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Gub'nor ガブナー Urabum



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SHADE MASTER 3の番外編です。 2006 12/9
なんか、ジオン軍のモビルスーツのようになりましたね、名前が。

「冒険の前に、かるく、ピクニックに行きましょう。」
という企画、オリエンテーションです。

内容は、SHADE MASTERのチューニング 2006 12/8のページにあります、ガバナー(以下 Gub'nor ガブナー)と
GAIN SAUCERの項についての追記です。

Gub'norに、GAIN SAUCERを載せます。
正式には、回路の終盤にGAIN SAUCERがありますので、GAIN SAUCERの上に、Gub'norを置きます。

Gub'norに限らず、様々なモデルに使用できますので、参考にして下さい。

先に、Gub'norの回路について考えていきましょう。
Schematic Gub'norの回路図です。
Gub'nor 1が、オリジナルをトゥルーバイパスに変更した回路です。

SHADE MASTERの中盤までの回路と、ほぼ同じ様相ですね。

SHADE MASTERのチューニングのページでも触れていますが、増幅1、増幅2、クリッピング、フィルタで構成された回路です。

各セクションに関しても、SHADE MASTERと、さほど変わりませんよね。
ですので、検証は終了です。

そして、いきなり改造します。
Gub'nor 2
Gub'nor 2は、2本のワイヤーを入れ替えるだけの改造です。
全体の暴れ具合が少し落ち着き、洗練したディストーションに変わります。

粒立ちが揃い、少しですがキメが細かくなります。興味のある方は、試してみて下さい。

この回路は、あるモデルの回路や、様々なフィルタの回路を参考にしました。
音抜けなど、性能的にも上がっていると思います。
Gub'nor 3
Gub'nor 3は、最後のフィルタ、R15 22KとC13 470pを省きました。
ゲインと音域、抜けが増します。

回路図では、Gub'nor 2から、Gub'nor 3にしていますが、Gub'nor 1から、Gub'nor 3、最後のフィルタを省くことも可能です。
好みの仕様、サウンドから変更して下さい。
あるいは、全体のサウンドを総合して、仕様を選択して下さい。

オリジナルに迫力不足を感じられる方は、是非、試してみて下さい。

ノイズが少し増えますが、気になるほどではありません。
気になる方は、R7 1K、C6 220pの値を上げて、ノイズの量を調整します。
または、フィルタ、トーン回路で音域、ノイズの量を調整します。

GAIN SAUCER
SHADE MASTERのチューニングのページでも触れています、GAIN SAUCERの搭載です。

エフェクターにGAIN SAUCERを載せます。

Puts on GAIN SAUCERの回路図とレイアウト図です。
Schematic 1 Schematic 2
Layout A Layout B Layout C Layout D Layout E Layout F
Puts on GAIN SAUCER A
C1 1uは、音域のカットをしていません。
特定の音域に設定したい場合は、0.01u〜1uの間で調整します。
C2 0.0022uは、図のEffectorが、歪みの多い仕様と考え、この値を設定しています。
搭載するモデルのゲイン、歪み、ノイズ、発振など、総合して値を選択します。
例として、回路図のEffectorが、クランチなオーバードライブであれば、100p〜0.001uで賄えると思います。
ゲインは、22K+T100K/22K=5.54、トリマのレベルが最大で約6倍の増幅です。
少しゲイン落ちのあるワウペダルは、2、3倍。音量の少ないオーバードライブは、3、4倍。
LEVELをフルにしてもバイパスとエフェクトの音量が、あまり変わらないディストーションでは、5、6倍に設定すると良いでしょう。
ユレモノやディレイなど、空間系のゲインアップにも使用できます。
搭載したモデル、全体のサウンドに合わせて、好みのゲイン量に設定して下さい。
以上のゲインが欲しい場合は、R2 22Kの値を小さくします。
C3 10uは、音域のカットをしていません。
低域を抑えたい、フィルタをかけたい場合は、0.01u〜10uの間で調整します。
+電源、アース、バイアスは、搭載するエフェクターからもらいます。
図中のVBは、Voltage Bias、バイアス電圧です。
素人工作員さんのMicro Guv'norのように、バスコンの100uがあるモデルは、GAIN SAUCERの100uを省きます。
レイアウト図の下側にあるJUMP(ジャンパー)は、見やすくするために、太くしています。
太い線材を使うということではありません。JUMPには、パーツのリード(足)の余りやスズメッキ線を使用します。
搭載では、搭載するモデルの基板に、なるべく近い位置に、GAIN SAUCERの基板を設置します。
搭載するモデルへの適応、回路変更は、Layoutのページから、GAIN SAUCERのページを参考にして下さい。
Puts on GAIN SAUCER B
C3 10uをなくし、R2 22Kをバイアスに繋げます。
レイアウト上、この仕様では、22Kを6ポイント間、間を広めに取って設置します。
他は、Aと同じです。
A、Bの仕様は、好みで選択して下さい。
Puts on GAIN SAUCER C
回路図のEffectorにあるVOLUME(LEVEL)をなくし、R6 100Kの抵抗を、100KAのボリュームに変更します。
基板からR6 100Kの抵抗を省き、回路の最後に、VOLUME 100KAを置きます。
C1 1uは、0.1uに変更します。
VOLUMEの前、エフェクトの最中なので、少量ですが不要な音域を省きます。
値は、搭載するモデル、セクション、サウンドなどに合わせて、好みの値を選択して下さい。範囲は、0.01u〜1u。
このCは、Bの回路を使っていますが、Aの回路も適応します。
Puts on GAIN SAUCER D
GAIN SAUCERのバイアス回路を使います。
バイアス回路のないエフェクターへの搭載に使用します。
+電源、アースは、搭載するエフェクターからもらいます。
Puts on GAIN SAUCER E
Dと同じく、バイアス回路のないエフェクターへの搭載に使用します。
Bと同じく、C3 10uをなくし、R2 22Kを、JUMPでバイアスに繋げます。
A、Bと同じく、D、Eの仕様は、好みで選択して下さい。
Puts on GAIN SAUCER F
D、Eと同じく、バイアス回路のないエフェクターへの搭載に使用します。
Cと同じく、R6 100Kの抵抗を、100KAのボリュームに変更します。
このFは、Eの回路を使っていますが、Dの回路も適応します。

