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<消防白書>

消防・防災ヘリコプターの救急活動

 

 消防庁はこのほど「平成16年版消防白書」を発表した。この中で特に平成16年の大災害について触れ、ヘリコプターに関する実績では、7月13日の「新潟・福島豪雨」に9航空隊のヘリコプター9機が出動し、91人を救出した。つづいて7月18日には福井県に9航空隊が出動、2日間で187人を救出した。

 10月23日に発生した「新潟県中越地震」では11月1日までの10日間に、ヘリコプター20機が出動、282人を救出し、これまでの最大派遣規模となった。

 他方、平成15年中の全国消防防災ヘリコプターの救急活動実施状況は、救急出動件数2,087件(前年比0.9%増)、搬送人員2,078人(同4.8%増)であった。消防防災ヘリコプターによる救急搬送の需要は年々増加している。特に、離島や山村からの患者搬送や交通事故等による重症患者の救命救急センターなど専門的医療機関への救急搬送などは、救命効果の向上に貢献するものと期待されている。今後とも、医療機関と連携をしながら、消防防災ヘリコプターの一層の活用を推進していく必要がある。

 なお、平成15年の救急車による出動実績は、救急出動件数が483万件(前年比6.0%増)、搬送人員が457万人(5.7%増)であった。

 平成10〜15年の消防防災ヘリコプターによる災害活動状況は次図の通りである。(日刊航空通信、2005年1月6日付けより要約)


[資料]「消防白書、総務省

(JSAS、2005.1.13)

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