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上士幌町航空公園キャンプ場 2003.8 2004.8加筆
所在地
河東郡上士幌町
予約
 不要 
問合先
上士幌町役場 01564-2-2111

オートキャンプ
△基本的には,リアカー移動。しかし駐車場の位置によっては車の横にテントを張れる。
フィールド
奥行きのあるかなり広い芝地。所々砂地のテント床やテーブルがある。
施設

(左)砂地の部分。奥に見えるアーチ状のものが炊事場
(右)かなりの台数が停められる駐車場

(左)きれいな方?のトイレ(右)荷物の運搬用リアカー
○どこにしようかというくらい広いサイト。買出し近場で温泉多数。申し分ない上に無料,かなりの人が利用しているのに広いので混む印象も薄い。道東きっての居心地のよさです。サイトの奥には軽飛行機の滑走路があったりパークゴルフ場があったりと様々な顔をもつ。
料金 ○無料。
なので夏・秋は道外からの滞在者も多い。
携帯電話
○3本立ちます
就寝環境
○基本的に静かですが,駐車場に近いと道路を行き来する車の音。ペットは禁止。
温泉
◎まさに温泉の宝庫です。町営浴場に入るなんてことをせず,昼間ならちょっと遠いですが糠平温泉郷,その他にナイタイ高原,幌加温泉などなど良湯の目白押し。
コメント


バルーンフェスタ2003
今年でなんと30回目迎えるバルーンフェスタ。例年になく盛況の大会になることだろう。オフ会参加もかねて初めて家族を連れて参加してみることにした。しかし,天候は台風の接近で最悪。季節外れの台風はお祭りムードを吹き飛ばすほどの猛威を振るったため,出発予定日を1日遅らせて最終日のみの参加にせざるを得なかった。朝7時に出発して午前中に到着する予定だったが,274号線の穂別〜清水間の日勝峠が大雨で不通になっていたため,仕方なく富良野にのぼって狩勝峠経由でアプローチすることにした。その時は峠の一部で土砂崩れがあったのだろうくらいにしか思っていなかったが,その日に日高や十勝の川が複数決壊し,目指す上士幌町でもほんの8時間前に札幌の一家が川で車ごと流される惨事があったことなど知るすべもなく,その報道を知ったのは翌日の食堂の新聞だった。全道の被害を詳しく知るほどに自分たちがその災害の渦中に向かおうとしていた無謀を反省するばかりだった。余談だが帰りに通行可能になった日勝峠を通ったが,道路の横を流れる沙流川の激流は目に焼きつくほどの凄まじさで,その爪痕は想像を絶するものだった。被害に遭われた地域や住民の皆さんには一日も早く以前の生活に戻れることを祈るばかりだ。ようやく公園に正午過ぎに到着。台風の影響かフェスタ慣例の,あの芝からあふれるほどのテント群は全く見あたらない。駐車場のすぐ横にテントを張れるなどとは夢にも思わなかったので台風での思わぬ幸運だった。その状況を見て,すぐにはテントを張らずフィナーレへ向かう祭りをしばし楽しんだ。ステージでのCCガールズライブとアンパンショーに間に合って喜ぶ父と子…。しかし,肝心の気球が全く見当たらない。昨夜のバルーングロー(暗闇に熱気球をあげる幻想的なセレモニー)や競技の大半は中止され,露店の人出も今ひとつといったところ。結局競技終了の18時までに目にした気球は数機のみだった。なにか消化不良のような気持ちで床についたが,翌日の目覚ましは熱気球から発するボーっという火炎音だった。見物客以上に物足りなさを感じていたのはやはり競技に参加した人たちだ。絶好の無風,日の出と同時にフライトを待っていたに違いない。フェスティバルは終了しているにも関わらず,昨日以上の熱気球が大空に舞った。こんな時,タープは実に邪魔なものだ。天候が悪くなければこのフェスタでタープを張ることは愚行なのだ。点ほどの気球は次々にキャンプ場目指して近づき,頭上をゆっくりとかすめていく。大迫力で迫る球体からそれを操る人達の会話が聞こえてくるではないか。喧騒の祭り中では気づきもしなかった,ゆったりとした時間が流れた。これだけでも泊まりにきた価値があったと心臓が震えた瞬間だった。子供たちにぜひ見せたいと寝床に駆け寄ったが,ぐっすり眠る顔を見てやめた。またいつか連れて来られる時までこの感動は親父の心にしまっておこう。最近感動がすぐ薄れる年齢になっているので,とりあえずこの光景をおさめようとカメラ片手に走り出した。息を切らしてついた会場は,宴の後で静まりかえり,気球から落とされるフラッグのたなびく音が冷ややかな空気の中に響いた。それから間もなく,また雨が落ちてきた。気持ちよさそうに飛んでいた気球も慌てて下降をはじめる。なんと最後まで雨に泣かされた大会なのだろう。キャンプサイトではライダーが次々と会場を後にし,見知らぬ者同士が手を振って別れを惜しむ。北海道の夏にある心温まる一コマだ。我が家も小降りになるのを見計らって撤収を始めた。隣のテントにいた大阪からの老夫婦が気さくに声をかけてくれる。昨日は催しでもらった馬鈴薯をわざわざわけてくれた。道東ならでは出会いと会話の楽しみがあった。「またいつかどこかでお会えたらよろしいなぁ」そんな言葉で見送ってくれた,おじちゃん,おばちゃんありがとう。今年の上士幌はいろいろな意味で記憶に残る記念大会だったなあ。(2003.8.11)