Gub'norに、GAIN SAUCERを載せます。
搭載の例として、Gub'norに、GAIN SAUCERを載せてみます。
Schematic Gub'nor Puts on GAIN SAUCERの回路図です。
Wiring 1 Wiring 2 配線図です。
Gub'nor 3での、最後のフィルタ、R15 22KとC13 470pは省きました。

ゲインが増しますので、ノイズや発振への対策は、R7 1K、C6 220p、C14 0.0022uなどの値を調整します。

全体の仕様を含め、パーツの値や種類は、好みで選択して下さい。
オペアンプも好のものを選択して下さい。IC2には、広域特性の良いものを、お薦めします。

他の部分のチューニングに関しても、このページやSHADE MASTERのチューニングのページなどを参考にして下さい。

○LEVELの前後
Gub'nor Puts on GAIN SAUCER Bと、Gub'nor Puts on GAIN SAUCER Cの仕様があります。
LEVEL、ボリュームの前後は、好みで選択して下さい。

○トリマのゲイン
Gub'norは、LEDのクリッピングですので、トリマのゲインは、中央の3倍ほどが適当だと思います。
シリコンやゲルマニュームダイオードを使用する場合は、トリマのゲインを少し上げた方が良いと思います。

○LEDの抵抗
この配線図では、LEDの抵抗に、GAIN SAUCERの4K7を使用しています。
製作、改造されますガバナーの基板にLEDの抵抗がありましたら、そちらの抵抗を使用して下さい。
ですので、Puts on GAIN SAUCERの基板のレイアウト図には、4K7を省いています。

GAIN SAUCERの4K7を使用する場合は、Layoutのページから、GAIN SAUCERのページをご覧下さい。
抵抗の設置箇所や接点、配線などの詳細があります。

○配線図の基板
配線図にあります、GAIN SAUCERの基板や接点は、正確な図ですが、Gub'norの基板は、適当に書いたものです。
接点や配線などは、仮定として考えて下さい。現物の基板や回路図を基に製作、改造して下さい。

○位相
この回路は、非反転アンプが3つと反転アンプが1つなので、オリジナルの仕様と同じく、位相が反転しています。
オリジナルは、非反転アンプが1つと反転アンプが1つです。
正相にしたい場合は、反転アンプを非反転アンプに変更、あるいは、非反転アンプを反転アンプに作り変え、
回路構成を変更します。

ドライブペダルでは、意図的に位相を反転させているモデルもあります。
ですので、オリジナルの仕様を踏まえると、気にする必要はないと思います。
出力に正相を要する場合に、回路構成の変更を検討して下さい。

Layout
ガバナーのレイアウトは、いろいろなサイトありますので、そちらを参考にして下さい。

お薦めは、素人工作員さんのMicro Guv'norとゴリさんの頑固親爺です。
Layout 松美庵さんのサイトです。
ページの画面にあります、みんなのギターやエフェクターの文字をクリックします。
専用のページが現れますので、素人工作員さんの投稿作品のページをご覧下さい。

モデルネームは、Micro Guv'norです。

サイズが小さく、クリッピングに、4本の設置箇所があります。
バスコンの100uも設置されています。

基板に書かれた、「Special Thanks GORI」。流石です。
Layout ゴリさんのサイトです。
コンテンツから、自作完成品のページをご覧下さい。
頑固親爺という、カッコいいモデルネームです。

こちらは、ユニバーサル基板です。
少々、チューニングが施されています。

実を言いますと、SHADE MASTERのレイアウト、仕様は、このMicro Guv'norと頑固親爺のアイテムが満載なのです。
丁重に、パクらせて、もとい、参考にさせて頂きました。
感謝しています。

松美庵さんの、Little Guv'norも素晴らしいです。

これは強烈です。
度数の高いお酒と同じですので、心してご賞味、製作して下さい。

私は、むせ込んでしまいました。
しかし、この喉越し、抜けの良さは、他では味わえません。

ゴリさんのモデル、H&L-Gainerのように、1TONEにまとめるのも手です。

このモデルは、カクテルです。
口当りが良いので、すぐに、いい気持ちになりますよ。

初心者の方は、まず、ノーマルを作りましょう。

どうでしょう
「これは、SHADE MASTERの改造でしょ。」イエ、違います。
とても楽しい、Gub'norです。

以上、ピクニックは終了です。



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