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<山陰中央新報>

医師のホイスト降下実施へ

 医師や看護師を傷病現場にヘリコプターで運び、直接降下させる「ホイスト降下」の運用について、鳥取県は鳥取大学医学部付属病院と合意し、9月26日から同病院スタッフを対象に運用を開始した。これにより、山岳地帯などヘリ着陸の困難な傷病現場で、上空から医師や看護師を直接投入し、応急処置やトリアージなどが迅速に実施できるようになった。

 ホイスト降下は、ことし7月から9月にかけ、同病院スタッフらが防災航空隊などと合同訓練をしてきたが、運用上問題がなかったことから今回の合意に至った。対象となるのは、同病院の医師6人と看護師7人の計13人。今後必要に応じて追加も考える。

 現在まで運用実績はまだないが、同隊の天野智隊長は「有事の際の救命率向上につながると期待している」と話した。

 ヘリコプターによる医師、看護師の派遣については現在、鳥取県当局と県内4病院との間で「医師同乗救急ヘリコプターの運用に関する協定」が結ばれている。6月に鳥取大医学部付属病院との間で協定一部変更を行いこれまで不可能だった医師、看護師のホイスト降下が認められた。(山陰中央新報、2008年10月4日付より要約)

(JSAS,2008.11.19)

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