています。
ギターの出力によってアッパーの出方が変わるのは、その周波数によるものです。

続いて、まだ、その上にクリッピングを仕込ませています。「もうダメ。」とでも言わせたいのでしょうか。
さらに、歪みが強調されています。

しかし、その次で、フェミニンな対応をしていますね。フィルタでやさしく包み込んでいます。
音質を補正しています。
1つは、中域に寄せたサウンド、もう1つは、中域を抑え、高低域を強調させたサウンド、いわゆるドンシャリです。

次に、VOLUMEで全体を落ち着かせたところで、Q6で最後のキメに入ります。
ドンと高上させて、ゴールです。

このドンと高上のQ6の回路が、このモデルには重要な部分だと思います。

パーツの値が少し違いますが、Q6の回路は、LPB、キットのGAIN BOOSTERと同じ様相ですね。
シンプルなブースターの回路です。

ご存知、BIG MUFFの後段にも、同じような回路がありますよね。
クリッピングやフィルタで、どうしてもゲインが落ちるので、このQ6の回路、ブースターでゲインを持たせたのでしょう。

「別に、後にブースターを載せなくても、ゲインが落ちるんだったら、その前にあるVOLUMEを上げたらいいでしょ。」
ですね。VOLUMEを上げれば、音量は補えます。

ですが、音圧、迫力は補えません。
また、DRIVEを下げた設定では、音量にも不足を感じると思いますよ。

このQ6の回路が、後から付け足したように見えるのは、私だけでしょうか。

「これじゃ、ちょっと大人しいな。もっと迫力が欲しいな。なんかこう、ワァーっと来るようなさぁ、迫力が欲しいんだよ。」
と、モニターの方が言われたのでしょうか。

「後ろにさぁ、LPBを繋げたら気持ちいいよ。STみたいなトレブルブースターではなかったわ、LPBだわ。」
と、誰かさんが発見したのでしょうか。

「設計の最初から、Q6の回路はあったんだよ。」
と、設計者に怒られるかも知れませんので、妙な憶測は終了します。

ご存知のように、歪の多いエフェクターは、アタックが抑えられ、芯のないベッダリとしたサウンドになりやすいものです。
ファズに関わらず、最新のディストーションでも同じことが言えます。
歪みは波形を切って作る要素なので、歪みをたくさん求めると、音圧が欠けることは避けられません。

ゆえに設けられたのが、このQ6の回路です。全体の音圧、迫力を補っています。
アッパーを備えた豪華なファズですが、このシンプルなQ6の回路が、このモデルを名機にした理由だと思います。

「解ってるよ、そんなことは。」ですね。

回路の概要は、以上です。

「どんな音が出てくるの。」それは、作ってのお楽しみです。

概要は、BABY CRYINGで紹介しましたが、ご覧のように、SUPER FUZZも同じです。
異なるところは、C2 0.0022uが0.001u、C7、8 10uとR14、15 470の配置、それとC16 10u、パスコンの有無のみです。
C2の違いは、大差ありません。ノイズの出方が、ほんの少し変わる程度です。
C7、8とR14、15の配置も同じく、あまり影響はありません。内容の違いは、設計、作り直した人の好みでしょう。
他の既製品も、生産時期によって仕様が違いますよね。それと同じです。
C16もそうです。「こっちの方が、安定して動くでしょ。」と、後から付け足したものだと思います。

ゴリさんのレイアウトを使えば、どっちでも作れると思います。
サウンドの違いは、印象だけだと思いますが、好みの仕様を選択して下さい。

続いて、最後の回路図です。
迷ったんですよ、名前に。BABY FUZZにしようか、SUPER CRYINGにしょうか。

これ、SUPER CRYINGは、改造バージョンです。

「改造って、大して変わってないでしょ。」はい、その通りです。

バイパスの切り替えを、トゥルーバイパスに直して、LEDとDCジャックを付けただけです。
パーツの値や配置、有無などは、BABY CRYINGとSUPER FUZZを参考に、ご自身で選択して下さい。

「おい、VOLUMEの前になんかあるぞ。」はい、あります。可変フィルタを載せました。
R33 100KAとC17 0.022uのフィルタです。

これは、ハイカットフィルタ、右に回すと高域を、左に回すと低域を強調する通常のトーンコントロールです。
正確には、左に回すと高域を減少、補正するコントロールですね。

ご存知、ACE TONEさんのFM-2にあります、FUZZ ADJですね。

回路的には、このFM-2は、BABY CRYINGやSUPER FUZZとほぼ同じです。
Q1、2を、1石にして、歪みの量や質を、ややマイルドにしています。
それと、FM-2には、DRIVEがありません。VOLUMEが、歪みの量と音量の調整を兼ねています。
それでなのか、後から付け足されるように、FUZZ ADJ、ハイカットフィルタがあります。

