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<日刊航空通信>

東名高速事故へドクターヘリ出動

 2月6日、東名高速道路の豊川〜三ヶ日間の上り線トンネル内で死亡事故が連続して発生、出動要請を受けた愛知医大のドクターヘリが11時46分に離陸、12時28分に現地へ着陸し患者1名を搬送した。一方、静岡県西部のドクターヘリは反対車線が規制されないため本線上に着陸できず、医師が患者と合流したのは事故発生からかなりの時間が経ってからであった。

 最初の事故からしばらくして渋滞の後尾で別の事故が発生し、さらにその後方でも追突による炎上死亡事故が発生したが、反対車線の規制はなく、事故処理中に反対車線は自然な事故渋滞が発生しただけだった。

 この点について聖隷三方原病院の岡田眞人院長補佐は「もしも早くから反対車線を通行止めにしていれば、最後に発生した患者さんの治療も早く開始できたのではないか。現場からの情報が関係機関に十分伝わらなかったかもしれぬが、最後の事故発生直後にはNHKのヘリコプターも飛来、現場上空から悲惨な状況を撮影していった。その間、静岡県西部のドクターヘリは基地病院でじっと待機しているだけ。かつて反対車線の規制は経済活動に支障をきたすのでできるだけやりたくないと言うことを高速道路会社から聞いたことがある。けれども人の命を大切にしない経済活動が国民に容認されるのだろうか。じっと待機しながら感じたことです」と関係機関の対応の不手際について疑問を語っている。(「日刊航空通信」2007年2月8日付より要約) 

(JSAS、2007.2.9)

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