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John Hollisさん
EASY VIBEを参考にしたHEY VIBEの企画から、設計者のJohn Hollisさんに大変、興味を持ちました。

EASY VIBEの他にも、いろいろなモデルを設計されておられます。
美味しそうなモデルが多く、このOMNI DRIVEの製作も考えていました。

Webに、他の方が掲載した製作記事などはなく、製作を摸索していたところ、最前線の製作家が作り上げてしまいました。

素人工作員さんです。
基板のレイアウトなど、美しい構成で、それを完成させてしまいました。

ケイズさんという達人も、製作経験があり、このモデルの感想を述べておられました。
詳細は、素人工作員さんのブログをご覧下さい。Linkのページから移れます。

「あまり…。」 というご感想でしたので、製作は見送ろうと思いましたが、回路中に気になるところがあり、
このOMNI DRIVEの製作に取り掛かりました。

気になったところは、フィルター部分です。
1/2ではないコンデンサや抵抗の値など、このフィルター部分を見直せば、良いサウンドになるのではないかと。
f=1/2πCRで、fも変えてみようと思います。

Hollisさんの掲載は、自分で見つけて下さい。GEOさんやGGGさんのサイトにあります。
John Hollis、Omni Driveの検索でも現れると思います。

ゆっくり進めますので、完成はいつになるか解りません。
では、少しづつやっていきます。

9/24 2006
9/24のSchematicの項、素人工作員さんのデュアルの回路図とチューニングの回路図を訂正しました。
すみません。

○フットスイッチの配線
主な切り替え内容は、訂正前と同じです。

○GAINの値
素人工作員さんのデュアルの回路図、正しくは、500KB、Bカーブです。
チューニングの回路では、500KA、Aカーブに変更しています。
下記にもありますように、これは好みです。Bカーブでも、OKです。
IC2a
Layout 追加です。IC2a、Octaveの回路のチューニングです。
このOctaveの回路は、そのままの設定が良いと思い、9/23の掲載では触れていませんでした。
もっと攻め込みたい、アバンギャルド(古い)なアッパーが欲しい方に、このチューニングをお薦めします。

@R12 10K
お薦めの値は、少し上げた、12K。
最大に上げても、18Kぐらいまでにして下さい。これ以上にすると使えなくなります。

AR13 R14 2つの10K
ここでは、この2つ抵抗の値を合せて下さい。
値を下げていきます。お薦めの値は、8K2。2つとも、8K2に載せ換えます。
最大ても、6K8ぐらいまでにしておきましょう。

チューニングは、@A、どちらを選択しても良いですし、両方を使っても良いです。

ツマミやスイッチ、本機の設定や使用ギター、各機器など、全体のセッティング、サウンドを含めて調整して下さい。

「やっぱり、元のままがいいや。」
なんてこともありますのよ。突き詰めると疲れてしまいますので、チューニングは、ほどほどに。
私の好みは、元のまま。

それと、もちろん、アッパーの拡大に同調し、ノイズも増えますのよ。
「このぐらいのノイズの増量は、全然平気。強烈なアッパーの方が良い。」
勇敢な方は、どうぞ。

次回が早っかたです。では、次回まで。

9/23 2006
こんなお問合せを頂きました。

クワッドはいいので、素人工作員さんのレイアウトで改造報告をして下さい。

さすがです…。
ですので、素人工作員さんにレイアウトの掲載をお願いしました。
素人工作員さん、ご了承を頂き、誠にありがとうございます。

素人工作員さんの製作記事の詳細は、ブログのエフェクターのカテゴリー、2006年7月4日よりご覧下さい。
製作工程やレイアウトなどの掲載があります。
素人工作員のFX大作戦 素人工作員さんのブログです。
海外のサイト
海外のサイトには、美味しそうな回路図がいっぱいあります。
固執的なものではなく、独創的でとても広い世界観がそれらの中にあります。
しかし、使えないものが多いです。きっと、設計者が自分自身のセッティングの中で設計されたのでしょう。
「これじゃ、ギターの信号が入らないよ。」ってのもありますのよ。

