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◆老子小話from有無  no-27

 

善人者、不善人之師、

不善人者、善人之資。

<第二十七章>

 

善人は不善人の師、不善人は善人の資なり。

 

善人は、不善人の師となり、

不善人は、善人の助けとなる。

 

資とは、宝物(もとで)であり、(もとでを与えて)助けること。

老子は、そもそも善と不善の境界はないといっているので、

善人、不善人の表現自体が矛盾するように見える。

これは世にいうところの善人、不善人であろう。

善人は、不善人の手本となるように、人としてのあるべき姿

を見せている。

では、不善人は役立たずかというとそうではなく、善人の

助けになっている。

何故なら、不善人の言動や行動が、善人に「この世の中は

善人だけでない」ということを教えてくれる。

不善人を見て、己の善不善を知るからである。

善が陽なら、不善は陰であり、陰を見て、己の陽を知るのと

同じである。

光の下で、善・不善が互いを補って、世を成している感覚が

大切だろう。 全くの善人も全くの不善人もこの世にいない。

善と不善の差は紙一重で、境界を設けること自体が愚かなこと

ではないか。

善・不善を分けている境界を取り除き、万物ことごとく師であると

ともに資であることを悟ることが、一なる道への回帰といえる。

 

 

雑談:

今回は、ひろよんさんが主催されている老荘の月例勉強会の

お知らせです。大阪の豊中市で10年以上も続けられています。

老荘の思想は、ゆっくり時間をかけて何度も読まれるのが一番

合っているので、恰好の勉強会ですね。

関西タオイズム研究会

http://roso.tripod.co.jp/

のサイトに、ご案内がでています。

お近くに在住の読者の方で、ご興味をもたれた方は、是非ご参加

ください。

また読者の方で、老荘関連の情報をお持ちで、本欄でご紹介希望

の方は是非ご連絡ください。

 

 

有無相生

 

email: mailto:ancoromochi@ba.wakwak.com

 

HP有無相生の世界:

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