このFUZZ ADJの作り方は、後ほど。

TONEの回路、セレクト機能は、全く同じものが載っています。
クリッピングがシリコンなので、全体の質感も違います。BABY CRYINGやSUPER FUZZは、ゲルマですね。

豪快なファズが好きな方は、BABY CRYINGやSUPER FUZZ。
甘めのサウンドが出せ、全体的に扱いやすいと思いますので、オーバードライブが好きな方は、FM-2の方がお薦めですかね。

SUPER CRYINGは、豪快なところに、甘めのサウンドを備えた仕様です。
ツマミとフルにしておけば、FUZZ ADJ、ハイカットフィルタを介しませんので、載せとけば、いろいろと便利ですよ。
ハイがキツいマーシャルとかを爆音で使うときには、特に便利です。

このSUPER CRYINGも、ゴリさんの基板で作れますよ。
Sound sample 音源です。サウンドサンプルのサイト、Urabumのページにあります。

パーツ
トランジスタは、2SC828。BABY CRYINGのQ6のみ、2SC458を使います。同等品なら、何でも使えますよ。
抵抗は、1/4、カーボン。精密機器ではないので、スタンダードで上等です。
写真の抵抗は青色ですけど、カーボンですよ。
10uは、全て電解です。C2 0.0022uのみセラミック、後は全てフィルムです。
ゲルマニュームダイオードは、1N60など、入手しやすいものでかまいません。

ゲルマ特有の繊細なサウンドがなくなりますが、パワーを持たせるには、シリコンがお薦めです。
トランジスタなど、各パーツも含めて、いろいろなサウンドを試したい方は、ヘッダーソケットを使って下さい。

他のパーツは、ゴリさんのモデルを参考に、ご自身で選択して下さいね。

スイッチ
Switch 1 Switch 2
製作したとき、私は、いったい何を考えていたのでしょうか。
1回路の切り替えに、高価なロータリースイッチを使っています。

デザインを、ツマミでまとめたかったのでしょうか。
自分でしたことですが、今となっては、訳が解りません。

スナップスイッチで充分です。

しかし、驚きました。

ゴリさんが、考えられたボリュームの加工です。
要は、このロータリースイッチの内容と同じですよね。

ゴリさんの方が発展していますが、類似したデザイン、外観に驚きました。

ちなみに、SUPER FUZZでのコントロールの名称について。

DRIVEは、EXPANDER。VOLUMEは、BALANCE。TONEは、同じくTONEです。
回路図では、BABY CRYINGの名称のまま、記載しています。

FUZZ ADJ
FUZZ ADJ 先にありました、FUZZ ADJ、トーンコントロールの作り方です。
図のように、配線します。
ギターのトーンコントロールのように、ボリュームにコンデンサを取り付けます。

「足で踏むものだろ、そんな取り付け方で大丈夫なのかい。」

ちゃんと固定していない基板では、後々、ヤバいです。
使用や移動時の振動など、何かのパーツに当たり続けていると、後に、パーツが変形して破損やショートを招くと思います。

