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<紀伊民報>

和歌山県ドクターヘリの相互利用を検討

 和歌山県は大阪府、徳島県との間でドクターヘリの相互利用を検討中。ヘリコプターが出動や保守点検で不在の場合や、傷病者多数の事故が発生した場合の相互支援が目的。全国でも初めての試みとなる。

 和歌山県は2003年1月、和歌山県立医大にドクターヘリを配備、2007年度は379件の出動があった。ドクターヘリを持たない奈良、三重県の出動要請にも応え、2県合わせて年間10件程度出動している。

 こうした利用が増加する中、ヘリコプター不在時の要請は年間20件程度あり、課題となっていた。これまで救急車や南紀白浜空港常駐の防災ヘリの活用で対応してきたが、大阪府が今年1月からドクターヘリを導入、徳島県も8月から防災ヘリをドクターヘリとして運用を始めたため、提携を働きかけた。

 ドクターヘリの出動地域は30分以内に到着可能な半径100キロ圏内。和歌山県からは大阪府全域と徳島県南部を除くほぼ全域をカバーできる。大阪府からは紀北、徳島県からは紀中と紀南が対象になりそうだという。来年4月からの運用を目指し、運航の安全確保、搬送病院の把握、形態の違う無線対応などを調整している。

 なお、福井や鳥取など10府県で構成する関西広域連合では、ドクターヘリの広域運用を検討している。(紀伊民報、2008年11月14日付より要約)

(JSAS,2008.11.20)

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