<新年ご挨拶>
ドクターヘリ全国展開元年 日本航空医療学会 理事長 小濱 啓次 今年はドクターヘリ全国展開の元年になりそうです。昨年来、ドクターヘリの法制化が国会で討議され、公明党、自民党与党間の合意が得られ、今年早々には、国会で具体的な細部の検討が始まりそうです。この法律が出来上がりますと、ドクターヘリの基地が全国の都道府県に1ヵ所は、国と都道府県の責務に置いて、救命救急センター等の医療機関に配備され、多くの重症の傷病者が治療を受けながら、30分以内に適切な専門病院に搬送され、十分な治療を受けることが可能になります。
ドクターヘリの運航を全国の僻地、離島にまで広げるためには、全国の旧市町村に1ヵ所は、夜間照明付きの公設のヘリポートを設置する必要があります。これが出来上がれば、全国民に常に均一な高度先進医療を提供することが可能になります。従来、ドクターヘリは、救急医療に有効と考えられてきましたが、今後は、災害医療、僻地・離島医療、小児医療、周産期医療、臓器移植医療等にも役立つ医療システムになると考えられます。
(日本航空新聞、2007年1月18日付掲載)
(JSAS、2007.1.20)
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