<AIRMED 2005>
エアメッド2005のご案内補足 エアメッド2005は先にお知らせしたとおり、今年6月20〜24日の5日間スペインのバルセロナで開催されます。その開催にあたり、初日の6月20日にはヘリコプター救急の実務的なセミナーが米国航空医療学会の主催で行われる旨、川崎医科大学荻野隆光先生よりお知らせを受けました。
このセミナーは前回、スイス・インターラーケンで開催されたエアメッド2002でも、同じような内容で行われ、実際の業務に非常に役立ったそうです。関係者の皆さんに是非とも参加していただきたく、ここにご紹介いたします。
主催者によれば、今回は特に「米国ではどうしているか」という主題で、航空医療の歴史、比較、文献紹介、分析などを米国人ばかりでなく米国外の人にも発表してもらうとのこと。時間は午前9時から午後5時までの間の7時間半。
内容は、航空医療の質の向上、航空医療業界の注意すべき問題点、米国のプログラム・モデル、各国および各地域の安全訓練の具体例、飛行100年の歴史、昨年の航空医療搬送に関する記事ベストテン、大規模災害におけるエアレスキューのあり方、地上搬送対航空搬送におけるトリアージの方法、航空搬送が困難だった具体例など。
これらのセミナーによって、特にヘリコプター救急プログラムの責任者となるべきメディカル・ディレクターにとっては、自らのプログラムにも応用できる他のさまざまな事例を知ることができる。航空医療搬送に大きな影響を与えた最新の文献を理解することができる。米国、欧州、豪州のプログラムの基本モデルや安全対策などの差異を知ることができる。航空医療の質を最大限に向上させるための考え方を知ることができる。将来に向かって今の航空医療プログラムを如何にして最大限に向上させて行くか、その着眼点を知ることができる。
日本の航空医療の進展のために、もっと詳しいことを知りたい方は、下のアメリカ救急医科大学(ACEP)のロゴをクリックしてください。
【追記(2005.1.5)】
上の案内に対して、聖隷三方原病院救命救急センター長の岡田眞人先生より、以下のような補足説明を送っていただきました。ここにご紹介します。
上のAIRMED2005のドクター向けカンファレンスは、毎年ATMCの時に前日開催されるAMPA ミーティングのAIRMED版です。今回のプログラムを企画しているのはダーツマス・ヒチコック大学のReed Brozen先生です。彼は現在若手のホープで積極的にHEMSを推進している人物で、確か日本にも来たことがあると思います。
日本のヘリコプター救急はヨーロッパ型のシステムとアメリカ型のシステムの両方から適した部分を学んびつつ、独自のものを作り上げる必要があります。その意味でヨーロッパだけでなくアメリカのシステムを勉強することは良いことだと思いますので、是非とも多くの人が参加なさるよう希望します。(岡田眞人)
【関連頁】
(JSAS、2005.1.2/加筆2005.1.5)
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