それ以外は、この取り付け内容に問題はないと思いますよ。
リードを曲げて接点を固定、密着させてから、半田付けをすれば、何の問題もないと思います。

ファズ
「トランジスタのアッパーなんて使えないよ。」という印象を持たれる方も多いと思います。
ですが、それは大きな間違いです。

悪い印象は、ご自身のモデルが悪かったり、誤った使い方で起こる現象だと思います。

扱いやすいオーバードライブやディストーションに比べて、ファズを使いこなすには、少しの練習を要します。

ギターを始めて手にした方が、Fのコードを抑えるのは、困難です。
中には、すぐにFのコードを扱える人がいますが、それはマレです。

少しの練習を要しますが、Fのコードから出る響きを得たときは、気持ちいいですよね。

それと同じです。

タッチの強弱やギターのツマミやスイッチなど、それぞれのコントロールが、ファズの手綱になります。

正直、ファズは、オーバードライブなどのように、誰にでもすぐに使いこなせる、扱いやすいものではないと思います。
ですが、慣れてしまえば、ファズは無敵です。

いろんな達人の音源を聴いて頂いたら、それが明白だと実感できます。
ご存知の方も多いですよね。

乗りこなせたときは、気持ちいいですよ。風を切る疾走感なんて、タマりません。

次に、手綱の扱い、少しの練習と同じく、ファズのコントロールには、もう1つ大事なことがあります。

回路の設定です。

各パーツの設定によって、サウンドや動作具合は大きく変化します。

FUZZ FACTORYは、この設定を可変させるツマミ、ボリュームが付いているだけです。
設定を変えて、いろいろなサウンドや動作具合を摘出するモデルです。

ですので、オーバードライブ、TS-9などでも、FUZZ FACTORYのような仕様が作れます。
安易な考えのように思えますが、実際に困難なことではありません。

製作したモデルの動作に、不具合のある経験は、誰でもあると思います。
「同じパーツを使っているのに、ちゃんと動きません。」よくあることです。

これは、半田不良など、各接点が正しく接続されていないときにおこります。
不良な接点により、無用な抵抗が生まれて、回路を正常に機能させていません。

ワイヤーの取り回しが悪い場合も同様です。
重複したワイヤーが、信号に無用な干渉をおこし、発振などの不具合を発生させます。

こんな不具合を、回路的に構成したのが、FUZZ FACTORYです。
ツマミで設定を変えて、いろいろなサウンドや動作具合を摘出するモデルです。

「知ってるよ、そんなコトは。だから、BABY CRYINGやSUPER FUZZでの設定では、何が大事なのよ。」
そうでした、BABY CRYINGやSUPER FUZZの話でしたね。

この設定とは、全体の回路を含めて、各セクションに関する要素を検討し、サウンドや動作具合を向上させることです。

簡単には、FUZZ FACTORYと同じです。可変させるツマミ、ボリュームと同じです。
全体の構成を考慮し、各セクションに関わるパーツの数値を変えて、サウンドや動作具合を向上させます。

ちなみに、ボリュームを増やすという意味ではありませんよ。
ヘッダーソケットやトリマを使って、各セクションの設定を調整するということです。
もちろん、FUZZ FACTORYのように、ボリュームの増設でもかまいませんよ。

もっと簡単に言えば、ブリッヂの調整で、ギターを弾きやすい弦高に設定することと同じです。

好み弦高になるように、6つのサドルをバランス良く調整しますよね。
「3、4弦だけ、ビビるように、下げておこう。これで、似非シタールだ。」これも間違いではありません。

「どこを、調整したらいいのよ。」尋ねる前に、ご自身で調べましょう。
でなければ、ちゃんとした設定ができません。ご自身に合った、サウンドや動作具合にすることはできません。

人によって設定内容は異なります。
回路に対する、アプローチ、解釈、見解などは、それぞれ異なります。

いろいろな情報を集めて、ご自身でまとめて、ご自身に合った設定を行って下さい。

と、書いていますが。

丁寧に作れば、そのまま、オリジナルの仕様のままで、上等の特上のモデルです。

「ストラトのフロントから解き放たれる、このスペーシーなサウンドは、」
なんて、ウザいことは言いません。

そのままで、充分に「使える」モデルです。

それ以上の発展が欲しい場合に、各セクションのチューニング、設定の調整や機能の増設などを行って下さい。

サウンド
このモデルの上がり具合は、特に、いいですよ。
それほど、暴れ馬ではないので、乗りこなすのにも、時間はかからないと思います。

日本のファズは、高域が立ち過ぎて、線が細いという印象をお持ちの方がいますが、それは間違いです。
ちゃんと乗りこなせとき、この太さや安定感に、きっと、驚かれると思います。

パターンの誤り
訂正をしておられると思いますので、ご存知の方も多いと思いますが、大塚さんの記事に誤りがあります。

ご存知でない方もいると思いますので、誤りの内容を紹介させて頂きます。

お手持ちの記事、図C、パーツレイアウトをご覧下さい。
内容は、基板のパターン、ラインに誤りがあります。

記事の回路図は合っていますので、回路図と照合し、基板の左下、22Kと10uのパターンを繋げて下さい。

以上です。

いろんな書籍やサイトにあります、図面や出荷、販売されています、既製品にも、このような誤りはあります。
全てを難なく、完璧にこなすのことは、誰にもできません。

大塚さんの記事を参考にされる場合は、以上を確認し、製作して下さい。

ちなみに、ゴリさんのモデル、掲載内容に誤りはありません。

番外編
FUZZ TONE 1 FUZZ TONE 2 FUZZ TONE 3 FUZZ TONE 4 FUZZ TONE 5
これもありました。

もちろん、大塚さんからの抜粋です。

懐かしい。ダラディオの弦についていたステッカーを貼っています。
おっちゃんにしか、解らんでしょう。

藤商電子さんで購入した、B187も健在です。

ちなみに、このモデルは、使い倒しました。
機会があったら、ちゃんと紹介しますね。



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