<長崎新聞>
ドクターヘリ国道に着陸 長崎県ドクターヘリは2月25日午後、雲仙市内の国道に着陸、交通事故でけがをした男児と母親を大村市内の病院に搬送した。
この事故は同日午後0時50分頃、市内国道を走行中の軽乗用車が対向車線にはみ出し、走ってきたコンクリート圧送ポンプ車と衝突。軽乗用車に乗っていた生後9ヵ月の男児など4人がけがをしたもの。
大破した軽乗用車の後部座席で母親に抱かれていた男児は全身を強打している可能性があり、地元消防はドクターヘリの出動を要請した。現場となった国道は海沿いで、着陸に支障のある障害物が存在しないことから、パイロットは道路への直接着陸を決断。警察が道路を通行止めにしたことを確認して、車のすぐ近くに着陸。救急隊員から酸素マスクを当てられた男児を大村市内の病院に搬送した。
ヘリコプターはその後、ふたたび現場に折り返し、今度は数キロ離れた空き地まで救急車で搬送されてきた母親を乗せ、再び大村市に向けて飛び立った。あとの2人は救急車で雲仙市内の病院に搬送された。
長崎県によると、県内にはグラウンドなど約430ヵ所の着陸場所を確保しているが、事故現場から遠い場合は一般道路に着陸することもある。今回のように交通量の多い国道に降りるのは珍しいという。(長崎新聞、2008年2月26日付より要約)
雲仙市内の海沿い国道に着陸したドクターヘリ(JSAS,2008.3.3)
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