バルーンフェスタ2004

2003年は台風の影響で中途半端な参加となったバルーンフェスタ。今年は前日から会場入りし,今年こそという期待感があった。前日の金曜日,正午過ぎに到着した時には長期滞在と思われるキャンピングカーとテントが数張り程度で,駐車場隣の場所にサイトを確保できた。



今年もキャンピングカーは本州ナンバーが多かったが,目新しかったのは専用駐車スペース(上左)が指定されていたことだ。サイトから離れた区画に設置されたことで,普通のキャンパーはサイト側に駐車でき,大会関係者の配慮が感じられた。



今回はキャンプ仲間のinadaさんファミリーとご一緒させていただき,おNEWのレクタProをリビング代わりに共用させてもらった。このinadaさん,スクリーンやタープなどすべて一人で組み立てる。実に手際が良い。我が家がゆっくり設営していると,次第に駐車場の手前からテントが埋まり始めた。長距離運転の疲れもあり,その日は明日からの大会に備えて寝ることにした。1日目。天気はまずまずだ。多少の風はあったが,競技実施が決定。まもなく,林の向こうから次々にバルーンが飛んできた。「ゴー」というボンベの火炎の音が近づいてくる。これだけの数を一度に見たことがないので,シャッターを押すのも忘れて見ていた。しかし,午後には風が強まり,1日目の競技は終了。それでも公園には続々と単車がやってきた。最終日には数え切れない数になり,ソロテントも所狭しと並んでいた。夜には上士幌町の夏祭りなのか,かなり盛大な花火大会があり,間近に楽しむことが出来き,子供たちへの思いいがけないプレゼントとなった。



バルーンフェスタには道内外から見物客が訪れるが,うれしかったのは昨年親しくなった大阪の老夫妻に再会できたこと。昨年と変わらない軽妙な関西弁を聞け,懐かしい思いがした。『お元気でしたか?』お互いの無事を確かめ合い,久々の会話が弾む。しばらくすると,もう一人の仲間,Raviさんが単車で現れた。仮面ライダーばりの登場に子供たちの目が釘付けになったのはいうまでもない笑。
そして夜は,待望のバルーングロー。風もややおさまり,実施のアナウンスが流れると同じくして地元らしき自動車が続々会場入りしてくる。20基ほどの気球だったろうか。端から順に火炎をあげる。火炎音と同時に眩い光線が暗闇にのびる。次は全基同時に火を入れる。壮観な光景だ。こんな時にカメラの腕がもっとあればといつも思う。



最終日,朝から霧がかかり風も強い。競技の検討中,売店に足を運ぶ。しかし,この3日間は30℃を越える猛暑。子供たちはバケツに浸かったりしながら涼を楽しんだ。結局この日も飛行は見送られた。う〜ん,なかなか難しいんだなあ。



3日間で,バルーンを見れたのは1日目の午前だけだったが,念願のバルーングローや1年ぶりの再会など峠を越えて再参加した甲斐があった。
さて来年はどうなることだろう…。

上士幌を去った後はまた,然別湖に向った。


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