ワンダーフォーゲル
ワンダーフォーゲルとは、ドイツ語で”渡り鳥”を意味する。
私たちはその”渡り鳥”のように日本中を旅する。
フィールドはどこにでも存在する。
旅の形態は何でもありだ。
主に、私たち大阪外大ワンダーフォーゲル部の活動は、
登山、ロード、無人島生活などを基本としている。
夏には北アルプスや南アルプス、北海道の山や東北の山に登り、
天上の展望を思う存分楽しむ。
秋や春には、八ヶ岳や四国、九州の山々を巡る。
空はどこまでも青く、雲は流れるように速い。
無数の星が夜空には瞬く。
朝のピンと張りつめた緊張感漂う空気の中、御来光を待ちわびる。
目の前に広がる雲海。
ここでしか味わえないものがある。
時にはマウンテンバイクにまたがって風になる。
のどかな北海道を巡ったり、紅葉の美しい山を駆けめぐったり、
海の上の道路を突っ切ったり。
四国を一周したり、九州を縦断することもある。
これだけの距離をチャリと共に自分の足で走破するのだ。
坂を上りきって、風を切って下る瞬間は最高だ。
我々のクラブでは冬山には行かないことにしている。
それでも雪は我々を魅了する。
そこで出てきたのが雪国ロードだ。
鄙びた温泉の多い東北や、
自然がたくさん残されている北海道のロードを歩くのである。
雪の白さと青い空、青い海のコントラストが何とも美しい。
辺りは銀世界だ。
誰の踏み跡もない雪に自分の足跡をつけてみたり、
雪の中にうずもれてみたりするのも楽しい。
チャリとは違ったゆったりとした時間の経ち方がある。
地元の人と触れ合う機会も多く、人々の心の温かさにホッとする。
雪国だけではない、南国ロードもある。
沖縄の島や奄美諸島を歩き回る。
いつもなら見過ごしがちな景色も、その土地の雰囲気もゆったり味わえる。
急ぎ足で過ぎるだけが旅ではない、時にはふと立ち止まることも必要なのだ。
無人島に行くこともある。
誰もが一度はしてみたいと思うサバイバル生活をしてみたり、
なにもせずぼぉっと波の音を聴きながら昼寝をしてみたり。
どこまでも透きとおる海の中で泳いでもいい。
ここに書いた以外にも、活動はある。
沖縄の島でサトウキビ刈りをしたこともあるし、
北海道に行き酪農の手伝いをしに行くこともある。
要するに何をするかは我々次第なのである。
この部活を作っていくのは言うまでもない、我々なのだから。
探求心がなくならない限り、可能性は広がっていくのだ。
旅は1人でもできる。
しかし、仲間とわいわいやりながら一緒に行く旅は絶対に1人より楽しい。
一緒に何日間も過ごす仲間はきっとかけがえのない友になる。
なによりもここでしか味わえない、
他ではできない経験を手に入れることができる。
もし、少しでもこうした活動に興味を持ったのならば、
あなたも是非ワンダーフォーゲルの世界に足を踏み入れてみませんか。
o.u.f.s.w.v.