Hollisさんは、これらとは違いました。
一見、「えっ」と戸惑う点もありますが、製作してみると、その完成度の高さに驚きます。
戸惑いは、単に私の技量不足です。

このOMNI DRIVEに興味を持ったのは、OCTAVEの部分です。
オペアンプで作るOctave upの回路を勉強していた頃、この回路を見つけました。
そんなこんなで時が経ち、上記にあります、素人工作員さんの製作、完成に至りました。

いきなりです。
まずは、ブレッドボードでの検査です。

やっぱり…。

ケイズさんや素人工作員さんの感想を思い出しました。
「このままでは使えない。」 私の正直な感想です。

ホントは、クワッドで完コピを作る予定でしたが、ナシにします。
しかし、少しの改造で使えるモデルになりましたので、以降、発展モデルなるものを作ります。

まずは、お問合せ、ご要望にもありますように、素人工作員さんのレイアウトに手を加えていきます。
パターンには手を加えませんよ、パーツを載せ換えるだけのチューニングです。
Schematic
さぁ、いきましょう。

当初、ブロックごとに分けて、徐々に改造していく予定でしたが、ややこしいので、一気にやってしまいます。

では、先に結論から。
Schematic 素人工作員さんの回路図です。 Schematic チューニングの回路図です。
私のように、ややこしいのが嫌いな人は、下記を読まなくていいです。
下のレイアウトの項に行って、パーツを載せ換えて下さい。
充分に使える、カッコいいサウンドに生まれ変わりますのよ。

始めに、IC1aからいきます。
インピーダンスが高いので、R3、330KとR4、100Kを小さくしました。
IC2a、Octaveの動作性を考慮し、増幅率を上げています。
47Kと10K、前仕様と対比が変わります。ゲインを稼いだので、0.01uの増幅率を下げました。

次に、IC1b。
まず、R6、7です。この2つの220Kを33Kに換えます。次に、C3を0.0068u、C4を0.0033uに換えます。
負帰還のR9、100Kは、省いた後にジャンパーを設置し、6と7を繋げます。
バイアスに落ちているR8の100Kを省きます。ここには、ジャンパーを設置しませんよ。バイアスとは断絶します。
この部分の説明は後ほど。

IC2aは、そのままにします。

IC1aでゲインを増し、IC2bでもゲインを上げました。
R16を470。
総合的にハイゲインな仕様に変わりました、増やしたゲインにより、ノイズも増しますので、C6を100pに換えます。
ノイズが気にならない方は、47pのままで良いです。
もっとノイズを減らしたい方は、100p〜0.01uの範囲でノイズの量を調整して下さい。
ノイズを減らすと、共にレンジ、音域も減少します。好みのポイントに合せて下さい。

注意です。
このモデルは、スイッチの多いモデルなので、必然的にワイヤーも増えてしまします。
ワイヤーの量、取り回しが多い場合、ノイズを喰らいやすく、発振などの原因にもなります。
ワイヤーは、余裕を持ちつつも、最短の距離で配線をして下さい。

主なチューニングは以上です。

スペースがあれば、C13の10uを100u、C14の10uを47uに換えて下さい。
R1、2の10Mは、1Mでも良いですよ。
GAINのAカーブは、私の好みです。

このトーン回路、一見、ビッグマフの発展形に思えますが、全然違いますのよ。
これがまた、なんとも素晴らしい音色と効果。とても勉強になりました。

サウンド、歪みの質を細かくしたい場合は、C9の0.047uを0.033uや0.022uに落とします。
低域を抑えて、すっきりさせたい場合は、C10の0.1uを0.047uぐらいに落とすと良いでしょう。
Layout
素人工作員さんのレイアウトに変更パーツの値を書き足しました。
Layout チューニングのレイアウトです。
IC1b
前途にありました、IC1bの件です。

フィルタです。

2つ220K、フィルタで考えると大きな値です。
信号が小さくなったので、2つ100Kでゲインを上げています。
減退と増幅の加工です。

それぞれの回路に正解というものはありませんが、この加工方法は好きではありません。
220Kを下げて、すんなり通してあげれば、信号、サウンドの変化もなく、フィルタもかかりやすくなると思うのですが。
それと、コンデンサの値。フィルタの回路では、通常、C4は、C3の1/2ほどの値にします。
Hollisさんの回路のままでも、C4を470pにした方が効果が増すのですが…。

