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<読売新聞>

公的補助なしで柔軟運用

― 民間型ドクターヘリ ―

 福岡和白病院は新年度から、医師や看護師が同乗して救急患者を搬送する民間型ドクターヘリを導入する。公的補助を受けない民間独自のドクターヘリは沖縄県の2病院が運用しているが、それに続く3例目となる。去る2月14日には、同病院の屋上ヘリポートを使って試験飛行を実施した。ヘリコプターは神戸市の会社と年間1億7000万円のチャーター契約を締結した。

 この民間型ドクターヘリは、離島や僻地などの医師不足を少しでも解消しようというのが目的。主な運航範囲は壱岐、対馬など離島を含む九州北部と山口県。

 医療機関や消防などの要請に応じて出動する。運航時間は日中に限り、年間250件程度の出動を想定している。1件あたり約50万円の経費がかかるが、患者には負担を求めない。

 公的補助を受けるドクターヘリの場合、緊急性の高い重度の患者を搬送対象としているが、和白病院は症状の比較的軽い患者をはじめ、医療スタッフや機材の移動、患者の病院間転送、周産期センターへの妊婦搬送などにも使用する考え。

 和白病院の冨岡譲二・救急センター長は「公的ヘリのような夜間飛行や災害現場への着陸などはできないが、規則に縛られない柔軟な運用が可能というメリットがある。医師不足や医療機関へのアクセスの悪さに悩む地域医療に貢献したい」と話している。(読売新聞、2008年2月15日付より要約)

【関連頁】

 福岡和白病院もヘリコプター運用へ(2007.10.19)

(JSAS,2008.2.16)

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