<デーリー東北新聞>
青森県でフライトナースの搭乗研修 青森県は9月16日、弘前市の河川敷運動公園で、救急医療の一環となる「フライトナース」のヘリコプター搭乗研修を実施した。
傷病者をヘリコプターで運び、搭乗した看護師が地上にいる医師の指示を受けながら、迅速かつ適切な処置を施す全国初の試み。救命率の向上をはかるのが狙いだ。
ヘリコプターを活用した救急活動としては、専用の医療機器を装備し、医師や看護師が同乗して患者を搬送する「ドクターヘリ」が知られている。だが、ヘリの維持に多額の費用がかかることや救急医不足などで、現時点では導入が困難な状況にある。
このため県は、既存の防災ヘリと県警ヘリを使用。医師の指示があれば心肺停止前からある程度の応急処置が可能な看護師を年8人ずつ、計16人育成したい考え。
16日は、県立中央病院と弘前大医学部付属病院、青森労災病院、むつ総合病院から、フライトナース候補者の看護師が各2人ずつ参加。本物のドクターヘリを借用して、機内の見学や模擬患者の搬送などを行なった。11月にはドクターヘリの講習会や救急研修を計5日間重ね、27年度までに体制を固める。
実際に体験飛行に臨んだむつ総合病院の山崎千鶴看護師は「思ったより機内の揺れが少なかった。搬送時間の短縮が救命率の向上につながるので、しっかりと技術を身につけたい」と意気込みを語った。
指導する弘前大医学部救急・災害医学講座の浅利靖教授は「ドクターヘリの導入は難しいが、訓練した看護師でも医療レベルは確保できる」と話している。(デーリー東北新聞、2006年9月17日付より要約)
【フライトナース関連頁】
空飛ぶ天使たち(2004.6)
アメリカのフライトナース(HEM-Net、2003.11.24)
フライトナースの誇り(1999.1)
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【ドクターヘリ関連頁】
長崎県12月からドクターヘリ導入(2006.9.11)
ドクターヘリで心肺停止から生還(2006.8.31)
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(JSAS、2006.9.17)
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