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<読売新聞>

岐阜県防災ヘリ救急出動増加

 洪水や土砂崩れ、地震など自然災害の被災者や、過疎地域からの傷病患者の搬送のために、昨年度、岐阜県の防災ヘリコプターが出動した回数は171回にのぼり、10年前の出動回数(42回)の約4倍となった。

 県防災課によると、最も多かったのは救急搬送活動の101回で、全体の約6割を占める。けがで動けない登山者の搬送活動が42回、火災時の消防活動が22回と続いた。災害時の被災者搬送活動や他県での防災活動などの出動回数は2〜4回で、例年並みだった。

 緊急搬送活動は、岐阜大学病院が移転した2004年6月から急増。同病院の医師がヘリコプターに同乗して、過疎地域や山間部などの重傷病患者を現地で救命処置したのち、同病院に搬送する「ドクターヘリ」の運航が始まったためで、出動回数101回のうち、医師が搭乗したのは54回だった。動脈りゅう破裂や心不全、脳出血など緊急に治療を要する病気が中心で、過疎地域や山間部の飛騨、中濃地域からの搬送が43件と全体の8割を占めた。

 県の防災ヘリは現在2機で、「若鮎1」が1994年、「若鮎2」が97年に導入された。同課では「ドクターヘリによって命が救われた患者は多い。人々の命を守るため、これからも消防などと連携して迅速な対応を取っていきたい」と話している。

(「読売新聞」2006年6月8日付より要約)

(JSAS、2006.6.15)

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