とにかく、全ての回路に正解とか誤りというものはありません。
設計した人が良いと思い生み出したものです。
私は否定しているのではありませんのよ。私が使いやすい、良いと思うサウンドにチューニングしているだけです。
D7のコードを、Dadd9にするようなことです。
どこにでもある、アレンジ、改造です。

周波数、fを変えるには、R6、R7、C3、C4のパーツを載せ換えてあげます。
f=1/2πCRで設定します。

まず、fを1kHzに持っていきます。

Rを33Kにして、Cの値を出します。
C=1/2πR/1、C=1/207.24/1、C=0.0048253/1、C=0.0048253。
なので、C3=√2*0.0048253、C3=0.0067554、C3=0.0068。
C2=1/√2*C、C2=0.0033777、C2=0.0033。
チューニングをした内容が出ました。

こんな計算はどうでもいいことです。
作曲と同じで、理論を知らなくても曲は作れます。
桑田さんのように、星の数ほどの音楽を吸収し、放出すれば、素晴らしい曲が完成します。

GT2にも同じような回路がありますでしょ。2つフィルタ。
たくさんの回路を眺めていたら気付きますのよ。いろんなエフェクターで使われています。

それと、これが大事です。
このフィルタで、fを設定してもですね、回路全体を含めると、そのfが変わってしまうのです。
がんばって計算しても無駄に思うでしょ。
でも、知識は損ではないです。桑田さんもいっぱい勉強したと思います。

エフェクターを、1個作る予算で参考書が買えます。
ギターを弾けなくなる、深く怒涛の世界に入るか、サラっとあしらうかは自由です。
こっちにある混迷の世界に入れば、お仲間です。良いサウンドを作りましょう。

またまた、話がそれましたね。

fの変更に計算は、いりませんよ。
周波数、サウンドを変えたい場合は、C3、C4のみを載せ換えます。

チューニングした設定は、ダブルPUでは、サンタナさん、シングルPUでは、クラプトンさんです。
中域がモッコっと立って、サスティーンの延びる、あのサウンドです。
OctaveとScoopはOFF、少し深めに歪ませます。

FilterとOctave、ScoopをOFF、入力は0.01uで、生々しくも荒々しい、ドライブペダル。
FilterとScoopをOFF、入力は0.001uで、バディさんのスキャットに絡む、ジミさんの音です。

変更内容は、C3を、0.0022u〜0.01uの間で変更します。
C3の変更に伴ない、C4は、C3の1/2ほどの値に設定します。

C3が、0.0022uであれば、C4は、0.001u。C3が、0.01uであれば、C4は、0.0047u。

値を大きくすると低域よりに、小さくすると高域よりのサウンドに変わります。
簡単でしょ。
ヘッダーソケットなんかを付けて、いろいろなサウンドを試して下さい。
私の発展モデル
完成時期は未定です。
現在は構想のみ、青図も書いていません。気長にお待ち下さい。

では、次回まで。

9/7 2006
Schematic Hollisさんと同じ回路で進めていきます。
この回路図は、私が書き直したものです。

「いきなり違うがな、ほんまもんは、TL072やろ。」

すみません。クワッドのTL074を使います。
深い意味はありません。

素人工作員さんが、デュアルでキレイにまとめてくれていますので、「ぼくは、クワッドでいこう。」と。
ただ、それだけです。

オペアンプに対しての負荷もありませんので、「同機種ならば良し。」としました。

GAINの470Kは、500Kに、BLENDの47Kは、50Kに変更しました。

10Mも換えたいところですが、始めは回路図通りに進めていきます。
Layout このレイアウトは、ラフスケッチです。
スイッチが多いモデルなので、構成に悩んでいます。

ワイヤーを増やしたくないなぁ〜。
基板にスイッチを載せれるようにレイアウトを変えていこうかな。
それじゃ、基板が大きくなって、基板の配線にも無理が出てくるよなぁ。
どないしょ〜かな。
基板に小さいスイッチを載せていこうか。
だめだ、バックパネルを開けなくてはならない。
好みが決れば、それでもええんやけど、Hollisさんの設計意図は、サウンドの選択機やもんな。
どないしょ。ん〜悩む。

では、次回まで。



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