1/200 HCM-pro JAGD DOGA
BANDAI

今回は営業さんからの「ハイコンのヤクトをカッチョ良くしてちょ」というオーダーを受け製作したヴィネット仕上げのHCMであります
基本的にHCMはいじって何ぼ、とは思っているのだがマスプロダクツの商品なりの作り込みのされた商品ということで
必要最小限のディティールアップと彩色、マーキングを施す程度の簡単仕上げで製作している
ネオジオンと連邦(ロンドベル)によるアクシズをめぐる攻防の最中のワンシーンというのが今回のイメージ
あくまでもヤクトドーガを引き立てるためのベースということで
小惑星(アクシズ)の岩肌、人工構造物といった最低限の『記号』のみを入れ込むことで表現している
本来的には岩肌の表現や人工構造物によるイガイガ感をもっと盛り込むとよりそれらしくはなるのだが
そうした作り込みはまた別の機会に・・・ということで
実際の製作については、市販のデコパージュの上にプラ版の箱組みで人工構造物と平面形のアウトラインを作り
岩肌の部分には発泡スチロールで大まかな地形を作った後に速乾性のセメントをやや硬めに溶き、手早く発泡の表面に擦り付けていく
硬めに溶く意味はゆるめだと流れてしまうという点と硬化後の表面がなだらかになるのを防ぐという点への対処
セメント擦り付け後一晩ほったらかして完全に硬化した後に塗装する
今回は完全に地形を作り上げた後に塗装に入っているが
人工構造物に軍艦色2(クレオス C32)を吹き付け
岩肌部分にはジッポオイルで薄めたフラットブラック(タミヤ・エナメル FX1)を重ね塗りしていく
セメント表面に塗料が染み込んでいくが、重ね塗りを繰り返すことで表面の凹凸に従い塗色の濃淡が生じるので
陰になる部分に重ね塗り回数を増やすとコントラストがハッキリしてくる
メインであるヤクトドーガも営業活動のお手伝いという役割上、過度に手を入れるというような作業はおこなっていない
専用マークは商品の初回限定版に同梱されているデカールを使用し、各種注意書き系のマーキングは市販のデカールを用いている
工程としてはポイントを絞ってW社のディティールアップパーツを使用し
細部の塗装を加えた後にデカールを貼り付けトップコート(光沢 B513)を吹き付けマークを固定する
完全に乾燥した後にフラットブラウン(タミヤ・エナメル XF10)をジッポオイルで薄めたものでスミ入れを行い
これまた完全に乾いた後に2度目のトップコートを吹き付ける
1/200という小スケールということでメリハリをつけるために過度にならない程度にスモークグレー(クレオス C101)で影付けを行う
黄色の部分はハイライト効果を狙いクリアーイエロー(クレオス C48)を
ノズル周りは焼け表現で黒鉄色(クレオス C28)を吹いた上からクリアーイエロー、クリアーオレンジ(クレオス C49)を軽く吹き付ける
最後に全体のツヤ調整で3度目のトップコートを吹き付け完全乾燥まで放置
トップコートの場合つい吹きすぎて塗料溜りが出来たり、と失敗の経験を持つ人も多いと思う
缶スプレーの場合は1発で仕上げようと思わず吹き付け〜乾燥〜吹き付け・・・を繰り返すとヨロシイ
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HCMの場合完全に
パーツ単位までバラす
ことは難しい
リペイントする場合は
とりあえずバラせる
最小単位を見極め
ブロック毎に仕上げる
という方法になる
今回は成型色イキ
ということで
ゲート跡の再処理を中心
とした整形を第一に
仕上げてある
今回はヴィネットという
ことでポーズを固定した
訳だが、パーツをバラす
前に弄り回してある程度
ポーズを検討しておく |
仕上げ段階でスモーク
グレイを吹き付け意図的
に明暗を表現するという
ことで、どの辺りに影を
さすかというのは最初の
ポーズ決めの段階で
イメージしておくと
ある程度違和感を防ぐ
ことができる
スモークグレイはエア
ブラシで軽くかけていく
訳だが、これも先述の
トップコート同様に
吹き過ぎてしまうきらい
がある
やはり軽く拭きつけ
乾燥した後に重ね吹きし
その都度仕上がり具合を
確認しながら不足を補う
くらいの気分で吹く |
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成型色の樹脂っぽいツヤもトップコートをかけるだけでかなり雰囲気が変わる
いわゆる簡単フィニッシュということになるのだが
手間はかければかけるほど仕上がりの雰囲気は変わってくる
今回は営業支援ということで製作した関係もあり、あくまでも「製品」を見せることが目的になるのだが
ガチで作る合間にこういう仕上げでまとめるというのも思考の活性化には良いかもしれない